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よりタイムリーな情報提供と読者との双方向性強化を目指し、赤穂民報は4月1日よりウェブサイトを開設します。
本紙発行日の土曜日にこだわらず、事件・事故、まちの出来事など速報ニュースを随時アップ。登録制のメール会員になれば、速報ニュースが携帯電話やパソコンにメール配信されます。より詳しい記事は土曜日の本紙面に掲載します。
開催中あるいはこれから開催予定のイベント・行事をカレンダー形式で見やすくまとめ、実際の紙面(PDF)も閲覧できるほか、携帯電話版サイトも同時開設。赤穂のニュース、出来事をタイムリーにチェックしていただけます。
気になる話題についての世論傾向を読者投票で示す「あこうリサーチ」や本紙への情報提供・取材依頼窓口を設置。今後もさらに機能を充実させてまいります。
ことし11月で創刊40周年を迎える赤穂民報を本紙、ホームページともどもご愛読いただきますよう、よろしくお願いします。
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尾崎の水路で見つかったヘラブナの大量死について原因を調査していた県の各部局は19日、「酸欠が原因である可能性が高い」との見方を示した。最高気温が20度近くまで上昇した3月12日の翌日にフナの異状が見つかっていることなどから、「急激な気温上昇によって水中の酸素量が減少したのではないか」と推測している。
フナの死がいを検査した上郡農林水産振興事務所水産漁港課によると、「外見にただれなどが見られず、病死の可能性は低い」という。一方、環境課が行った水質検査では、水質に異状はなく、「酸素量が通常より少なかった」ことがわかった。
両課の話を総合すると、「急激に気温が上昇したことで水中の酸素量が減少し、フナが酸欠になったのではないか」とみられる。
県と市は15日にフナの死がいを回収。犠牲になったフナは約170キロに上った。メダカなどフナ以外の魚には被害はなかったらしい。(写真は酸欠死とみられるフナの回収作業)
3月13日午後1時45分ごろ、赤穂市尾崎の水路で魚が大量に浮かんでいるのを近くの人が見つけ、市農林水産課に通報した。市と県で原因を調べている。
現場は赤穂海浜公園西側の道路と畑の間を南北に流れる排水路。オートキャンプ場の入口近くを中心に南北約400㍍にわたって魚が無数に浮いていた。
浮いていた魚はすべてフナでその数は目視できたものだけでも150匹以上。完全に死んでいるものよりも瀕死の状態の方が目につく。北側約200㍍の区間では水面に油膜が見えた。キャンプ場職員によると、12日までは特に異状はなかったらしい。
通報を受けた同課が13日夕方に現場を視察したが原因はわからず、翌朝から市と県の各関係職員約10人が順次現地調査。魚と水を採取するとともに、油の拡散を防ぐためのオイルフェンスを設置した。
県環境課が現場で行った水のペーハー検査では「中性で特に異状なし」。油膜については「手触りがあまりべたつかず、匂いも強くないので機械油ではないのでは」との見方を示した。また、メダカは元気に泳いでいることがわかった。
採取した水は同日中に龍野健康福祉事務所で詳しく検査。フナの検体は17日(月)に県水産技術センターへ送られ、死因などを調べる。いずれも結果が出るまで数日かかる見込み。また、フナの死がいは15日(土)から回収する。
現場の水路は、塩田水尾がそのまま排水路として使われているもの。北側は溝幅約3㍍で道路と畑に挟まれ、キャンプ場に隣接する南側は幅約20㍍。流れはほとんどなく、動力ポンプを使って海に強制排水している。
市農林水産課は「原因がわかるまではポンプ排水をストップする」と話している。(写真上はフナの大量瀕死が見つかった尾崎の水路。同下左は魚の死がいを確認する県職員。同下右はオイルフェンスを設置する市職員)
大石内蔵助をはじめ当時の藩士らの名前などが記された赤穂浅野家「分限帳」の一般公開が市立歴史博物館で14日から始まった。扉と巻末に内蔵助の落款である「可笑」印が押されていることから市教委は「内蔵助が作成、所持していた可能性も考えられる」と引き続き調査研究を進める。
分限帳は家臣の禄高、役職、名前などを記載した当時の“職員名簿”。同家のものでは国立国会図書館蔵の「浅野家分限期」など数点が見つかっている。
今回公開されているのは昨年7月に市教委が入手した縦24㌢、横17・3㌢、厚さ1・5㌢の袋とじ冊子で100㌻。後世に外表紙を製本したものとみられ、虫食いの修復跡はあるものの保存状態は良好。平成18年7月に東京であった骨とう品の入札会に出品されているのを市が見つけ、古美術商を介して55万円で購入した。出品者、由来は不詳。
扉中央に「浅野家分限目録」の文字と「可笑」の朱文方印(22㍉角)、右上に元の所有者とみられる「宮地」の判が押されている。1枚めくったところから始まる本文は「千五百石 大石内蔵助」を筆頭に家臣など495人の禄高や役職、名前が身分の高い順に列記され、討ち入り後の義士たちを治療した藩医・寺井玄渓の名も。巻末のページにも扉と同じ落款を朱印している。
市教委によると本文中に義士47人中38人が登場。全員の名前の上部に丸印が朱筆されている。これらは「後世に書き加えられたもの」(市教委)とみられ、志半ばで病死した矢頭長助にも同じ印。討ち入り前に自刃した萱野三平には「△」の印がついている。当時、家臣ではなかった不破数右衛門や足軽だった寺坂吉右衛門、それに家督相続しなかった義士計9人の名前は載っていない。
国会図書館蔵の分限記では「五拾石」と誤記されている堀部弥兵衛の隠居料が正しい「弐拾石」と記載され、小野寺十内はこれまでの史料には見られない「小野寺作之進」と表記している。
年代は書かれていないが、堀部弥兵衛の隠居が認められたのが元禄10年(1697)であることから、「その年からお家断絶となった元禄14年までの間に作成」とみてよい。
内蔵助の筆跡に詳しい東京都西多摩郡の義士研究家、佐藤誠氏は「大石が切腹前に幕府に提出した『親類書』の筆跡に似ている」と分析。ただし、「親類書」は一説には原惣右衛門の代筆とも言われている。また、同氏は「宮地」の判について、「赤穂森家に同姓の家臣があり、それとの関連が気になる」と話している。
市教委は落款や筆跡を重点に今後鑑定を進める予定。「内蔵助のものでないとしても、内容的に第一級の史料。詳細に解読し、歴史研究に役立てたい」と話している。
6月25日(水)まで2階展示フロアで公開。午前9時半~午後5時、火曜休館。入館料は大人200円、小・中学生100円。℡43・4600。(写真は一般公開が始まった「浅野家分限目録」)
■赤穂市立歴史博物館
http://www2.memenet.or.jp/~akoharm/rekishi/index.htm
かつて赤穂の一大産業だった「塩づくり」を道具やパネル展示で紹介する「赤穂の塩業展~塩田と塩とくらし~」が御崎の赤穂市立海洋科学館(掃部毅館長)で3月22日(土)から始まる。市指定有形文化財の「東浜・西浜塩田絵図」(2点、いずれも100㌢×109㌢)を特別公開。所蔵する市教委によると、「2枚同時公開は初めて」で注目が集まる。
絵図はもともと、西浜塩田最大の塩業者だった柴原家が所蔵していたもので、真光寺を経て平成11年に市に寄贈された。慶応元年(1865)の年号が記されており、「東浜塩田が最も拡張された幕末期の状態を知ることができる貴重な史料」として同18年、他の史料と一括で市有形文化財の指定を受けた。
一筆ずつ整然と並ぶ塩田区画のほか、かん水を煮詰める「釜上げ」を行っていた釜屋、海に浮かぶ塩廻船なども描かれ、地続きになった唐船島も見える。
平成2年に歴史博物館であった開館1周年記念展「古絵図に描かれた近世の赤穂」では西浜絵図のみ展示。東浜絵図は初公開という。
企画展では、入浜式塩田を中心に「万鍬」「潮掛杓」など道具類も展示。「塩叺」「担桶」には実際に塩や水を入れ、作業の大変さを体感できる。塩田の様子を振り返る写真、塩の知識をまとめた資料などパネル約70点を並べ、当時の塩づくりを再現したDVDも放映する。
同館は「塩を神様と同じくらい大切に扱ってきた先人の苦労や努力を知ってもらえれば」と見学を呼びかけている。
5月6日(火・祝)まで。午前9時半~午後4時半。火曜休館(祝日の場合は翌日。ただし4月30日は開館)。入館料は大人200円、小・中学生100円。問合せは同館℡43・4192。
企画展に合わせて次の講演がある。いずれも午前11時から1時間。
▽3月29日(土)=「塩あれこれ」日本塩業研究会会員・西畑俊昭氏(相生高教諭)
▽5月4日(日)=「赤穂と塩づくり」赤穂化成顧問・横山嘉人氏。(写真は初めて2点同時に公開される「東浜・西浜塩田絵図」)
■赤穂市立海洋科学館
http://www2.memenet.or.jp/~akoharm/marine/
赤穂観光協会は市内観光6施設の入場料が3割以上安くなる「赤穂観光パスポート・通りゃんせ」を3月20日(木・祝)から発売する。
1枚1000円。これ1枚で▽花岳寺▽大石神社▽歴史博物館▽田淵記念館▽民俗資料館▽海洋科学館に各1回入場できる(特別展の場合は要別途料金)。6施設の入場料合計は通常1520円なので3割以上もお得。
赤穂城と対象施設の写真をあしらった縦約7㌢、横10㌢の手札サイズ。裏面のスタンプ欄に6施設すべての入場印が揃うと義士にちなんだ記念品がもらえる。
有効期限は購入日から1年間。同協会は「一度の来穂で回りきれなければ二度、三度とお越しを」とリピーター増にも期待している。
赤穂観光情報センター(JR播州赤穂駅2階)と市立施設4館、市内の旅館・ホテルで販売。問合せは同協会℡42・2602まで。(写真は20日から発売される観光パスポート・通りゃんせ)
■社団法人赤穂観光協会
http://www.ako-kankou.jp/
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