2008年3月15日 (土)

22日から「赤穂の塩業展」

20080315kaiyo3  かつて赤穂の一大産業だった「塩づくり」を道具やパネル展示で紹介する「赤穂の塩業展~塩田と塩とくらし~」が御崎の赤穂市立海洋科学館(掃部毅館長)で3月22日(土)から始まる。市指定有形文化財の「東浜・西浜塩田絵図」(2点、いずれも100㌢×109㌢)を特別公開。所蔵する市教委によると、「2枚同時公開は初めて」で注目が集まる。
 絵図はもともと、西浜塩田最大の塩業者だった柴原家が所蔵していたもので、真光寺を経て平成11年に市に寄贈された。慶応元年(1865)の年号が記されており、「東浜塩田が最も拡張された幕末期の状態を知ることができる貴重な史料」として同18年、他の史料と一括で市有形文化財の指定を受けた。
 一筆ずつ整然と並ぶ塩田区画のほか、かん水を煮詰める「釜上げ」を行っていた釜屋、海に浮かぶ塩廻船なども描かれ、地続きになった唐船島も見える。
 平成2年に歴史博物館であった開館1周年記念展「古絵図に描かれた近世の赤穂」では西浜絵図のみ展示。東浜絵図は初公開という。
 企画展では、入浜式塩田を中心に「万鍬」「潮掛杓」など道具類も展示。「塩叺」「担桶」には実際に塩や水を入れ、作業の大変さを体感できる。塩田の様子を振り返る写真、塩の知識をまとめた資料などパネル約70点を並べ、当時の塩づくりを再現したDVDも放映する。
 同館は「塩を神様と同じくらい大切に扱ってきた先人の苦労や努力を知ってもらえれば」と見学を呼びかけている。
 5月6日(火・祝)まで。午前9時半~午後4時半。火曜休館(祝日の場合は翌日。ただし4月30日は開館)。入館料は大人200円、小・中学生100円。問合せは同館℡43・4192。
 企画展に合わせて次の講演がある。いずれも午前11時から1時間。
 ▽3月29日(土)=「塩あれこれ」日本塩業研究会会員・西畑俊昭氏(相生高教諭)
 ▽5月4日(日)=「赤穂と塩づくり」赤穂化成顧問・横山嘉人氏。(写真は初めて2点同時に公開される「東浜・西浜塩田絵図」)
■赤穂市立海洋科学館
http://www2.memenet.or.jp/~akoharm/marine/

匠の技を和船模型で紹介

20080315minato  和船づくり一筋に歩む名工の技を模型と資料で紹介する企画展「湊隆司と坂越船祭り」が旧坂越浦会所で開かれている。主催の「坂越まち並みを創る会」は「坂越が誇る湊さんの技術をじっくり見てもらえれば」と鑑賞を呼びかけている。6月23日(月)まで。入場無料。
 市選定保存技術保持者の船大工・湊隆司さん(80)による船の模型8点。
 坂越の「船渡御祭」に登場する祭礼船、赤穂城二之丸庭園の錦帯池に浮かぶ屋形船などいずれも過去に湊さんが造った和船を5~10分の1に縮尺したミニチュアで、うち5艘は今展のために制作した。模型とはいえ構造と材質は実物と同じで、船づくりに命をかける湊さんの魂がこもっている。
  船の設計図を書いた「板図」、愛用の大工道具など関連資料70点余りも展示。匠の伝統技術をうかがえる内容となっている。
 傘寿になった今も午前8時には必ず仕事場に立つという湊さん。「みなさんのおかげでこのような展示をしてもらってありがたい」と感謝を表しつつ、「まだまだ船を作り続けたい」と“生涯現役”を宣言していた。
 午前10時~午後4時、火曜と祝日の翌日は休館。問合せは旧坂越浦会所℡48・7755。(写真は開催中の企画展と湊隆司さん)
■旧坂越浦会所
http://www2.memenet.or.jp/~akoharm/sakoshi/index.htm

赤穂高吹奏楽部の定演

 一年間の集大成として、赤穂高吹奏楽部(満本将廣顧問)は第37回定期演奏会を3月20日(木・祝)に市文化会館(ハーモニーホール)で行う。
 曲目は「SEDONA」「千の風になって」など全10曲。企画、運営、進行も生徒が行う。
 大ホールで午後1時半開場、同2時開演。入場無料。

バイオリン教室発表会

 「ハーモニーヴァイオリンアンサンブル教室」の第6回発表会が3月22日(土)に赤穂市文化会館で開かれる。
 赤穂ゆかりのバイオリン奏者、樫本大進氏寄贈の楽器で学んだ第6期生10人が「キラキラ星変奏曲」「ちょうちょ」などを演奏する。
 大ホールで午後2時開演。OB生有志との合奏、姫路交響楽団有志の賛助出演もある。入場無料。

市役所食堂で新鋭芸術家展

 ジャンルを超えて若手作家が集う芸術家集団「blanc」の第3回展が赤穂市役所地下の庁内食堂「mama kitchen」で開かれている。
 現代アート、墨絵、写真など6人が15点を展示。
 3月31日(月)まで。午前8時~午後3時。土日休み。出品者は次のみなさん。
 ▽リコ▽TAKE▽安藤幸枝▽谷池拓哉▽高見文代▽木村聴風

師弟でクラシックコンサート

 ピアノ教室の講師と生徒による「きまぐれコンサート―牟禮美保・村田尚美となかまたち」が3月28日(金)、赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で開かれる。
 赤穂、相生でそれぞれピアノを教える村田さんと牟禮さんが教え子たち5人と出演。ドビュッシー、シューベルトなどクラシック曲をピアノとフルートで演奏する。
 小ホールで午後7時開演。入場無料。その他の出演は次のみなさん。敬称略。
 ▽大下あづさ▽小松原章子▽島津千夏▽村田朋子▽牟禮聖貴

メイプル写友会グループ展

20080315maple  写真サークル「メイプル写友会」(野村勝美会長)の第11回グループ写真展が赤穂市立図書館で3月21日(金)から開かれる。
 「雲」をテーマに会員13人が出品。自由作品を含めて約70点が並ぶ。
 1階ギャラリーで午前10時~午後6時。初日は午後1時から、最終日は午後4時まで。出品者は次のみなさん。敬称略。
 ▽大崎徹▽入潮泰正▽田中俊一▽中野利広▽野村勝美▽野村博子▽氷室智▽萩原敏弘▽浜本陸志▽藤田勝己▽松川町江▽矢間直美▽矢野博之。(写真は出品作の一つ)

2008年3月 8日 (土)

気品薫る螺鈿と蒔絵展

20080308tabuchi3  数々の美術工芸品を所蔵する御崎の赤穂市立田淵記念館(萬代良文館長)でこのほど春の展示替えがあり、きらびやかな装飾を凝らした逸品が披露されている。
 「螺鈿のキラメキ 蒔絵の輝き」と題し、田淵家が藩主の接待や婚礼に使った道具など豪奢な中にも気品を漂わせる23点を紹介している。
 赤穂ゆかりの日本画家、鈴木百年・松年の作品展と合わせて4月14日(月)まで。また、「仲春~晩春の茶道具取り合わせ」は4月21日(月)まで展示する。
 午前9時半~午後5時。火曜休館。入館料は大人200円、小人100円。問合せは℡42・0520。(写真は展示品の一つ「梨地菊唐草紋蒔絵鏡台」=江戸後期)
■赤穂市立美術工芸館・田淵記念館のホームページ
http://www2.memenet.or.jp/~akoharm/tabuchi/index.htm

4人共同で工芸展

20080308minzoku3  自然素材を用いた趣味の手作り工芸品を赤穂市内の4人が出品している「茅・木工・竹細工展」が市立民俗資料館で開催されている。
 出品者は吉田智さん(77)=新田=、上山長一さん(78)=有年=、谷本昌己さん(78)=同=、三輪正力さん(70)=坂越=。
 上山さんは300以上の部品を半年かけて組み上げた五重塔など木工芸品、吉田さんは風合い豊かな竹細工、谷本さんと三輪さんは昔懐かしい茅葺き民家のミニチュアを出品している。
 展示作品は合計約150点。どれも精巧で、作り手の粘り強さを感じさせる労作。岡山県玉野市から来館した佐藤律子さん(60)は「これが手作りとは思えない」とまじまじと見入っていた。
 3月31日まで開催。なお、2階では4月7日まで「おひなさま展」を開催中。桜茶のサービス、幼児以下にひなあられのプレゼントがある(いずれも先着200人)。
 午前9時半~午後5時。火曜休館。入館料は大人100円、小中学生50円(ココロンカード持参で無料)。問合せは同館℡42・1361。(写真は民俗資料館で開催中の作品展)
■赤穂市立民俗資料館のホームページ
http://www2.memenet.or.jp/~akoharm/minzoku/index.htm

障害持つ人たちの力作展示

20080301sakuhinten  就労訓練の一環で陶芸活動に励む障害者たちがこれまでの成果を発表する作品展が3月14日(金)から赤穂市立図書館で開かれる。
 出品するのは、赤穂精華園などの利用者14人。NPO法人「ゆめ空港」が独立行政法人福祉医療機構の障害者支援事業として、加里屋の工房で週3回開いている陶芸教室に昨年5月から月2回のペースで参加。最初は土をこねることも難しかったが、今ではコップや皿など簡単なものなら一人で作れるようになった。
 技術指導者の一人、有年外志子さん(58)=元沖町=は「最初のころよりも表情が豊かになり、目が輝くようになった」と参加者の変化に注目する。
 障害者の中には、周囲のサポートが逆に本人の自立を妨げてしまっている場合もあるといい、「自分の力でできることがある―と少しずつ自信が積み重なっているように感じます」。
 「土をひねるだけでなく、品物を箱に入れたり、並べたりなど活動のすべてが就業訓練」と有年さん。「ここでの体験が自立支援につながれば。彼らの努力の跡をぜひ見てほしい」と話している。
 作品展は1階ギャラリーで16日(日)まで。(写真は出品作を制作する赤穂精華園のみなさん)

「グループ四季彩」第1回展

 絵画サークル「グループ四季彩」の第1回作品展が赤穂市立図書館ギャラリーで3月9日(日)まで開かれている。
 市美術協会顧問の田中繁雄さん(75)に指導を受ける絵画サークル。絵画歴2年から15年の6人が油絵を中心に約40点を展示している。
 出品者は次のみなさん。
 ▽福田洋三▽久保純一▽三宅由美▽目崎徳子▽長野サチ子▽前田正代▽田中繁雄(賛助出品)

第6回しおかぜコンサート

 関西福祉大学吹奏楽部の「第6回しおかぜコンサート」が3月9日(日)、赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で行われる。
 大ホールで午後1時半開場、同2時開演。チケットは500円で好評発売中。問合せは主催の同部OB会℡080・6142・4527。

上郡町書道会が第9回展

 上郡町書道会(塚本義勝会長)は第9回会員展を同町生涯学習支援センターで開いている。
 会員20人が日ごろの研さんで培った技から生まれた作品を出品。観賞を呼びかけている。
 12日(水)まで。1階ロビーで午前9時~午後5時(最終日は3時終了)。10日(月)は休館。問合せは塚本会長℡52・2161。

2008年3月 1日 (土)

市民手作りでオペラ上演

20080301karumen  地域の文化芸術を育もうと、オーディションで選ばれた市民らが演じるオペラ「カルメン」が3月2日(日)、相生市民会館で上演される。赤穂からも4人が出演。スタッフ、出演者総勢約70人が力を合わせる感動のステージがいよいよ幕を開ける。
 相生では、平成11年に関西歌劇団理事のオペラ歌手、井上敏典氏の指導の下、市民有志の「MSA(ミュージックセミナー・イン・アイオイ)混声合唱団」が発足。翌年に市合唱連盟が企画したオペラ「椿姫」の合唱パートを務めた。
 3年後にも「カルメン」を公演したが、主要な役柄はプロの声楽家。「合唱パートだけでなく、ソリスト(独奏者)も市民による真の手作りオペラを」との声が一層高まったことから、同連盟が18年夏に出演者を公募した。
 オーディションで選ばれたのは相生、姫路、加古川などの会社員、学生ら10人。うち2人は5年前の「カルメン」で合唱パートだった当時中学生のメンバー。まいた種は芽吹いていた。
 月2回の練習を続け、昨年3月に歌唱のみのハイライト公演を成功。手ごたえをつかんだメンバーらは本公演に向けて歌唱力を磨きつつ、7月からは演技練習も開始。井上氏の情熱あふれる指導で、「役になりきれる雰囲気」も出てきた。
 本公演の衣装は演者が自前で用意。裁縫が得意な人は生地から縫い上げた。背景画など大道具、小道具だけでなく、当日の照明や音響も市民スタッフが担当するなど、まさに“手作り”のステージだ。
 第4幕まで約2時間のステージ。赤穂市民合唱団の常任指揮者、伊藤敏博さん(42)=南野中=は重厚な演技が求められる最終幕のドン・ホセ役を演じる。オーケストラパートを担当するのは加里屋のピアニスト、和田晶さん。合唱団でも坂越の女性2人が舞台に立つ。
 公演を企画した同連盟の澁谷裕吉理事長(65)は「最初は曲がっていた背筋がピンと伸びてきた」とメンバーの成長を認める。「ソリストの演技はもちろん、女工や街の男たちなど合唱パートの動きにも注目してほしい」と全員の活躍に期待を寄せる。
 約500人収容の大ホールで午後1時半開場、同2時開演。入場無料。問合せは相生市教委生涯学習課℡23・7144。(写真は公演直前のリハーサルを行う出演者)

女性だけの絵画作品展

 女性だけの絵画作品を集めた「第20回女・女・女展」が赤穂市文化会館(ハーモニーホール)展示室で2日(日)まで開かれている。
 会員26人が力作を出品。午前9時~午後5時(最終日は午後3時終了)。
 また、赤穂市民病院1階ロビーでも3日(月)からロビー展を開く。
 出品者は次のみなさん。敬称略。
 ▽赤松澄子▽河村ちづる▽川本光紗▽木谷道枝▽佐竹寿子▽千崎悦子▽茶谷京子▽辻本恵子▽堂本たみ子▽中山絹代▽鍋島真由美▽新田伊都子▽根来貞美▽橋本美由紀▽長谷部君子▽浜田智美子▽濱野伊智子▽干飯政美▽本多芙佐子▽松本三千代▽三宅千恵子▽三宅由美▽室井美音子▽安則つね代▽矢野よね子▽鷲尾さえ子。

市音楽協会の新人演奏会

 赤穂市音楽協会(関博会長)の第23回新人演奏会が3月1日(土)、市文化会館(ハーモニーホール)で開かれる。
 小ホールで午後1時開場、同2時開演。チケットは大人1000円、高校生以下500円で当日券あり。
 出演は次のみなさん。
 ▽前田真由弓▽村田恵子▽牟禮聖貴▽山﨑祥▽島津千夏▽赤穂中学校吹奏楽部▽赤穂市吹奏楽団

2008年2月23日 (土)

農業テーマ児童絵画展

 農作業や農作物を題材にした「第7回『農』絵画コンクール」の作品展示会が2月26日(火)~29日(金)、赤穂市役所で開かれる。
 NOSAI兵庫が県下の小学3・4年生を対象に実施。豊かな自然や美しい景観を描いた作品約3300点が寄せられた。展示会ではそのうち、赤穂市内の児童による作品147点を紹介する。
 1階エントランスホールで午前8時半~午後5時15分(最終日は4時まで)。

2008年2月16日 (土)

24日、市児童合唱団が定期演奏会

20080216gassyodan  赤穂市児童合唱団(西原賢団長)の定期演奏会が2月24日(日)、市文化会館(ハーモニーホール)で行われる。全団員が出演するオペレッタは初めて和物に挑戦。舞台衣装をつけて稽古するなど、本番に向けて熱が入っている。
 今回で32回目。豪・ロッキングハム市との姉妹都市10周年を記念し、サブタイトルは「オーストラリアとわたしたち」。現地の歌を英語で合唱するほか、オリジナル曲「みんなで歩こう赤穂~唐船山をめざして~」など9曲を披露する。
 公演のメインを飾るオペレッタは「つるのおんがえし」。台詞や振り付けを団員が考え、昨年のうちから歌と踊りのレッスンに励んできた。
 安部智子副団長(50)は「例年とは一味違うオペレッタになりそう」と子どもたちの演技に期待を寄せている。
 入場無料。小ホールで午後1時半開場、同2時開演。(写真は定期演奏会に向けて練習する赤穂市児童合唱団のみなさん)

2008年2月 9日 (土)

華道50年の集大成

20080209hagiwara  入門50年の節目を迎える華道家がこれまで培った技芸の集大成を披露する作品展を2月9日(土)・10日(日)、赤穂ロイヤルホテルで開催する。
 嵯峨御流の総司所教授、萩原茂洲さん(69)=木生谷、本名・茂=。高校を卒業後、同級生の父の勧めで華道教室を見学したのをきっかけに20歳で入門した。
 「知れば知るほど奥深い」華道の深遠さにひかれて38歳で上洛。家元の下で修業し、流派の指導を許される講師資格を取得した。これまでに教えた弟子は赤穂市内だけでも100人を下らない。
 「花が持つ自然な美しさをそのまま活かしたい」と花材はなるべく野山に育った天然の草木を用いる。水揚げの手法や花器への強いこだわりも「花を生かす」との信念があるからだ。
 4度目となる個展は「嵯峨御流・萩原茂洲と社中展」と題し、マツやウメなど早春にふさわしい生け花を展示。弟子たちの作品を合わせて約30点が並ぶ。
 午前10時~午後6時。同ホテル℡42・1001。(写真は華道50年を記念して作品展を開く萩原茂洲さん)

赤穂ゆかりの絵画18点寄贈

20080209sanninten  赤穂市立図書館ギャラリーで3日まで「郷土の仲間三人展」を開いた神戸市垂水区の木村佐依子さん(73)、東京都東大和市の大田幸作さん(73)、赤穂市加里屋の田中繁雄さん(75)の3人が「展示会成功の感謝」として各自の作品を市に寄贈することになった。
 3人は10代のころ、ともに赤穂で青春時代を過ごした絵描き仲間。12年前に赤穂であった大田さんの個展で約50年ぶりに再会したのが縁で、今回共同で作品展を開いた。
 4日間で1000人を超える来場者。同級生も多く訪れ、会場のあちこちで思い出話の輪ができた。
 「若いころの仲間はいいもんです」と田中さん。木村さんは「たくさんの人がじっくり作品を見てくれた」と感激し、大田さんは「また創作意欲が湧いてきた」と刺激を受けた。
 「赤穂にゆかりのある作品を」と、木村さんは春の赤穂御崎を描いた「桜」、大田さんは御崎・東海地区の「池のある風景」など16点、そして田中さんは「千種川河口」をそれぞれ寄贈。市は「郷土ゆかりの画家コレクションの中に加え、市民に紹介する機会を設けたい」と話している。(写真は三人展を記念して市に作品を寄贈する=右から=大田さん、田中さん、木村さん)

ふれあい作品展、13日まで

20080209tenji  市内小中学校の特別支援学級の児童生徒66人が絵画、工作などを出品する「第22回ふれあい作品展」が赤穂市立図書館で2月13日(木)まで開かれている。
 この作品展を目標に一年間準備してきたという力作揃い。素直な感性を表現した約150点が並んでいる。

特別支援学校の作品展

 県立赤穂特別支援学校の第28回作品展が市民会館で開かれている。
 児童、生徒の文化作品約200点を展示。一部販売も行う。
 10日(日)まで。大会議室で午前9時~午後5時(最終日は3時半終了)。毎年好評のPTAバザーは10日に開催。問合せは同校℡43・9266。

今年も熱演、有年小6年生の創作劇

20080209une  郷土民話を基に6年生児童が台本を作った創作劇「有年物語」が有年小学校(山崎雅人校長)でこのほど上演された。
 地域学習の一環で、今年で3年目。6年生にとって卒業前の記念行事になりつつある。
 今年も2学期中から同級生12人が力を合わせて大道具、小道具づくり。年明けからは毎日のように稽古に励んだ。下級生も舞台の背景画を描くなど手伝った。
 シナリオは先輩たちが残したものを改訂。地元に伝わる民話の中から「なまず峠」「ありなし山」「灰の縄ない」の3つを組み合わせ、「思いやりと助け合い」をテーマに約1時間半の芝居に仕立てた。
 会場の体育館には地域の人たちも来場。下級生児童と合わせて約140人が舞台に注目した。
 いとこの演技を見に来た大町の山本直美さん(35)は「有年の歴史が良くわかりました」と熱演に拍手。「灰の縄ない」で主演した山本晴生君(12)は「思ったよりもお客さんが多くて足が震えた。でも練習以上にできた」と達成感を話していた。(写真は6年生児童が熱演した有年小の創作劇)

2008年2月 2日 (土)

園児らかわいいお茶会

20080202otyakai  日本の伝統文化や礼儀作法を学んでもらおうと、赤穂幼稚園(金谷公子園長)で1月29日と30日、年長組園児51人を対象に「親子お茶会教室」が行われた。
 昨年6月から上仮屋南の榊一代さん(82)を講師に招き、道具の名称や茶碗の運び方などを6回に分けて学習。締めくくりとして保護者の前でお点前を披露しようと参観日に合わせて実施した。
 茶碗は2カ月前の親子陶芸体験で作ったもの。園児らはきちんと正座し、足のしびれを我慢しながら茶せんを細かく動かした。
 朝日花純ちゃん(6)は「練習したことを覚えていた」と丁寧な所作。母の真奈美さん(29)は「一つひとつの動きがかわいらしい」と子どもの仕草に目を細めていた。
 城西幼稚園(清水英子園長)でもこのほど「新年お茶会」を開催。年長組の54人が園児同士でお茶を出し合った。(写真は行儀よくお茶を点てる園児たち)

3日、和太鼓のつどい

 西播磨各地の和楽器グループが演奏する「和太鼓のつどい~新たなる挑戦~」が2月3日(日)、赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で開催される。
 「権現やんちゃ太鼓」が誕生して15年目の赤穂精華園が近隣の学校やサークルに声をかけ、6団体が出演。日頃練習している曲目を力いっぱい演奏する。
 小ホールで午後1時20分開演。入場無料。出演団体は次のとおり。
 ▽西はりま特別支援学校▽新龍太鼓▽琴伝流大正琴「琴麗会」▽上郡高校和太鼓部「椿」▽和太鼓集団「倭音」▽赤穂精華園「権現やんちゃ太鼓」。

2008年1月26日 (土)

“郷土の仲間”が3人展

20080126tanakasigeo  絵描き仲間として青春時代をともに赤穂で過ごした3人の美術家がおよそ50年ぶりの再会をきっかけに共同作品展を故郷で開くことになった。3人が同じ会場に作品を展示するのは初めて。メンバーの一人で洋画家の田中繁雄さん(75)=加里屋=は「互いに絵画への情熱を刺激し合えるチャンスにしたい」と開催を心待ちにしている。
 「郷土の仲間三人展」。出品するのは、神戸市垂水区の木村佐依子さん(73)、東京都東大和市の大田幸作さん(73)と田中さん。10代のころ、赤穂に疎開していた林鶴雄画伯が主宰する「爽林会」の写生会に一緒に参加していたという。
 3人は大学進学や結婚などで離れ離れに。なかなか会う機会にも恵まれず、賀状をやりとりするぐらいだったが、12年前に赤穂で大田さんの個展が開かれたのを機に半世紀ぶりに再会。互いの近況を詳しく知ることができた。
 木村さん(旧姓鷹羽)は結婚後に再び日本画に取り組むようになり、年1度の作品展は30回以上を数える。苦学して武蔵野美大を卒業した大田さんはそのまま東京に残り、洋画に加えて木工芸でも才能を発揮。田中さんは赤穂美術協会長などを務めながら精力的に創作活動を続け、国内最大規模の美術団体・一陽会の会員になった。
 それからは交流の頻度が増え、木村さんや大田さんが帰郷すると必ず田中さんと会うようになった。思い出話に花を咲かせるうちに、「赤穂で合同作品展を開こう」という声が出て、田中さんが世話役を引き受けた。
 それぞれ近作、代表作など約20点ずつ出品。10代だったころの3人が他の美術仲間や先輩と一緒に写った懐かしい写真も数点展示する。
 「若いころと同じように絵について語り合いたい」と大田さん。木村さんは「同窓会に参加するような気持ち」と声を弾ませ、田中さんは「あれから50年、いろんなことがあった。当時を懐かしみながら互いの作品をじっくり鑑賞したい」と話している。
 中広の市立図書館ギャラリーで1月31日(木)~2月3日(日)。午前10時~午後6時(最終日は4時まで)。問合せは田中さん℡42・3760。(写真は「郷土の仲間三人展」を開く=右から=田中さん、木村さん、大田さん=田中さん提供)

絵マップ作品交流展

 赤穂、たつの、上郡の3地域から子どもたちの作品を集めた「絵マップ交流作品展示会」が1月26日(土)・27日(日)、中広の赤穂市立図書館で開かれる。
 「あこう絵マップコンクール2007」の全応募作品とたつの、上郡の入選作を展示。26日は午後1時~5時、27日は午前10時~午後3時。

2008年1月19日 (土)

郷土の愛着込めた切り絵集

20080119kirie  坂越の元中学校長、佐方直陽さん(76)が喜寿記念に趣味の切り絵作品を一冊にまとめた「美しき坂越」(A4判カラー、77頁)を自費出版。過去の作品から特に思い入れのある90点を収録し、どのページにも趣味の領域を超えた佐方さんの労作を見ることができる。
 佐方さんが切り絵制作を始めたのは定年を間近に控えたころ。姫路で切り絵展を見たのがきっかけだった。最初は「一度やってみようか」と気軽な気持ちだったが、やっていくうちに魅力にとりつかれ、いつしかライフワークになった。
 赤穂城、旅先の風景などこれまでに手がけた作品は大小合わせて約200点を数えるが、その大半を占めるのは「愛する坂越の風景」。町並み、港、寺社、祭りなど興味を持った対象に何度も足を運んでじっくり観察し、「最も絵になる」構図をカメラで撮影する。拡大コピーした写真を下絵に「できるだけ細かく、詳しく、緻密に」カッターナイフで黒紙を切り出し、水彩絵の具で着色したオリジナルの色紙を裏からあてて完成。色彩豊かな作品はモノトーンが多い切り絵の枠を超えた美しさがある。これらの制作技法はすべて人から教わったものではなく、自分で工夫した。
 生まれは鳥取県。地元の国立大を卒業して教員を志望し、「水泳の指導ができることを買われて」坂越小に赴任してから50年が過ぎた。「歴史と自然が豊かなまち」への愛着は年々深まり、切り絵の構図を探すうちに今では人一倍強くなった。
 作品集の題名には「気高いまでに立派な風景と気品あふれる町並みを誇る坂越には『うるわしき』がより適切」との思いを込めた。古い作品には現存しない建造物が往時の姿をとどめているものもあり、移り変わりゆく郷土の記録史料としての側面も備えている。
 「まちが新しく便利になるのはうれしい反面、堪え難いさびしさも感じる」と佐方さん。「せめて切り絵の中に古き良き坂越を残したい。作品を見た人にこのまちのすばらしさが伝われば」と話している。
 350部発行。希望者には坂越まち並み館(℡48・7770)で1部2500円で頒布している。また、発刊を記念して同館で2月4日(月)まで作品展を開催している。(写真は発刊した切り絵集を手に坂越への思い入れを語る佐方直陽さん。後ろにあるのが作品例)

「浪漫」漂う新春版画展

20080119tade  版画を中心に作品を紹介する加里屋お城通りの「たでのはな美術館」(佐野正幸館主)で「2008年新春『浪漫の世界』展」が開催されている。3月23日まで。
 大正浪漫を代表する画家・竹久夢二の作品を元にした多色刷り木版画、型絵染の人間国宝・芹沢銈介、日本の代表的版画家として知られる川上澄生の作品計45点を並べている。
 夢二が恋人・彦乃のために作った木版画など稀少な作品も展示。佐野館主は「いずれも懐古的な魅力のある作品。ノスタルジーに浸ってもらえれば」と話している。
 入館料は中学生以上200円。開館時間は午前10時~午後5時で火曜休館。℡090・3496・4282。(写真は「たでのはな美術館」で開催中の「浪漫の世界」展)

地元の土で陶芸体験

20080119tougei  地域の自然に触れ合う活動を体験しようと、有年原の原幼稚園(田原ひとみ園長)で12日、地元産の土を使った陶芸教室が行われ、園児と保護者ら約70人が参加した。
 上仮屋の陶芸家、黒津明さん(46)を講師に招き、皿やカップ作りに挑戦。黒津さんが幼稚園の南東約400㍍で発掘調査中の「有年原・クルミ遺跡」で採取した粘土を1家族につき2㌔ずつ配った。市教委の荒木幸治学芸員によると、「鎌倉から室町時代にかけて田んぼだった地層」で、「粘りがあり、陶芸に適している」(黒津さん)という。
 ほとんどの親子が初めての土ひねり。なかなかイメージ通りの形に整えることができず苦労したが、園児の手形を押した皿など作品それぞれに個性が見えた。
 ヒーローキャラクターの絵を皿に描いた年少組の髙田翔太君(4)は「弟のために作った」とにっこり。田原園長は「自分たちの生まれ育った場所のすばらしい自然を感じてもらえたのでは」と話していた。
 作品は、黒津さんが大津に構える「帆坂窯」に持ち帰り、1200度の高温で1日半かけて焼成。卒園・進級記念として園児の手に渡されることになっている。(写真は原幼稚園で行われた陶芸体験)

子ども平和ポスター展

 平和をテーマにした子どもポスター展が1月23日(水)からプラット赤穂2階ギャラリーで行われる。
 11歳~13歳の子どもたちを対象にライオンズクラブが各国で作品募集した国際コンテスト。今展では赤穂市内の優秀作品を展示する。2月11日(月)まで。

2008年1月12日 (土)

古民家模型を市に寄贈

20080112kominaka  昔懐かしい古民家のミニチュア模型を趣味で制作している有年横尾の島津義弘さん(72)が、昨年開催した作品展成功のお礼に―と代表作1点をこのほど赤穂市役所に寄贈した。受け取った豆田正明市長は「何とも言えない素朴さが感じられる力作。市民のみなさんにも見てもらえれば」と近く市庁舎1階ロビーに展示する予定だ。
 今回寄贈したのは母屋と納屋、土蔵がセットになった「播州路民家」。播磨地方の典型的な庄屋を再現した力作だ。
 島津さんは会社を定年退職後にぶらりと訪れた岡山・八塔寺の古民家風景に心を奪われた。「まさに自分が生まれ育ったふるさとの景色。何らかの形で残したい」とミニチュア古民家を作り始めた。
 外観だけでなく、屋根裏など内部構造も実物同様に制作。解体した古民家の壁材を材料に使うなど素材にもこだわっている。模型の周りには農機具のミニチュア、妻の美穂子さん(71)が作った布人形が置かれ、昭和初期の庶民の暮らしぶりが再現されている。
 昨秋に市立民俗資料館で開催した作品展には約50日間の会期中、同館の企画展としては「おそらく過去最多」(同館)の3500人を超える来館者があった。
 「作品展では多くの人に見てもらえ、作ってきた甲斐があった」と島津さん。「今後は赤穂にも多くあった農村歌舞伎舞台の模型づくりに取り組んでみたい」と抱負を語っていた。(写真は丹精込めた古民家模型を寄贈する島津さん夫妻)

2008年1月 1日 (火)

田淵記念館で新春茶道具展

20080101tabuchi2  御崎の赤穂市立美術工芸館・田淵記念館(萬代良文館長)でお正月にちなんだ展示替えがあり、楽家12代目弘入作の黒楽茶碗、高橋道八作の色絵大根紋鉢など新年から初春にかけての茶道具など約85点が披露されている。2月11日まで。
 また、2月18日まで開催中の「赤穂ゆかりの美術工芸品」のコーナーでは鈴木百年・松年父子の日本画、大嶋黄谷の赤穂雲火焼、赤穂緞通を紹介。百年画の「扇面お多福図」「福笹図」の2点は同館で初展示の作品。
 新年は5日から。入館料大人200円、小中学生100円。火曜休館。℡42・0520。(写真は新春にちなんだ展示を行っている田淵記念館)

山陰海岸写真コンで入選

20080101ika  鳥取県主催の「山陰海岸写真コンクール」の審査会がこのほど行われ、南野中の木村繁之さん(72)の作品「干しイカ造り」が入選した。
 同コンクールは山陰海岸周辺の美しさや魅力を広くアピールする目的で今回初めて実施。浦富海岸や鳥取砂丘などを写した作品322点が県内外から寄せられた。
 木村さんは昨年7月末に網代港でイカの天日干しを超広角レンズで撮影。真夏の強い日差しで光るイカの質感がよく表現されている。海や夕日を撮った作品が大半を占める中、異彩を放っている。
 「地元の人にとっては見慣れた光景だが、撮り方次第でおもしろいと思った」と木村さん。狙い通りの1枚にしてやったりの入選となった。(写真は木村繁之さんの入選作「干しイカ造り」)

2007年12月15日 (土)

手作りしめ縄で新年準備

20071208shimenawa  お正月に欠かせない「しめ縄飾り」の手作り教室が赤穂市立民俗資料館(大谷順一館長)でこのほど開かれ、小学生から大人まで約20人が参加した。
 日本文化の伝承活動に取り組む「環境プロジェクトあこう」のメンバーを講師に、子どもは「めがねしめ縄」、大人は「ごぼうしめ縄」に挑戦。木槌でたたいたわらを束ねて縄をない、2時間ほどで完成させた。
 夫婦で参加した有年の主婦高田勝代さん(51)は「亡くなった父が作ってくれていたのを思い出しました」と話していた。(写真は日本文化を受け継いだしめ縄教室)

義士祭奉賛学童書道展入賞者

 河本樹里(坂越中3)小野由貴(同3)近藤加奈(赤穂西中3)平岡沙織(赤穂東中3)平野沙織(坂越中2)橋本若奈(赤穂中2)吉田みゆ子(赤穂東中2)前田夏海(坂越中2)義則麻里(同1)橋本桜(赤穂西中1)上荷あすか(同1)内波可菜(坂越中1)土手寿子(赤穂西中1)目木保寧美(赤穂東中1)小野真穂(坂越小6)村中元紀(赤穂小6)児嶋美歩(塩屋小6)松田紘明(尾崎小6)伊藤菜生(塩屋小6)三木晴菜(御崎小6)近松真紀(塩屋小5)河部絵梨果(同5)八家宏太(同5)高下忠敬(赤穂小5)源綾香(同5)山本英季(同4)木村結佳(塩屋小4)水守由香(原小4)武本美貴子(赤穂西小4)河部康平(塩屋小4)矢野楓(同4)児島直(城西小4)大町凌弥(塩屋小4)中西珠菜(城西小4)柿本真里那(赤穂小4)鍬家菜々(御崎小3)猿飼春香(尾崎小3)是澤律秀(赤穂西小3)小林将大(同3)松浦加奈(塩屋小3)神井理沙(御崎小3)江草生佳子(尾崎小3)渡代天希(御崎小2)横田愛海(尾崎小2)小島奈津希(御崎小2)木村祥太朗(塩屋小1)岩﨑萌々子(御崎小1)井上摩美(有年中2)岩本まこ(同1)土肥早稀(城西小6)平岡亜砂美(尾崎小5)
 ※15日(土)まで市民会館2階中会議室で応募作品全1053点を展示。

2007年12月 8日 (土)

ロッキングハム市から児童合唱団来穂

20071201rockingham  姉妹都市の豪・ロッキングハム市から児童合唱団が初来穂し、12月16日(日)に市文化会館(ハーモニーホール)で赤穂市民合唱団の第23回定期演奏会に出演することになった。国境を越えたジョイントコンサートに注目が集まる。
 ロ市児童合唱団は平成16年に結成。姉妹都市交流で訪豪した赤穂市児童合唱団に刺激を受け、10代のメンバーが集まった。姉妹都市10周年を記念し、12月12日(水)に団員と保護者、市会議員ら50人で来日する。
 ジョイントコンサートでは、ロ市児童合唱団がオーストラリア唱歌など10数曲を演奏。「浜辺の歌」など日本語の歌も披露するほか、赤穂市児童合唱団との共演も。
 大ホールで午後2時から。チケット(500円)は同会館窓口(℡43・5111)などで好評発売中。(写真は結成後初めて来日するロッキングハム市児童合唱団)

定期演奏会

20071208suisougaku  赤穂市吹奏楽団(大和聡団長)の第2回定期演奏会が1日、市文化会館(ハーモニーホール)大ホールで開催され、「テイク・オフⅡ」「コブクロ・メドレー」などアンコールを含め10曲を披露した。
 昨年の倍を超える約800人が来場。友情出演を含む約50人がコンサートマーチやシンフォニーを奏でた。
 後半はサンタ帽などで飾り付けた団員が会場の手拍子に合わせて舞台上を動きながら演奏。耳だけでなく、目でも客席を楽しませた。
 フルートの睦谷友紀さん=中広=は「ステージに立つと、ホールの大きさを実感した」と演奏後も気持ちが高ぶったまま。家族の晴れ舞台を見ようと来場した中広の中村洋子さん(60)は「ステージと客席が一つになったすばらしい演奏でした」と拍手を送っていた。(写真は昨年以上の熱演が好評だった市吹奏楽団の定期演奏会)

「コンセル・ヌーボ」コンサート

 赤穂市在住の音大出身者でつくる音楽家グループ「コンセル・ヌーボ」(小川真澄代表)は12月9日(日)、市文化会館(ハーモニーホール)で西播磨交響楽団とのジョイントコンサートを開催する。
 「コンセル・ヌーボのクリスマス」と題し、クリスマスに因んだ楽曲を合奏。コンサート後に出演者と観客が歓談するティーパーティーも開く。
 小ホールで午後2時開演。全席自由。チケットは前売1000円(当日1200円)で好評発売中。問合せは℡43・7446(小川代表)。

2007年12月 1日 (土)

「赤穂浜鋤き唄」が市文化財に

20071201bunkazai  赤穂市教育委員会は今年度の市指定文化財をこのほど発表し、江戸時代から伝わる「赤穂浜鋤き唄」が無形民俗文化財(民俗芸能)に指定された。
 「赤穂浜鋤き唄」は、かつて赤穂南部の基幹産業だった製塩業に携わった人々の間で歌い継がれた作業唄。生まれた時期、場所などは不明だが、遅くとも江戸時代中期には浜男、浜子によって歌われていたものとみられる。
 浜鋤とは、牛犂や鉄万鍬などの用具で固くなった地盤を掘り返す塩田作業。「赤穂浜鋤き唄」はそうした作業に従事した人たちの風俗、習慣、労働などの上に芽生え、素朴で自由な生活感情が歌い込まれている。
 伝承活動に取り組んでいる「赤穂浜鋤き唄保存会」(萬代新一郎会長)は昭和41年に採譜された「元唄」と、これを民謡風にアレンジして伴奏、踊りを添えた「新唄」を演じているが、市教委がこのほど行った調査で日本放送協会(NHK)が昭和14年に収録した譜面を発見。確認できる最古の譜面であることから、今後はこの譜面によって保存、伝承することを条件に市文化財とした。
 今回の指定で、市指定文化財は計45件。無形民俗文化財は▽東有年八幡神社頭人行事▽鳥撫荒神社獅子舞▽坂越盆踊り―に続いて4件目。(写真は「赤穂浜鋤き唄」を唄う保存会の萬代会長)

播州音頭で郷土史学ぶ

20071117koreisya  赤穂高齢者大学の「大学祭」がこのほど市文化会館(ハーモニーホール)で開催され、御崎校が「播州音頭・赤穂義士編」を披露した。
 御崎校は「地域の歴史を学び、先人の偉業を伝えよう」と今春、「ふるさと研究会」を発足。教材に選んだ同音頭の歌詞が会員に親しまれ、大学祭の演目に決めた。
 「浅野家への報恩祈願を兼ねて」と臨んだ大学祭。踊り子の人数は奇しくも義士と同数の47人だった。全員が討ち入り装束をイメージしたはっぴで出演し、研究会代表の宮本一成さん(70)=朝日町=の唄に合わせて舞台上に踊りの輪を作った。
 「踊りの練習を通して楽しく勉強できた」と宮本さん。「今後も地域に残る貴重な史料を紹介する活動を行っていきたい」と話している。(写真は高齢者大学祭で播州音頭を披露した御崎校のみなさん)

5日から絵手紙展

 絵と文字で感性豊かに表現した絵手紙作品展が12月5日(水)から加里屋駅前西通りの喫茶エルで開かれる。
 絵手紙サークル「虹の会赤穂西」の会員19人が巻紙、大判など約40点を出品する。
 16日(日)まで。9日(日)は休み。問合せは℡22・8734(角本さん)。

2007年11月24日 (土)

29日、城西小で「子ども義士物語」

20071124josai  郷土愛を育むことなどを目的に赤穂義士についての学習を行っている城西小学校(西田美惠子校長)の6年生児童が一年間の集大成として11月29日(木)、演劇「子ども義士物語2007」を上演する。89人全員が“1人1役”を演じ、メイクや衣装の着付けは保護者が協力。当日はオープンスクールとして地域の人たちにも公開する。
 同校児童による義士芝居は平成7年に6年生有志で始まり、同12年から全員で取り組むようになった。入学以来、毎年先輩たちの舞台を見てきた児童らは「自分も6年生になったらあんなふうに演じたい」と思いを温めているという。
 今年は1学期に配役を決定し、夏休み中に役作り。2学期に入り、大石神社で赤穂事件にまつわる歴史を学習。浅野内匠頭役の児童は市学芸員から切腹の所作を詳しく学ぶなど、時代考証にもこだわった。
 例年同様、子どもたちの意見を取り入れて改訂した台本は10月中旬に完成し、今月中旬から毎日稽古。19日にはプロの劇団員を招き、演技指導を仰いだ。
 児童らは少しでも演技を上達させようと真剣。アドバイスを熱心に聞いていた。土肥早稀さん(11)は「迷っていた台詞の言い方がわかった」と明るい表情。義士の一人を演じる西村寧香さん(11)は「男っぽく見せる仕草や歩き方が勉強になった」とそれぞれ参考になったようす。
 指導した県立ピッコロ劇団の佐野剛さん(32)は「最初に会ったときに大きな声であいさつしてくれたのが印象的。当日は気持ちを大きくもって伸び伸び演じてほしい」と話していた。
 同校体育館で午前10時半開演。問合せは同校℡42・0698。(写真は劇団員から演技指導を受ける城西小の6年生児童)

25日、民謡発表会

 赤穂市民文化祭の民謡発表会「日本の民謡」は11月25日(日)、赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で開催される。
 出演は赤穂民謡同好会「塩華」(萬代新一郎会主)のみなさん。龍野、丹波など市外同好会が友情出演するほか、市内各保存会による「坂越盆踊り」「塩浜音頭」「赤穂浜鋤き唄」の民俗芸能もプログラムに加わり、例年にも増して充実した舞台になりそう。
 小ホールで正午開演。入場無料。

2007年11月10日 (土)

「南国土佐の忠臣蔵」弘瀬金蔵

20071110rekihaku  独特の感性と技法で幕末期に活躍した絵師・弘瀬金蔵(1812―79)の作品を紹介する特別展「南国土佐の忠臣蔵―絵金が描いた芝居絵屏風―」が上仮屋の赤穂市立歴史博物館(萬代良文館長)で開かれている。
 高知城下に髪結いの子として生まれた金蔵は幼少期から画才に秀で、江戸で狩野派画師・前村洞和に師事。わずか3年で「洞意」の号を得て帰郷した。土佐藩の御用絵師に出世したものの、贋作事件に巻き込まれて身分をはく奪。狩野派の作品を表立って描くことを禁じられた金蔵は神社などの夏祭りに奉納する芝居絵屏風で身を立て、おどろおどろしい色彩と残酷、猥雑な作風で庶民の人気を集めた。
 特別展では「絵金」と呼ばれた金蔵とその弟子たちによる作品を展示。忠臣蔵の各場面を描いた屏風絵、絵馬提灯など36点を紹介している。「血赤」と呼ばれる鮮明な赤色を多用し、実際の芝居では演じられないような場面も滑稽に脚色して描かれ、興味深い。
 「細部にも忠臣蔵の筋書きが描かれており、隅々まで楽しめる」と同館の藤田忠彦学芸員。「作品を通して忠臣蔵への興味と理解を深めてもらえれば」と話している。
 12月17日(月)まで。11月28日に一部展示替え。火曜休館。入館料は高校生以上300円、小中学生150円。問合せは℡43・4600。関連行事は次のとおり。
 ▽記念講演会=11月18日(日)午後1時半、同館講義室「南国土佐の忠臣蔵芝居絵」講師・鍵岡正謹氏(岡山県立美術館長)
 ▽学芸員による展示説明=11月23日(金・祝)午後1時半、12月14日(金)午前11時、同館特別展示室(写真は歴史博物館で開催中の特別展「南国土佐の忠臣蔵」)

練習の成果を大ホールで発揮

20071110suiso  赤穂中学校と赤穂西中学校の吹奏楽部が4日、合同定期演奏会「吹奏楽カンタービレ」を赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で開催。日頃の練習の成果を披露した。
 映画音楽、ヒット曲などレパートリーを力演。おかやま山陽高吹奏楽部と尾崎小コーラス部のゲスト出演もあり、学校の垣根を越えた共同演奏に会場から盛んな拍手が送られた。
 部員たちにとって大きな目標としていたステージ。「緊張したけど楽しかった。苦労して朝練習をがんばったかいがあった」と赤穂西中3年の城尾有紀さん(14)。赤穂中3年の松中友紀さん(15)は「受験勉強などであまり練習に参加できなかったけど上手に出来た」と充実感に浸っていた。(写真は熱演に大きな拍手が送られた吹奏楽カンタービレ)

田淵記念館、中村義夫展

 14日から展示替え
 没後50年を記念して御崎の赤穂市立美術工芸館・田渕記念館で開催中の「赤穂ゆかりの画家―中村義夫展」は11月14日(水)から一部展示替えを行う。
 展示品37点のうち14点を新たに展示する。
 中村義夫は明治22年、尾崎生まれ。東京美術学校(現東京芸大)で黒田清輝らの指導を受け、フランス留学も経験。作家の志賀直哉をはじめ多くの文化人と交流をもちながら自由な制作活動を続けた。
 入館料は高校生以上300円、小中学生150円。火曜休館。12月2日(日)午後2時から展示説明会を行う。問合せは同館℡42・0520。

桜木町の住民ふれ愛作品展

北野中・桜木町の地域住民らが文化作品を共同展示する「ふれ愛作品展」が11月17日(土)・18日(日)、桜木町集会所で行われる。午前9時~午後4時。
 今年で10回目。大人から子どもまで幅広い年代が絵画、写真、書道など多彩な分野で多数出品する。

2007年11月 3日 (土)

周世老人クラブ、力作並ぶ会員展

 手芸や工作などの作品を持ち寄り、周世老人クラブ紅葉会(松本保会長)の第3回会員展が11月3日(土)・4日(日)、周世営農センターで開かれる。
 会員、賛助者約40人が趣味や特技を活かした約80点を展示。絵手紙、アートフラワーなど多彩な作品が並ぶ。

2007年10月27日 (土)

MBS音楽コン、坂越小が優秀賞

 MBSこども音楽コンクールの兵庫地区大会が10月21日に姫路文化センターで行われ、「耳を澄ませば」を歌った坂越小コーラス部(江尻裕亮教諭、35人)が優秀賞に選ばれた。
 「歌には心が表れる。まずは自分自身の心を育もう」と普段から大きな声であいさつすることなどを心がけたという。
 同部は昨年、15年ぶりに活動を再開。昭和58年以来の優秀賞で、「目標だったコンクールで成果が認められて本当にうれしい。来年は最優秀賞を」と受賞を喜んでいる。

赤穂市民文化祭の短歌・俳句入賞者

 〔短歌〕
 ▽市長賞=「まま事のように小皿の菜並べ夫と二人の夕餉調う」金治みち子(上浜市)▽議長賞=「不精者の夫を残して逝かれぬと点滴見詰め個室に思う」舟元千代子(清水町)▽教育委員会賞=「終電車を待ちつつ見遣る電光のニュースは伝う総理辞任を」尼子勝義(高雄)▽文化協会賞=「田の留草終えれば八月大名と姑焙烙で焼餅つくりし」起塚章子(有年原)▽奨励賞=魚本美智子(北野中)小川恵(坂越)起塚ひさの(有年原)小川満津子(有年横尾)前川俊明(高野)
 〔俳句兼題〕
 ▽市長賞=「探梅や一輪とても見逃さず」森井タツコ(南宮町)▽議長賞=「守り来し蜜柑の味を子が継ぎぬ」廣村鈴美(塩屋)▽教育委員会賞=「黒部ダム心足るまで涼貰ふ」戸部美智代(大津)▽文化協会賞=「一ト雨に気力生まれて大根蒔く」上口幸子(木津)▽奨励賞=陰山明江(高雄)矢野君子(松原町)坂本玖美子(御崎)宍戸みち子(上仮屋南)大西杏青(高野)真殿よしの(加里屋)稲家民枝(尾崎)
 〔同席題〕
 ▽市長賞=「佛の灯消して夜なべを置きにけり」白井貴佐子(尾崎)▽議長賞=「身に入むや母に託せし義士の遺書」武本敬子(南宮町)▽教育委員会賞=「陶乾く音の生まるる紫苑晴」柳田美鈴(元塩町)▽文化協会賞=「娘の逝きて月日の流れ秋深む」高岸みゆき(中山)▽奨励賞=深沢美佐恵(尾崎)谷野敦子(同)斉木富子(元塩町)

ごみ減量・資源化促進児童ポスター標語の入賞者

 〔ポスター〕
 ▽金賞=丸尾菜々子(坂越1)松本杏奴(御崎2)木村結佳(塩屋4)尾野亜実(尾崎4)池田亮太(赤穂5)井上琴葉(高雄5)▽銀賞=矢野杏奈、木下由紀子、池田菜摘(赤穂)青山友葵、福岡南海(塩屋)東村奨(赤穂西)額田喜美子、弓張亜紗子、平岡結実(御崎)木村有希(城西)▽銅賞=小國伶、白木拳雅、西尾玖鈴花、福田志乃美、田淵真希、真鼻麻衣、津野さくら、前賀優人(城西)村上佳祐、前坂和泉(赤穂西)豆﨑実夢(高雄)土井美月、梶原佑介、藤本宗一郎、松本恵弥、高島瑞希、前田美保子、山本美幸(塩屋)大西咲紀、瓦谷梨紗、溝口和奏、葛島里恵、冨田凌平、黒田昌吾、竹一穂香、末岡未侑利、田中優衣、宮本奈史子(尾崎)真殿倫世、横山桃子、松田嵐生、内海善輝、市川華愛、前田朋花、鈴木萌々(御崎)坂本泰志(赤穂)眞鍋敦子(坂越)本田果奈(有年)
 〔標語〕
 ▽金賞=「しげんごみ つかえるものに ほら、へんしん」山根早瑛(赤穂2)「これはなに 紙、プラ、ペット 分別を」小川実可子(尾崎4)▽銀賞=田中颯人、田中蒼馬(城西)秋田萌花(尾崎)固本鮎里(塩屋)▽銅賞=柏木智可良(原)平岡奈英(塩屋)松崎勇太(尾崎)神園尚吾(高雄)小林蓮(城西)井口由実子(御崎)

赤穂市文化祭、詩吟・剣扇舞

 第46回赤穂市文化祭の詩吟・剣扇舞発表会は10月28日(日)正午から市文化会館(ハーモニーホール)小ホールで行われる。

2007年10月20日 (土)

たでのはな美術館開館2周年記念、版画「日本の城」展

20070922hanga  赤穂城が「日本100名城」に選ばれたことを記念して、「版画 日本の城」展が加里屋の「たでのはな美術館」で開かれている。
 同館の開館2周年記念としても開催。「城の版画家」として知られる橋本興家をはじめ、関西版画界の大御所的存在の徳力富吉郎、たつの市在住の乾太など個性豊かな12人の作家による作品33点が展示されている。
 館主の佐野正幸さんは「城は当時の建築技術、センスを結集した建造物。作品を通してその美しさ、力強さを感じてもらえれば」と話している。
 11月26日(月)まで。火曜休館。入館料は中学生以上200円。(写真は「たでのはな美術館」で開催中の「日本の城」展)

和洋折衷の布手芸作品

20071020mora  和洋さまざまな技法を取り入れた「布遊び作品展」が10月27日(土)・28日(日)、赤穂市立図書館ギャラリーで開かれる。入場無料。
 パッチワーク教室で知り合った仲間4人がタペストリー、ベッドカバーなど力作約100点を出品。ちりめん細工、押し絵などの技法にパナマの民族衣装に使われる「モラ」など海外の手芸を折衷した意匠が目を引く。
 午前10時~午後5時(28日は4時まで)。出品者は次のみなさん。
 ▽金地久代▽桐畑智津子▽田渕千恵▽薮元辰子(写真は出品作の一例)

MOA美術、児童作品展

 小学生対象の美術コンクール「MOA美術館児童作品展」の第12回赤穂展が10月27日(土)・28日(日)、市文化会館で行われる。
 1階展示室で27日は午後1時~5時、28日は午前10時~午後4時。
 入賞者は次のとおり。MOA美術館奨励賞は来年1月の全国展に出品される。
 〔絵画〕
 ▽MOA美術館奨励賞=池田亮太(赤穂5)▽市長賞=矢野新(尾崎2)▽議長賞=山本恭市(赤穂西3)▽県教育長賞=川本大貴(御崎4)▽市教育長賞=上住沙耶(塩屋1)▽県造形教育連盟賞=中川智尋(城西6)▽市文化協会賞=津野さくら(城西3)▽県私学総連合会賞=川本千景(御崎2)▽赤穂商工会議所賞=香山歩夢(塩屋1)▽市文化会館賞=近藤巧磨(塩屋4)▽県MOA議員連盟賞=山田佳奈(城西6)
 〔書写〕
 ▽MOA美術館奨励賞=山田彩月(塩屋6)▽市長賞=神田祐紀(塩屋5)▽議長賞=東村奨(赤穂西4)▽市教育長賞=奥吉美咲(尾崎6)▽県芸術文化協会賞=松本優香(有年3)▽市文化協会賞=松本翔太(有年1)▽県小学校教育研究会書写部会賞=藤本翔(赤穂西5)▽赤穂商工会議所賞=小林将大(赤穂西3)▽市文化会館賞=八木美佑紀(塩屋3)▽神戸新聞社賞=上住沙耶(塩屋1)▽県MOA議員連盟賞=児島直(城西4)

白いチョーク第32回会員展

 赤穂市教職員美術グループ「白いチョークの会」の第32回会員展が市立図書館ギャラリーで開かれている。
 24人が力作を出品。あす10月21日(日)まで。午前10時~午後5時半。出品者は次のみなさん。敬称略。
 ▽米谷朝五郎▽長谷部君子▽高原照夫▽中井加和恵▽濱本哲也▽根来貞美▽佐藤良巳▽松原美弥子▽武本由美子▽山根種夫▽久保良道▽溝田香代子▽額田一正▽氏平源吾▽村田勲美▽八家淳▽水野清司▽武本冨重▽中土井一夫▽立花良和▽宍戸正幸▽三上明子▽粟田哲也▽佐方直陽

押し花で作るオリジナル栞

 押し花でオリジナルのしおりを作る創作教室が11月6日(火)午前10時~正午、赤穂市立図書館で行われる。
 材料費600円。市内居住、通勤、通学の人を対象に先着15人を募集する。申込みは同図書館℡43・0275。

2007年10月13日 (土)

赤穂国際音楽祭、城跡に響いた名演奏

20071013ongakusai220071013ongaku2   赤穂ゆかりのバイオリニスト・樫本大進氏ら世界を舞台に活躍中の音楽家7人を招いた「赤穂国際音楽祭2007」(同実行委員会主催)は6日から8日まで開かれた。天候にも恵まれ、3日間で2900人が来場し、一流アーティストによる調べに耳を傾けた。樫本氏自身も「このような芸術が創られたことに心から感動した」とコメント。同実行委員会は「大成功。こうしたイベントは継続することに意味がある」とし、今後も隔年で開催していく考えだ。
 2日目までは赤穂城本丸内の特設会場で開催。午後6時に開演した初日公演では舞台両脇の石垣に浅野家、大石家の家紋をライトアップ。幻想的な雰囲気の中、管弦楽の澄んだ音色が響き渡った。ハーモニーホールで行った最終日は演奏後の拍手が鳴り止まず、アンコール演奏。大好評のうちに幕を閉じた。
 初日に鑑賞した御崎の主婦(59)は「クラシックのコンサートは初めてだったけど、演奏者の気持ちが伝わってくるような演奏ですばらしいと感じた」と感激。自ら音楽監督を務めた樫本氏にとっても本丸門での屋外コンサートは印象深かったようで、「鳥の声ですらモーツァルトの一部として存在していた」と感想を語った。
 初日と2日目に行われたプリコンサートでは樫本氏寄贈の楽器で練習している「ハーモニーヴァイオリンアンサンブル教室」の子どもたちが同氏と共演。生徒の明石諭樹君(13)は「音の美しさと響きが桁違い。あんなに近くでいっしょに演奏できて記念になりました」と喜んでいた。(写真右は来場者に大好評だった赤穂国際音楽祭、同左は子どもたちと共演した樫本大進氏)

島津義弘さん民俗資料館で古民家展

20071013kominka1  手作りの古民家模型と古布人形で日本の原風景を再現した「市民がつくる展示会―懐かしの民家展」が加里屋の赤穂市立民俗資料館(大谷順一館長)で開催されている。
 有年横尾の島津義弘さん(72)が丹精込めて制作した茅葺き民家のミニチュアを展示。
 島津さんは会社を定年退職後、「過疎化で失われていく茅葺き民家を何らかの形で残したい」とミニチュア古民家を作り始めた。
 全国各地を旅して作品のモデルにする民家をつぶさに見学。「できるだけ本物に忠実に作らないと先人に失礼」と外観だけでなく屋根裏や柱など内部構造まで実物通りに作り上げていく。
 蔵や土塀には本物の漆喰を使用。壁などの材料は古い民家の解体現場で譲ってもらった木材を磨いて再利用しているだけあって、まるで長年の風雪に耐えてきたかのような風合いが醸し出されている。作品には妻美穂子さん(71)が作った着物姿の古布人形が添えられ、薪割りや稲運びなど生活感ある情景が郷愁を誘う。
 「人と人のふれあいが温かかった昔懐かしい時代を感じてもらえれば」と島津さん。山形県の「かぶと造り」、岩手県の「曲り家」、飛騨高山の「合掌造」など約40点を展示し、作品を通してその土地の環境に合わせた家づくりの知恵と工夫も見ることができる。
 午前9時半~午後5時。11月29日(木)まで。火曜休館。入館料は大人100円、小中学生50円。℡42・1361。(写真は民俗資料館「懐かしの民家展」の作品と島津さん夫妻)

下水道いろいろコンクール結果

 〔標語〕▽金賞=岸本真由(赤穂小5)▽銀賞=山根早瑛(同2)津村直希(城西小5)〔作文〕該当者なし〔ポスター〕▽金賞=長部ほのか(赤穂小1)西山望(塩屋小6)▽銀賞=山下裕馬(赤穂小5)中島明日花(城西小3)尾野亜実(尾崎小4)金川洸太(同4)安部裕太(同5)〔新聞〕該当者なし〔書道〕▽金賞=西條恭介(赤穂小1)瀬尾あやめ(同2)児島直(城西小4)山田奈美(塩屋小3)横田真梨子(赤穂西小6)原千佐子(尾崎小5)谷脇里奈(赤穂東中1)松原美保(同3)角田亜沙美(有年中2)▽銀賞=坂本百希(赤穂小2)大西景子(塩屋小6)廣瀬未久(同6)黒田幸来(尾崎小1)清水彩乃(同3)黒田泰生(同4)尾崎智康(御崎小3)井上琴葉(高雄小5)大木公美子(赤穂東中3)目木愛紗華(同3)山下雅子(有年中2)草野有香(桑田中1)

2007年10月 6日 (土)

赤穂出身の画家・中村義夫、没後50年記念特別展

20071006nakamura   赤穂ゆかりの洋画家・中村義夫の没後50年を記念した特別展が御崎の市立美術工芸館・田淵記念館で開かれている。
 中村義夫は明治22年に尾崎に生まれた。父の仕事の関係で大阪に転居後、中学校で教師から画才を認められたことをきっかけに絵画塾へ入塾。その後、東京美術学校(現東京芸大)に進む、黒田清輝、和田英作らの指導を受けた。
 大正10年から5年間フランスに留学。新たな技法を習得して帰国し、個展開催、画集の発行など精力的に活動した。昭和3年に奈良・高畑に移転。隣家に暮らす作家の志賀直哉をはじめ多くの文化人と交流し、同32年に亡くなるまで自由な制作活動を続けた。
 特別展では「渡仏まで」「滞仏時代」「帰国後~没年」の3時期に分けて作品を並べた。代表作「ブルターニュの漁夫」、絶筆「高畑晩秋」のほか、帰郷時に描いた風景画「赤穂釜屋」「赤穂松林」など。フランス留学のときに使った旅行トランク、恋人からの手紙など遺品も展示し、その遺業をたどる。
 同館は「明治から昭和を生きた一洋画家の歩みに思いを馳せてもらえれば」と鑑賞を呼びかけている。
 12月16日まで。11月14日に一部展示替え。10月28日(日)と12月2日(日)に展示説明会(午後2時~)がある。入館料は高校生以上300円、小中学生150円。問合せは同館℡42・0520。(写真は田淵記念館で開催中の中村義夫展)

新作能面展を7日まで開催

20071006noumen  日本能面美術協会「宝英会」(岡部宝英代表)の新作能面展が中広の赤穂市立図書館で開催されている。
 平成12年から毎年開いており8回目。会員14人が約60点を出品している。
 10月7日(日)まで。午前10時~午後5時。入場無料。(写真は好評開催中の能面展)

2007年9月29日 (土)

2007市美術展30日まで開催中

 2007赤穂市美術展は9月30日(日)まで市文化会館(ハーモニーホール)と市立図書館で開かれている。7部門に266点の応募があり(招待、委嘱、無鑑査を除く)うち194点が入選。
 上位入賞者は次のみなさん。敬称略。住所の記載がない場合は赤穂市。
 〔日本画〕
 ▽市長賞=三浦美雪(上郡町)▽赤穂商工会議所賞=八木泉▽赤穂ロータリークラブ賞=西側時子▽赤穂ライオンズクラブ賞=石井陽子(太子町)▽神戸新聞社賞=金山千津子(備前市)
 〔洋画〕
 ▽市長賞=前田正代▽議長賞=中島岬▽教育委員会賞=石井久志(たつの市)▽文化協会賞=安藤慶一▽赤穂商工会議所賞=安原隆幸▽赤穂ロータリークラブ賞=十市マスエ▽赤穂ライオンズクラブ賞=鳥井廣夫▽神戸新聞社賞=田中良成▽奨励賞=福田洋三、中村義文▽新人賞=魚本博司
 〔書・漢字〕
 ▽市長賞=中村澄子▽議長賞=藤本愛▽教育委員会賞=釜須美枝▽文化協会賞=斉藤久美子▽赤穂商工会議所賞=長安宏樹▽赤穂ロータリークラブ賞=山中公子(姫路市)▽赤穂ライオンズクラブ賞=山口貴久子(上郡町)▽神戸新聞社賞=小宮和美▽奨励賞=今井沙智子、小寺佳奈、宮本智子(相生市)三島史朗、渡辺正哉、中崎節子、金地久代、前田ゆう子▽新人賞=安村和男
 〔書・かな〕
 ▽市長賞=木造憲子▽議長賞=新家一夫▽教育委員会賞=保科裕子▽文化協会賞=西川長子▽赤穂商工会議所賞=藤原まゆみ▽赤穂ロータリークラブ賞=近松雅子▽赤穂ライオンズクラブ賞=目木かおり▽神戸新聞社賞=八木留里子▽奨励賞=浮田栄子、橋本智恵子▽新人賞=上月多美子
 〔書・篆刻〕
 ▽市長賞=三木久子(姫路市)▽教育委員会賞=北村鷹雄(神戸市)▽赤穂商工会議所賞=長安宏樹▽赤穂ロータリークラブ賞=福岡良祐(姫路市)▽赤穂ライオンズクラブ賞=村井容子(加東市)▽神戸新聞社賞=田中克昌(神戸市)
 〔写真〕
 ▽市長賞=田中宏(相生市)▽議長賞=三宅健▽教育委員会賞=児島信行(姫路市)▽文化協会賞=藤澤健太郎(備前市)▽赤穂商工会議所賞=岡田恒子(姫路市)▽赤穂ロータリークラブ賞=新家一夫▽赤穂ライオンズクラブ賞=佐々木英明(姫路市)▽神戸新聞社賞=目木精一▽奨励賞=岡田義弘(姫路市)高木穂積、秋田治男、小谷和人▽新人賞=友本一宏(佐用町)
 〔彫塑工芸〕
 ▽市長賞=奥田福泰(相生市)▽議長賞=材木敏夫▽教育委員会賞=岸賢二▽文化協会賞=山家清(姫路市)▽赤穂商工会議所賞=濱野伊智子▽赤穂ロータリークラブ賞=山本眞由美(姫路市)▽赤穂ライオンズクラブ賞=高見幸恵▽神戸新聞社賞=西口明利(たつの市)▽奨励賞=中島満寿夫(写真は開催中の赤穂市美術展)

一陽展に赤穂から3人出品

 10月3日(水)から国立新美術館で開かれる第53回一陽展に赤穂から3人が出品する。10月15日(月)まで(9日は休館)。
 同会会員で審査員も務める田中繁雄さん=加里屋=は「祝(天狗)」。会友の塩田康雄さん=尾崎=は「軍鶏」、同じく会友の廣門幸三さん=中広=は「休息」をそれぞれ出品する。
 一陽会は昭和30年創立で国内有数の美術団体。

明るい選挙啓発ポスター入選者

 ▽山根早瑛(赤穂小2)▽岸本幸(同3)▽寺内徳子(有年小5)▽宮本英明(高雄小5)▽葛島星(城西小6)▽前坂和泉(赤穂西小6)▽市川絢野(赤穂東中1)▽原裕貴(同1)▽井筒裕子(坂越中3)
 ※10月10日(水)までプラット赤穂2階ギャラリー(映画館横)で展示中。

2007年9月22日 (土)

水害から3年東有年で感謝の一日美術館開催

 東有年の寺内一成・まみさん夫妻が9月23日(日)、自宅で「一日美術館」を催す。無料。
 平成16年の台風で自宅が床上浸水するなど水害に見舞われた寺内さんはそのときの支援への感謝を込めて翌年から自宅でミニ美術展を開催している。
 3回目となる今年は「生まれし命」をテーマに絵本、ガラス細工など手作りの作品を展示。ピアノ奏者・市場誠一さんの演奏もある。
 午前10時~午後4時。問合せは寺内さん℡49・3320。

2007年9月15日 (土)

初秋の夜に薪能

20070915no  かがり火のもと、幽玄の美を演じる「赤穂大石神社薪能」が8日、上仮屋の大石神社(飯尾義明宮司)で開かれた。
 同神社の薪能は、日本の伝統文化伝承を目的に一昨年に開催され、今回が2回目。福王流姫路江崎家11代当主で重要無形文化財総合指定保持者の江崎金治郎師らが「土蜘蛛」を演じ、約600人の観客が一流能楽師の舞台を堪能した。(写真は好評だった大石神社薪能)

2007年9月 8日 (土)

全日本高校・大学生書道展で大賞

Photo_320070908syodou_2   「学生書道のグランプリ」として高レベルな作品が集まることで知られる第12回全日本高校・大学生書道展(日本書芸院など主催)の審査結果がこのほど発表され、加里屋天王山の陰山由夏さん(21)=兵庫県立大3回生=が一席にあたる「大賞」に選ばれた。応募総数9653点の中で大賞はわずか51点。陰山さんは「自分としてはまずまず納得のいく作品だったが、受賞の知らせを聞いてびっくりした」と喜びを語っている。
 25歳以下の大学生と高校生に限定した同展。陰山さんは高校2年と3年のときに応募し、いずれも3席の優秀賞。3度目の挑戦で見事に最高位を得た。
 大学受験のため一時期書道から離れたが、昨秋から稽古を再開。約2年間のブランクにもかかわらず、「2、3カ月で勘が戻った」のは幼稚園から書道に親しんできた経験の蓄積があったからだろう。
 受賞作は中国の詩集「高青邱集」に収録の七言律詩「萱草(けんそう)」を縦135㌢、横53㌢の「聯落(れんおち)」と呼ばれる紙に草書したもの。「力強く、大胆に」と心がけながら筆を運び、56文字を書き切った。
 「自分が手がけた中では最も大きな作品」で1枚書き上げるのに「30分ぐらいかかった」という。約2カ月間で20回以上書き直し、最終日に仕上げた1枚を応募作に選んだ。
 「自分が納得できる作品にたどりつくのは大変。でも、それだけにできあがったときのうれしさはすごく大きい」と陰山さん。「これからもテーマにとらわれず、様々な書体に挑戦したい」と創作意欲をかき立てていた。(写真左は全国展で大賞の陰山由夏さん。同右は受賞作品)

8日、大石神社薪能

Photo_2  「第2回赤穂大石神社薪能」(赤穂薪能の会主催、赤穂市など後援)はきょう8日(土)、上仮屋の同神社で開催。かがり火のもと、一流能楽師らが幽玄の美を演じる
 演目は「土蜘蛛」。シテ(土蜘蛛)を大阪梅若家・井戸和男師、ワキ(独武者)を福王流姫路江崎家11代当主・江崎金治郎師が演じる。ともに重要無形文化財総合指定保持者で、重厚で巧みな演技が期待される。
 観世流仕舞「鶴亀」(笠田稔師)「吉野天人」(久保田稔師)、茂山七五三・宗彦親子による大蔵流狂言「清水」も上演。開演前には出演者による舞台あいさつと曲目の解説もあり、能を初めて見る人にとっても親しみやすい構成になっている。
 主催する「赤穂薪能の会」世話人代表の榊努さん=上仮屋南=は「一流の先生方による競演で能のすばらしさを味わってもらえれば」と観賞を呼びかけている。
 午後6時開演。当日券はS席5000円、A席同4000円=いずれも自由席=。問合せは大石神社℡42・2054まで。(写真は「第2回赤穂大石神社薪能」で演じられる「土蜘蛛」の一場面)

2007年8月25日 (土)

NHK音楽コンで塩屋小が銀賞

 第74回NHK全国学校音楽コンクール兵庫県大会が明石市民会館でこのほど行われ、11年ぶりに出場した塩屋小学校(指揮・東南真由美教諭、伴奏・木村直子さん)が銀賞に輝いた。関係者によると、同校の同コンクール入賞は「おそらく初めて」という。
 同校コーラス部は昨年から部員が急増。部内に活気が生まれ、今年度も東南教諭の指導のもと、部員53人で練習してきた。1学期終了後も夏休み返上で練習。市内他校と開いた合同練習会には自由曲に選んだ「少年少女のための合唱組曲『わたしが呼吸するとき』」の作曲者・吉田峰明氏を招いて指導を仰ぎ、歌声に力強さが増した。
 コンクール当日もリラックスして普段通りの演奏を披露。「体全体を使ったダイナミックな発声でボリュームのある好演奏」との審査評で見事に入賞を果たした。
 「今まで練習してきたことをきっちり出せた。子どもたちはえらい」と東南教諭。「この銀賞を次につなげたい」と喜びを語った。
 同コンクール小学校の部には塩屋のほか赤穂、尾崎、坂越も出場。坂越が県教育委員会賞に選ばれた。
 4校の演奏はNHK-FMで9月3日(月)午後6時から6時50分に放送される予定(塩屋小の自由曲演奏のみ4日同時刻に放送)。

暑さに負けずギネスに挑戦

20070825dekkaku  “世界一長い絵画”づくりを目指す国際的プロジェクト「アートマイル壁画」の関連イベントがこのほど姫路城三の丸広場で行われ、赤穂アート絵画教室(山本喜美子先生)の生徒らが参加した。
 同プロジェクトは縦1・5㍍×横3・6㍍のビニール地に描いた絵を何枚もつなぎ、“世界一長い絵画”としてギネス記録を達成しようという計画。ユネスコの「平和の文化10年プロジェクト」にも認定され、これまでに少なくとも世界100カ国以上、約3万人により2400枚もの絵画が制作されているという。
 その一環として行われた姫路でのイベントには県内各地から28団体が参加。各グループとも炎天下に汗をしたたらせながら「You&I 友&愛」または「日本」をテーマにした巨大絵画を完成させた。
 赤穂からの参加者は「日本」をテーマに選択。姫路城を真ん中に獅子舞、みこし、花火などをにぎやかに描き、「日本の祭り」を表現した。
 制作に関わったのは小学4年生から高校3年生までの18人。各自の希望に応じて描く部分を分担した。城を担当した大町の中川智尋さん(11)は「こんなに大きな絵は初めて。瓦が難しかった」と感想を話していた。
 出来上がった絵画は平成22年に他の作品とともにエジプトへ輸送され、ピラミッドを囲むように展示されるという。(写真は姫路城前で完成させた巨大絵画)

2007年8月11日 (土)

大石神社に能面奉納、来月の薪能で使用

20070811noumen  来月8日に薪能が行われる上仮屋の大石神社(飯尾義明宮司)に7日、当日の舞台で用いられる新作能面が奉納。催しの成功を祈願した。
 奉納したのは姫路市青山北の能面師・前田能紅さん(66)。平成7年に師匠の楠本能白さん(73)が主宰する姫白会に入門。熱心な創作姿勢と実力が認められ、自身にとって初めて手がけた面が実際の舞台で使われることになった。
 記念すべき面は「顰」。「しかめ面」の語源でもあるように、眉と眼が怒りに満ち、開いた口からは牙がのぞく。「人間に害意を持つ凶悪な鬼」の面で来月の薪能では「土蜘蛛」の見せ場に登場する。
 前田さんは「自分の作った面が舞台で使ってもらえると知ったときは驚きました。当日が楽しみです」と話していた。
 一昨年に続いて行われる「第2回大石神社薪能」は9月8日(土)開催。重要無形文化財総合指定保持者の江崎金治郎師(61)ら一流能楽師が競演する。観能拝観券はS席4000円(当日5000円)、A席3000円(同4000円)=いずれも自由席=で大石神社(℡42・2054)または赤穂民報(℡43・1886)で好評販売中。(写真は能面を奉納した前田能紅さん㊨)

2007年8月 4日 (土)

心癒す淡彩画展

20070721minzoku  柔らかな色合いが見る人の心を癒す「淡彩スケッチ展」が加里屋の赤穂市立民俗資料館(大谷順一館長)で開かれている。
 定年退職後に絵画を始めた有年牟礼の元小学校長、立花良和さん(72)が描きためた作品約250点。市内の身近な景色や旅先で見た風景、植物など、手札サイズからA3判まで大小さまざまな作品が壁一面に展示されている。
 淡彩画は鉛筆のスケッチに透明水彩絵の具をフエルトペンで薄く塗っていく技法。「構えることなく、比較的短時間で描けるのが特徴」(立花さん)。
 「道具が持ち運びしやすいので、旅先など気の向いたときにさっと描けるのも魅力」で、小判のスケッチブックとパレットを兼ねた筆箱は常に携帯。手札サイズなら、電車やバスの待合いのわずかな時間でも描けるという。作品を見た人からは「自然体で力みがなく、やすらぎと心地よさを感じる」と好評だ。
 「絵を描くことは自然や物事との出会いであり、小さな感動と楽しみに満ちています」と立花さん。「手軽に描ける淡彩画を知ってもらえる機会になれば」と話している。
 8月31日(金)まで、午前9時半~午後5時。火曜休館。入館料は大人100円、小中学生50円。問合せは同館℡42・1361。(写真は「子どもたちにもぜひ絵画に興味を持ってほしい」と語る立花さん)

手作りフクロウ展

20070804hukuro  その名前から「福を呼ぶ鳥」「不苦労」と縁起の良さが好まれるフクロウの木彫、工芸品を集めた作品展がJR播州赤穂駅ギャラリーで開かれている。
 フクロウ好きの市民3人が集う「赤穂ふくろう同好会」が主催する3度目の作品展。
 今回は「手作りふくろう展」と題し、メンバーの木村碩志さん(77)、田村和昭さん(80)、岩木清孝さん(65)が自作の品を持ち寄り展示。竹の皮で作った人形や小石のペイント、粘土細工など約100点を出品している。
 「夏休みの工作のヒントにしてもらえるのでは」と見学を呼びかけている。8月16日(木)まで。(写真は赤穂駅改札口横で開催中のフクロウ展)

2007年7月28日 (土)

百人一首の全国大会に3年連続出場

20070721karuta1  7月29日から島根県益田市で行われる全国高校文化祭の小倉百人一首かるた部門に赤穂高3年の中村優友君(18)が兵庫県チームの一員として出場する。1年生のときから3年連続で出場。過去2回はいずれも予選敗退で、「今年こそは決勝トーナメント進出を」と“3度目の正直”にかけている。
 中村君は龍野西中出身。百人一首との出会いは小学1年生のとき。冬休みの宿題で100首すべてを暗記した。
 テニスに打ち込んだ中学時代はかるたから離れたが、高校にたまたま県高文連小倉百人一首かるた専門部委員長の日髙好光教諭がいたことで再開。競技かるた同好会を設立し、初年度から県4位の好成績を収めた。
 長いリーチを活かしたサウスポーで、「腕の払いが早い。強い相手でも名前負けしない勝負度胸がある」(日髙教諭)。
 全国大会は各都道府県対抗の団体戦で行われ、各チーム8人の登録メンバーから5人が対戦し、3勝した方が勝利する。中村君はチームのポイントゲッターで、「兵庫が決勝に行けるかどうかの鍵は彼が握っている」(日髙教諭)と期待されている。
 普段はおっとりとした性格だが、試合に臨んだときの集中力はさすが。
 自身は2段。全国大会では4段以上の選手との対戦も予想される。「チームは決勝トーナメント進出。個人としてはすべての対戦に勝つこと」を目標に掲げ、「自分より上の段の人とやって勝ちたい」と強気な一面を見せた。(写真は全国高校文化祭の競技かるたに3年連続で出場する中村優友君)

2007年7月21日 (土)

特別展「里山の生き物」

20070721kaiyou2  身近な自然に生息する多様な動植物を紹介する特別展「里山の生き物」がきょう7月21日(土)から御崎の赤穂市立海洋科学館(掃部毅館長)で始まる。
 西播磨自然教室代表で赤穂高教諭の甘中照雄さんがライフワークの生物調査を通して収集した標本と写真を6つのコーナーに分類して展示する。
 「里山のけものたち」のコーナーではイタチ、ノウサギ、赤穂でもよく見かけるタカのミサゴなどはく製25体とツキノワグマ、アナグマなどの毛皮10体が並ぶ。動物の骨格標本を展示する「頭の骨を調べる」コーナーではそれぞれの生き物の特徴を頭蓋骨から比較観察できる。
 ユニークなのは、動物のフンを乾燥標本にして紹介する「落としたのはだれ?」のコーナー。その動物が何を食べているかわかり、食物連鎖の実際がうかがえる。
 世界最大のカブトムシ、「コーカサスオオカブトムシ」の標本、どんぐりなど木の実を集めたコーナーなど、幅広いジャンルの自然環境が展示室いっぱいに凝縮され、同館は「里山の存在意義や利用について想像以上の驚きや発見があるはず。自然保護について考える機会にしてもらえれば」と話している。
 9月2日(日)まで、午前9時~午後4時半。火曜休館。同展開催中の入館料は大人300円、小中学生150円。
 あす22日(日)は午前11時から甘中さんによる解説会がある。
 問合せは同館℡43・4192。(写真はきょう開幕する海洋科学館の特別展)

2007年7月14日 (土)

「甲州流軍学の集大成」赤穂城をじっくり見学

20070714shiro2  赤穂城の魅力とみどころを現地解説する歴史探訪ウォークが8日に行われ、参加者らは江戸時代当時の姿をほぼ残す海岸平城を約2時間かけて見学した。
 市立歴史博物館を発着点に大手門、本丸、二の丸をぐるり一周するコースで、同館学芸員の藤田忠彦・館長代理(42)がハンドマイクを手に案内。参加者は、敵の攻撃を防ぐために本丸門前の土橋がわざと曲げられていることなどの説明に興味深く耳を傾けた。
 「日本100名城」に選ばれたこともあってか、予想を上回る約80人が参加。「地元の文化財を知るいい機会」と大半が市内の参加者だった。
 宮前町の山根巌さん(77)は「城の裏側まで防御への気配りがされていた」と巧妙な城の造りに感心。女学校時代を赤穂で過ごしたという姫路市の吉田君恵さん(75)は「赤穂城は青春の思い出が詰まった場所。私にとって心の財産です」と感慨に浸っていた。
 赤穂城は、当時“西国一の軍学者”といわれた近藤正純の設計で寛文元年(1661)に完成。珍しい変形輪郭式の縄張は甲州流軍学の集大成とされる。10の隅櫓、12の諸門があり、曲輪は延長約2・8㌔、面積約6万3700平方㍍に及ぶ。天守台はあるが天守閣は築かれなかった。昭和46年に国史跡に指定され、復元整備が進められている。(写真は好評だった赤穂城の歴史講座)

西播磨の合唱サークルが一堂に

 赤穂市近隣のコーラス団体が交流を兼ねて出演する「2007フェスタ・アルモニカ・イン・アコウ~合唱の祭典」が7月22日(日)、市文化会館(ハーモニーホール)で開かれる。
 15回目となる今回は西播磨各地から25団体が出演。赤穂市内からも13団体が参加し、歌声を響かせる。
 大ホールで午後1時開演。入場無料。赤穂市関係の出演団体は次のとおり。
 ▽ラ・メールさこし▽コールフローラ▽コール・マミーナ▽チャンティ・ママ▽コーラスわかば▽アマビーレ▽ブルーデージ▽メンネルコール“I” ▽コール・ピヤ▽コール・ヴィオレッテ▽赤穂市民合唱団▽コール・ヴィヴァーチェ▽コーラスしおさい

2007年7月 7日 (土)

民俗資料館で「運ぶ」用具展

 加里屋の赤穂市立民俗資料館(大谷順一館長)で今年度の第1回企画展「『運ぶ』用具展」が開かれている。
 市民から寄せられた収蔵品のうち、カバンや籠など荷物を運ぶための用具約65点を紹介。巾着袋や長年使い込まれた旅行用トランクなど懐かしさが漂う展示となっている。
 7月12日(木)まで。火曜休館。入館料100円(小中学生50円)。℡42・1361。

2007年6月30日 (土)

日本ギター重奏コンクール3位

20070630hirai_2  上郡町高田台の平井みきさんが第19回日本ギター重奏コンクール(6月24日、東京・きゅりあん小ホール)で3位入賞した。
 岡山県倉敷市のギター奏者・増田大裕さんとのデュオで出場した平井さんはロドリーゴ作曲の「トナディーリャ」を演奏。第17回大会に続き、2度目の3位に輝いた。
 「結果はまずますだったけど、演奏内容は100点満点で40点か50点」と厳しい自己採点。「もっと磨きをかけて8月の全日本ギターコンクールにエントリーしたい」と次の目標に目を向けていた。(写真は日本ギター重奏コンクールで2度目の3位になった平井みきさん)

市内の石仏を網羅

20070630hon2  赤穂市教育委員会は市内に存在するほぼすべての石仏をまとめた市文化財調査報告書「赤穂の石仏」(A4判292㌻、1300円)をこのほど刊行した。
 同市教委が市文化財保護連絡員に委託して平成8・9年度に実施した石造物調査のうち、石仏についてまとめたもの。昭和40年以前に製作され、地域の信仰対象となっているものを対象に、通称、所在地、造立年月日、銘文などデーターと写真で紹介している。
 約650年前に建てられ市内最古とみられる有年楢原「はえぬき地蔵」、像高が最も高い東有年「傍示ヶ鼻地蔵」など収録されている石仏は計716体。巻末の地図にそれぞれの所在地を示した。
 時の経過につれて風化が進む石仏。調査時に読めていた銘文がその後のこの10年で風化してしまったものもあるという。編集を担当した荒木幸治学芸員は「これで記録の風化は止められる」と発刊の意義を語り、「市内をくまなく調査したが、もし埋もれているものがあればぜひ知らせてほしい」と呼びかけている。
 また、加里屋のお城通りで行われた発掘調査成果をまとめた「発掘された赤穂城下町2」(A4判130㌻、1500円)も発刊した。江戸時代初期から浅野時代にかけての町家跡、出土品をふんだんなカラー写真で収録。巻末付録の「赤穂城下町絵図」翻刻版は宝永元年(1704)の町家区画図を活字出版したもの。居住者の名前が書き込まれた当時の“住宅地図”で他の史料との照合研究が期待される。
 いずれの報告書も発行部数700部のうち200部を市教委などで販売している。問合せは文化財係℡43・6962まで。(写真は市教委発刊の市文化財調査報告書)

江戸時代の町家跡からコウノトリの骨

20070630kounotori  赤穂市教委は平成15年度に「お城通り」で行った城下町跡の発掘調査で、17世紀中の町家跡からコウノトリの骨が出土したと発表した。市教委によると、コウノトリの骨が遺跡から見つかるのは全国的に珍しく、県内では初めて。西日本でも3例目という。
 見つかったのは、左脚のすねの骨1点で長さ約25㌢。浅野時代に「甚蔵」という人物が住んでいた町家の玄関部分で陶磁器や貝がらなどといっしょに出土した。一方の端が欠けており、もともとはもっと長かったものとみられる。ツルの骨に似ているが、奈良文化財研究所の分析でコウノトリの骨であることがわかった。
 当時、コウノトリの骨は長さを活かしてかんざしなど装身具に加工されるなど重宝していたという。市教委は「町家跡から出土したことは、コウノトリが庶民の暮らしに身近な存在だったことの表れでは」と話している。
 同発掘調査については市教委発行の報告書「発掘された赤穂城下町2」でも紹介されている。(写真はお城通りで出土したコウノトリの骨)

版画公募展に初応募で入選

20070630hanga_1  “版画家の登竜門”とされる第57回板院展がこのほど東京都美術館で行われ、初めて出品した塩屋の竹田忍さん(72)が入選を果たした。
 入選作の題名は「赤穂市立民俗資料館」。県指定文化財の同館を12版19色の多色刷りで表現。新緑と青空が色鮮やかな初夏の情景を表現した。木々をやさしく揺らす風の爽やかさが画面から感じられる透明感のある作品。
 定年退職後の2年間、空いた時間を利用して通った版画教室で版木を彫る楽しさに引き込まれた。これまでコンクールに応募したことはなかったが、たでのはな美術館の館主・佐野正幸さんの勧めもあり、「年はとっても積極性を失わないように」と初応募。廃校になった母校を作品化した「閉校になった小学校」と2点出品し、うち1点が入選した。
 会期中にあった表彰パーティーに出席するため上京。会場に赴くと、自分の作品の前で足を止めて見てくれている人の姿に「感激しました」。
 50年近く続けている弓道は5段の腕前。「年齢に関係なく取り組める点は弓道も版画も同じでしょうか」と竹田さん。根っからの阪神ファンで「タイガースの勝ち試合をラジオで聞きながら版木を彫るのが至福のひととき」という。
 「これからも楽しむことをモットーに末永い趣味にしていきたい」と今回の入選で版画への興味をさらに深めたようすだった。
 同展は昭和16年に版画家・棟方志功らが設立した日本板画院主催。今回は全国から820点の応募があった。(写真は版画コンクールで入選した竹田忍さんと作品)

姫路交響楽団が演奏会

 子どもから大人まで楽しめるフルオーケストラによるコンサートが7月15日(日)、赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で開催される。
 出演は姫路交響楽団。毎年好評の演奏会で、今回は古典の名曲コンサートと題して、モーツァルトの交響曲、ベートーヴェンのピアノ協奏曲を演奏する。
 大ホールで午後5時開場、同6時開演。入場料は全席自由で500円。高校生以下は無料(要整理券)。未就学児の入場は不可。問合せは同館℡43・5111。

1日、ハーモニーHで影絵劇

 光と影でファンタジーを作り出す影絵劇「イソポさんのおくりもの」が7月1日(日)、赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で催される。
 徳島を拠点に活動する影あそび劇団ジョイホナが童話を題材に赤穂初公演。上演後はスクリーンの裏側を種明かしするワークショップを開く。
 小ホールで午後1時半開演。前売券は900円(3歳未満無料)、ペア1700円で同会館窓口で販売。当日券はいずれも100円増。問合せは主催の赤穂こどもシアター℡43・7119(神﨑さん)まで。

2007年6月23日 (土)

郷土ゆかりの画家展

   赤穂に関係のある作家作品を紹介する特集展示「郷土ゆかりの画家たち」が御崎の市立美術工芸館・田淵記念館(万代良文館長)で開かれている。
 赤穂市教委は平成2年度から地元にゆかりのある画家の作品を収集。これまでに集めた作品は画家11人の約300点で、年に一度、そのコレクションの一部を公開している。
 今回は会場が海沿いに立地することにちなみ、「水辺のある風景」をテーマに4人の洋画家の作品25点を紹介。展示作品は制作年代順に並べられ、画家それぞれの作風の変遷を垣間見ることができる。
 同館は「中には10年ぶりに公開された作品もある。この機会にぜひ鑑賞してもらえれば」と来場を呼びかけている。
 9月16日まで。8月8日に一部展示替え。火曜休館。入館料は高校生以上200円、小中学生100円。7月22日(日)と8月19日(日)は午後2時から味呑英和学芸員による展示説明会がある。問合せは℡42・0520。展示作家は次のとおり。
 ▽林鶴雄(1907-90)=幼少期を福浦で過ごした。29歳で上京し画壇で活躍。戦争疎開で再帰した赤穂で「爽林会」を結成し、地元の若い画家たちを指導した。55歳でフランスに渡り、数々の名作を残した。
 ▽藤本東一良(1913-98)=坂越で代々廻船業を営んでいた家系に生まれる。東京美大で藤島武二に学び、47歳で日展会員に。昭和56年の第13回日展で文部大臣賞、平成3年に勲四等瑞宝章など受賞歴多数。
 ▽西川美沙夫(1927-83)=赤穂市生まれ。赤穂市内の中学・高校で美術を教えるかたわら、藤本東一良の知遇を受けて作画に取り組む。40歳のとき、代表作「造船所」で日展入選。
 ▽大田幸作(1934-)=御崎生まれ。赤穂高卒業後、武蔵野美術学校(現・武蔵野美大)へ進む。麻生三郎、森芳雄、山口長男らに師事。生まれ育った赤穂の風景を題材にした作品を手がけている。(写真は展示作品の一つ、藤本東一良「朝の岬」)

■田淵記念館のホームページ
http://www2.memenet.or.jp/~akoharm/tabuchi/index.htm

2007年6月 9日 (土)

9月に大石神社で薪能

Photo_12  かがり火のもと、一流能楽師らが幽玄の美を演じる「第2回赤穂大石神社薪能」(赤穂薪能の会主催、赤穂市など後援)は9月8日(土)、上仮屋の同神社で行われる。
 同神社の薪能は、福王流姫路江崎家11代当主、江崎金治郎師(61)の強い意向で一昨年に実現。立ち見が出るほどの盛況で、2度目の開催を望む声が愛好者を中心に高まっていた。
 演じられるのは「土蜘蛛」。源頼光の妖怪退治を題材にした物語で、土蜘蛛が千筋の糸を次々と繰り出す演出が人気の曲目。ワキ(独武者)の江崎師、シテ(土蜘蛛)の大阪梅若家・井戸和男師はともに重要無形文化財総合指定保持者で巧みな演技が期待される。。
 観世流仕舞「鶴亀」(笠田稔師)「吉野天人」(久保田稔師)、茂山七五三・宗彦親子による大蔵流狂言「清水」も上演。開演前には出演者による舞台あいさつと曲目の解説もあり、能を初めて見る人にとっても親しみやすい。
 「見どころの多い曲目。観客のみなさんに満足いただけるように演じたい」と江崎師。主催する「赤穂薪能の会」世話人代表の榊努さん=上仮屋南=は「一流の先生方による競演で能のすばらしさを味わってもらえれば」と観賞を呼びかけている。
 午後6時開演。雨天の場合は赤穂ロイヤルホテルで開催。観能拝観券はS席4000円(当日5000円)、A席3000円(同4000円)=いずれも自由席=で大石神社(℡42・2054)または赤穂民報(℡43・1886)で販売している。(写真は「第2回赤穂大石神社薪能」で演じられる「土蜘蛛」の一場面)

赤穂市国際音楽祭、チケット申込み好調

 今秋に開催される「赤穂国際音楽祭2007」(同実行委員会主催、赤穂市など共催)のチケット販売申込みが好調だ。出演者のレベルの高さと格安(1000円)な入場料設定によるものとみられるが、すでに一般発売分を上回る申込みが届いており、同実行委員会は「市民のみなさんの期待の大きさの表れでは」と反響を喜んでいる。
 同音楽祭は10月6日(土)から3日間、赤穂城本丸特設会場または市文化会館で開催。赤穂ゆかりの世界的ヴァイオリニスト・樫本大進氏ら各国から気鋭の実力派アーティストが来日し出演する。
 チケット販売の申込みを5月上旬から募集したところ、6月6日時点で約1700席分の申込みがあった。公演3日間の座席総数約2200席(立ち見を除く)のうち一般発売分はおよそ半分を予定しており、チケットは抽選になる見込み。招待券などの特典が付いた1口1万円の寄付金も募集3日目で予定の50口が終了するほどで人気の高さをうかがわせる。
 チケット販売申込みは、官製はがきに申込者の郵便番号、住所、氏名、電話番号、公演日・場所、チケット申込み枚数(赤穂城本丸特設会場は1組2枚まで、ハーモニーホールは1組4枚まで)を記入し、〒678・0232赤穂市中広864、赤穂市文化会館宛てに申し込めばよい。6月15日(金)消印有効。複数枚の応募は無効。抽選結果ははがきで知らせる。詳しくは市企画課℡43・6867、文化会館℡43・5111。
* * *
演奏曲目が変更
 赤穂国際音楽祭実行委員会は6日、演奏曲目の変更を発表した。開催日時、会場についての変更はない。
 出演者の1人、クラリネット奏者のポール・メイエ氏の来日予定が変わったことに伴う変更で、同氏は7日と8日に出演することになった。
 同実行委員会は、同氏が当初出演予定だった10月6日(土)分チケットの購入申込み者に対し変更後の演奏プログラムを郵送し、希望があれば申込み変更を受け付けるという。

■赤穂国際音楽祭2007のホームページ
http://www.city.ako.hyogo.jp/IMFA/index.html

大正琴の演奏会

 西播磨の琴伝流大正琴グループが集う演奏会が6月17日(日)、赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で行われる。
 2年に一度の開催で今回7回目。赤穂、相生を中心に13グループが歌謡曲、童謡など日頃の練習成果を発表する。
 小ホールで午後1時開演。出演グループは次のとおり。
 ▽相生グループ▽塩屋つつじ▽生きがい琴生会▽福祉サークル四季の会▽ゆりかもめ▽カレッジ赤穂銀河▽西播学校厚生会▽男性グループ▽みなと相生▽JA相生琴相会▽学校厚生会▽龍峰会▽赤穂グループ

17日「お田植祭」

 豊作を祈る日本古来の神事「お田植祭」が6月17日(日)、加里屋西沖の大石神社神田で行われる。
 この行事は「国際コメ年」だった平成16年に同神社が73年ぶりに復活し、今回で4回目。
 午前9時半にお囃子の先導で田長、早乙女らが上仮屋の同神社を出発。同10時から神事の後、古式に則って早苗を手植えしていく。菅笠、もんぺ姿の「早乙女」には今年も関西福祉大の女子学生が扮する。
 「稲作文化を経験し、お米の大切さを認識してもらえれば」と同神社。観覧席も設け、見学者が田植え体験できる時間もある。
 問合せは同神社(42・2054)。

さつき展入賞者

 ▽市長賞=柴田義則(尾崎)▽議長賞=北川明(西有年)▽教育委員会賞=網本久志(磯浜町)▽文化協会賞=明石隆之(加里屋)▽奨励賞=川嶋陸弘(上郡町高田台)

2007年6月 2日 (土)

「愛する赤穂」テーマに灯ろう飾る作品募集

 あなたの作品を灯ろうで照らしてみませんか―。赤穂青年会議所(頭巾喜和理事長)はまちへの希望や願いを絵などに表現した作品を市民から募集。7月1日(日)から7日(土)まで赤穂城跡で開催するイベント「灯篭通り」に展示する。
 「まちに人が自然と集まるように」と昨年に続き企画。募集テーマは「私の愛する赤穂」。絵、習字、標語、川柳など表現方法は自由で、作品中に名前(サイン)を明記する。紙のサイズはA4判(縦向き)で紙質は問わないが光を通すことが条件(画用紙以上の厚みは不可)。
 寄せられた作品は灯ろうの火袋に差し込み、内側から明かりで照らす趣向。高さ約1・5㍍の灯籠100基を大手門から大石邸までの間に並べ、連日午後7時~9時に点灯する。最終日の7日には「第2回赤穂元禄ゆかたまつり」が大石神社で開催され、大勢の人出でにぎわう見込み。同会議所は「赤穂への思いや愛着で城下町を照らして」と応募を呼びかけている。
 作品は返却不可で、応募多数の場合は抽選で展示。6月20日(水)までに同会議所(〒678・0239、赤穂市加里屋68の9、赤穂商工会館3階)に持参もしくは郵送すればよい。問合せは46・2424(月~金、午前10時~午後3時)まで。

■赤穂青年会議所のホームページ
http://akojc.m2n.jp/

絵画・掛軸と陶芸展

20070602seibun  一流作家による陶芸、書、絵画を集めた特別企画展が赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で開催されている。
 「絵画・掛軸と暮らしの器展」と題し、清文堂書店が主催。古今の高僧による墨蹟約150点をはじめ、佐藤勝彦、井堂雅夫など人気作家の絵画、木版画を多数出品。陶芸では井上萬二、金城次郎ら人間国宝の作品を中心に現代陶芸の粋を集めた展示となっている。
 3日(日)まで。午前10時~午後7時。問合せは清文堂書店℡42・2265まで。(写真は横石臥牛作「白鷺花瓶」)

2日から「さつき展」

 赤穂市民文化祭の「さつき展」は6月2日(土)・3日(日)に市民会館1階大会議室で行われる。
 約15人がさつき、山野草計約130点を出品。午前9時~午後5時。出品者は次のみなさん。敬称略。
 ▽明石隆之▽小川年二▽北川明▽児島健治▽西村信之▽原田勉▽三志多ひやく▽森允之▽柴田義則▽網本久志▽平成19年度さつき教室生徒

本物そっくり、古民家模型展

20070526kominka  昔懐かしいかやぶきの古民家をミニチュアで再現した作品展「ふる里模型の魅力」が坂越まち並み館で開かれている。屋根裏の構造も本物同様に仕上げた力作で、「味わいがあり、見ていて癒される」と好評だ。
 鮮魚行商の三輪正力さん(69)=坂越=が制作した古民家と農機具の模型約30点。
 8年ほど前、当時小学生だった孫の教材として作ったのをきっかけに趣味に。今では木の板や棒を見ると、「材料に使えないかと考えてしまう」という。まとまった数の展示は今回が初めて。
 三輪さん自身、子どものころはかやぶきの家に住んでいた。「台風のときは屋根が飛ばないようにトタン板で押さえたもんです」と思い出を懐かしむ。
 6月11日(月)まで。火曜を除く午前10時~午後4時開館。無料。問合せは主催の「坂越のまち並みを創る会」℡48・8119。(写真は展示作品と制作した三輪さん)

2007年5月26日 (土)

文字連ねて絵に「アート・マンダラ」展

20070526mandara8  虫眼鏡で見ないと見えないぐらい小さな文字を書き連ねて幾何学模様や風景画を表現する「アート・マンダラ」の作品展が5月30日(水)から赤穂市立図書館ギャラリーで開かれる。主催グループの西本昌代さん(63)=加里屋天王山=は「言葉と絵画が融合した作品。見て下さった方々に感動を届けられればうれしい」と来場を呼びかけている。
 アート・マンダラは等間隔の同心円が薄く印刷された紙をキャンパスに、中心から順に線と線の間を小さな文字で埋めていく。平成11年に日本で考案された。油性の極細ペンで「愛」「希望」「ありがとう」など明るいイメージの単語や文章を連書きするのが特徴だ。
 キャンパスにはあらかじめ自分の描きたい図柄をデッサンしておき、色の境目のたびに使うペンを持ち替える。出来上がった作品を遠目に見ると一つひとつの文字が点となり、点描と同じ原理で絵に見える。色をつけない部分も白インクのペンで同じように文字を綴る。
 一般的なキャンパスのサイズは直径42㌢、行間2㍉。一作品を仕上げるのに必要な文字数は2万5000~3万に及ぶが、「書き出すと楽しくて止まらなくなりますよ」(西本さん)という。
 「赤穂では初開催」の作品展には西本さんと仲間約10人が出品。市外県外からも賛助出品が集まり、総点数は70点ほどになる。
 「自分が生かされている環境、家族などあらゆる物事への感謝の心を込めて」ペンをとると言う西本さん。「言霊の持つパワーを感じてほしい」と話している。
 6月2日(土)まで午前10時~午後5時(最終日は4時まで)。入場無料で制作体験コーナーも設ける。問合せは西本さん℡43・4493。(写真はアート・マンダラ展を開く西本さんと作品例)

劇団はぐるま座、1日に赤穂公演

 詩人・礒永秀雄の作品を舞台化した「劇団はぐるま座」の赤穂公演が6月1日(金)、赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で行われる。
 童話劇「天狗の火あぶり」は、村人を襲う悪者とされてきた天狗が、逆に人間の悪事を暴く痛快な物語。その他、朗読劇「花咲く桃の木の下で」大型立体紙芝居「鬼の子の角のお話」など。
 小ホールで午後6時半開演。チケットは一般3000円(当日3500円)小中高生1000円(同1500円)親子3500円。問合せは℡45・0701(吉田さん)。

2007年5月19日 (土)

写壇あすなろ会員展、25日から

Photo_10  設立25年の写真サークル「写壇あすなろ」(宮崎治士会長、会員数25人)の第11回写真展が5月25日(金)から赤穂市立図書館ギャラリーで開かれる。
 「赤穂城跡」をテーマに会員がそれぞれの視点で撮影した作品を出品。自由作品をあわせて約60点を展示する。
 27日(日)まで3日開催。午前10時~午後6時(最終日は5時まで)。出品者は次のみなさん。敬称略。
 ▽宮崎治士▽山本丞▽武村晴人▽岩野敏樹▽尼崎猶一▽馬場広志▽大村正文▽小川金一▽加藤利昭▽金元孝博▽斉藤国二雄▽玉水久雄▽中村寿伸▽橋本光子▽花崎健司▽花崎紀美子▽藤田治子▽藤田泰子▽堀井初子▽三木多津子▽吉田伍▽前田幸雄▽佐々木英明(写真は出品作の一つ=藤田泰子さん撮影)

春の山野草展

 「蓼草友の会」(中谷正保会長)は「春の山野草展」を5月26日(土)と27日(日)に赤穂市民会館で開く。
 第4会議室で午前9時~午後5時(27日は4時まで)。

2007年5月12日 (土)

招待演奏家が決定~赤穂国際音楽祭2007

Daishin2004  赤穂ゆかりの世界的ヴァイオリン奏者・樫本大進氏(28)の提唱で今秋10月に開催される「赤穂国際音楽祭2007」(同実行委員会主催、赤穂市など共催)の招待演奏家7人がこのほど決定した。いずれも気鋭の実力派アーティストとあって質の高い演奏が期待できそうだ。
 同音楽祭は一昨年、少年期を赤穂で過ごした樫本氏から「ヨーロッパで開かれているような市民手づくりの音楽祭を定期的に開催できないか」と提案があり、市民有志が内容や開催の可能性を検討。今年3月に実行委員会を立ち上げ、将来を担う子どもたちをはじめ市民がクラシック音楽を気軽に楽しめる環境を作り出すことなどを目的に開催を決定した。
 樫本氏自ら音楽監督を務めるステージには同氏と親交のある各国の音楽家が出演。全員が趣旨に賛同して出演料なしでの参加を快諾したという。モーツァルト、ブラームスなどの名曲を日替わりのプログラムで奏でる。
 3日間開催。「日本的かつ赤穂らしい場所で」と赤穂市文化会館で行う最終日を除き、2日間は赤穂城本丸庭園内の特設会場で開催。櫓門下にステージを設置し、門扉を反響板に活用するという画期的な設営を予定している。
 出演者の決定に伴い、チケット販売の申込み受付もスタート。応募者多数の場合は抽選して当選者のみにチケットを販売する。入場料はいずれの日も1000円。初日と2日目のみ立見(500円)を当日販売する。
 3月の第1回実行委員会では樫本氏からビデオが届き、「クラシックの固いイメージを打ち破るフェスティバルをともに作り上げましょう」とのメッセージが紹介された。同実行委員会は「赤穂城跡などを舞台に名曲を楽しんで」と鑑賞を呼びかけている。問合せは市企画課℡43・6867、文化会館℡43・5111。開催日程、チケット申込み方法は次のとおり。(写真は樫本大進氏=ⒸNoboru Takahashi

 〔開催日程〕※開場はいずれも開演1時間前
 ▽10月6日(土)=赤穂城本丸特設会場、午後6時開演、全席自由、雨天の場合はハーモニーホール
 ▽10月7日(日)=赤穂城本丸特設会場、午後3時開演、全席自由、雨天の場合はハーモニーホール
 ▽10月8日(月・祝)=赤穂市文化会館大ホール、午後2時開演、全席指定

 〔出演者〕
 ▽樫本大進=ロン・ティボー国際音楽コンクール史上最年少優勝など国内外で高い評価を受ける若手ヴァイオリン奏者。ロンドン生まれ。母が赤穂出身。
 ▽ナターシャ・ロメイコ=2000年パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール優勝などの実力を誇るヴァイオリン奏者。ロシア生まれ。
 ▽アントワーヌ・タメスティ=2004年ミュンヘン国際音楽コンクール1位など若手実力派のヴィオラ奏者。フランス生まれ。
 ▽クラウディオ・ボルケス=1994年チャイコフスキーコンクール優勝など数多くの実績を持つチェロ奏者。ドイツ生まれ。
 ▽ポール・メイエ=名実ともに世界のトップに立つクラリネット奏者。ソリストとしてだけではなく、近年は指揮者としても活躍。フランス生まれ。
 ▽イタマール・ゴラン=パリ音楽院で教鞭をとるかたわら、ピアノ奏者として活動。樫本大進らと共演して高い評価を得ている。リトアニア生まれ。
 ▽渡辺玲雄(友情出演)=新日本フィルハーモニー交響楽団首席コントラバス奏者。独・ヴュルツブルグ音大の修士リサイタルでマイスターの称号獲得。

 〔チケット購入申込み方法〕
 官製はがきに申込者の郵便番号、住所、氏名、電話番号、公演日・場所、チケット申込み枚数(赤穂城本丸特設会場は1組2枚まで、ハーモニーホールは1組4枚まで)を記入し、〒678・0232赤穂市中広864、赤穂市文化会館宛てに申し込めばよい。6月15日(金)消印有効。複数枚の応募は無効。抽選結果ははがきで知らせる。

 〔その他〕
 ▽ハーモニーホールの座席指定は不可▽未就学児の入場はご遠慮ください

■赤穂市国際音楽祭2007のサイト
http://www.city.ako.hyogo.jp/IMFA/index.html

国際音楽祭の寄付金募集、招待特典も

 赤穂国際音楽祭実行委員会は、同音楽祭の運営費として一般からの寄付を募集している。
 1口1万円。5月31日まで先着50口(1人2口まで)を募集する。
 寄付者には特典として、▽音楽祭プログラムに氏名掲載▽赤穂城本丸会場に2人招待▽希望者にチケット優先販売(1口は文化会館会場に2枚まで、2口は文化会館会場に4枚まで及び赤穂城本丸会場に2枚まで)。
 詳しくは市企画課℡43・6867まで。

内蔵助の書状が新発見

20070428syojo  大石内蔵助が討ち入りの8カ月前、義父の石束源五兵衛に宛てて書いたとみられる書状がこのほど見つかり、豊岡市立出土文化財管理センター(瀬戸谷晧所長)が発表した。妻子を京都・山科から豊岡の実家に帰す段取りを記した内容で、同センターは「豊岡里帰りの実際を解明できる得がたい発見」と話している。
 見つかったのは、書状を上下2段1幅に表装した軸物。書状部分の大きさは縦31㌢、横43㌢。同市城崎町の飲食店経営・四角澄朗さん(61)が今年3月に京都市内の骨とう店で入手した。
 市史料整理室を通じ、同市在住で古文書に詳しい田村泰春氏(76)が鑑定。筆跡や内容に加え、義父の名前から「束」の字を省略しているところや墨の濃淡のリズム、花押、特殊な文字の筆遣いなどがこれまでに発見されている内蔵助の書状と一致することから真筆と判断した。
 解読の結果、書状の主題は妻りくと長女くうの2人を実家に戻す際に同行させる従者の人選について。当初同行させるつもりだった瀬尾孫左衛門の都合がつかず、長男主税に役目をさせることを考えた内蔵助が、「若年故に心もとなく、また主税では風評様々」として代わりに家来の加瀬村幸七を供に決めたことなどが記されている。
 日付は「卯月十四日」とあり、「内容からして、出された時期は元禄15年の4月14日」(同センター)とみられる。
 「山科の別れ」として知られる妻りくの里帰りについては時期や同行者をめぐって諸説があった。広く流布されているのは「元禄15年3月から4月にかけて、りくが次男吉之進、長女くう、次女ルリを連れ帰った―」との説だが、今回発見された書状により、妻と長女、石束家の家来2人、加瀬村、世話役の女性の計6人で帰ったとの説が有力視される。また、時期についても「書状を出した翌日の4月15日、あるいは16日に山科を出たと考えられる」(同センター)とみる。
 瀬戸谷所長は「広い意味では、大石の討ち入りに対する覚悟のほどをうかがい知ることのできる貴重な史料」と評価している。(写真は新たに発見された大石内蔵助の書状)

古墳研究の第一人者が講演

 著名な考古学研究者による講演会が5月13日(日)、有年楢原の有年考古館で行われる。
 神戸山手大教授の河上邦彦氏が「壁画古墳とその保存問題―高松塚・キトラ古墳の考古学的意義と壁画の取出し―」と題して講演。奈良県橿原考古学研究所の副所長として古墳研究の第一線で活躍してきた同氏が研究成果などを話す。
 午後2時~4時。聴講無料で申込み不要。問合せは℡079・288・3758(松岡秀樹館長)まで。当日は℡49・2008。

13日まで赤穂美術協会展

 第27回赤穂美術協会展が市文化会館(ハーモニーホール)で開催されている。
 会員27人(故人を含む)が小品から100号の大作まで約50点を出品。
 平田源也会長は「会員一人ひとりが自分を表現しようと制作した力作を鑑賞してほしい」と話している。
 13日(日)まで。1階展示室で午前10時~午後6時(最終日は5時まで)。出品者は次のみなさん。敬称略。
 ▽橋本美由紀▽梶本昌禧▽島田賢司郎▽中島岬▽川崎徹▽川崎多江子▽浜田千恵子▽鳥井広夫▽安藤慶一▽田中良成▽岩崎孝二▽川本光紗▽茶谷京子▽木谷道枝▽田辺義彦▽上住享徳▽塩田康雄▽吉村東洋子▽平田源也▽長谷部君子▽田中繁雄▽佐竹寿子▽米谷朝五郎▽廣門幸三▽城尾孝子▽千崎勝廣▽佐野千恵子(故人)

赤穂出身の美大生が東京で作品展

20070428teramura  赤穂市出身の美術大生・寺村幸子さん(20)が武蔵野市のギャラリーで先月23日まで作品展を開き、本紙に写真を送ってくれた。
 寺村さんは赤穂高在学中に所属していた美術部のメンバー4人で赤穂市の観光PRポスターを共同制作。点描で大石内蔵助のアップを描いた図柄が話題を呼んだ。高卒後、東京都八王子市の多摩美術大学に進学。生産デザイン学科で学んでいる。
 今回の作品展は別の美大に通う金治真理子さん=たつの市出身=と内海ありささん=姫路市出身=の同級生2人と共同開催。3人は高校時代に同じ美術専門学校で学んだ仲良しで、大学進学後も交流があるという。
 3人にとって初めての作品展。「話し合って決めた」というテーマ「Pink Dukushi」に沿って3人とも“ピンク”を基調にした作品1人1点ずつ出品した。
 寺村さんはピンク色の布でヒトの胎内を表現した作品「マタニティ=テント」を制作。「かまくら」のような形をした作品は高さ1㍍ほどあり、ちょうど人一人が座って入れる大きさ。展示中は実際、来場者に“胎内体験”してもらい、「中に入ると落ち着く」と感想をもらったという。
 「空間デザイナーの草間彌生さんに憧れる」という寺村さん。「これからも素材の特徴を掘り下げた作品を作りたい」と将来の夢を広げた二十歳の春になった。(写真は同級生と作品展を開いた寺村幸子さん㊧と作品)

2007年4月28日 (土)

日生で備前焼企画展

20070331bizen2  日生の歴史、文化をテーマに展示している加子浦歴史文化館(谷口富祥館長)=日生町日生=で企画展「備前の徳利・ぐい呑・宝瓶展」が開かれている。
 岡山市内の収集家とその友人らの協力で古備前から現代作家まで逸品115点を展示。個人コレクションのため、ほぼすべてが初めて一般公開される品という。
 備前焼中興の祖と称される金重陶陽、藤原啓・雄父子ら人間国宝をはじめ、日生が生んだ著名作家の作品を作家写真、紹介文と展示。現代作家を合わせて36人の作品を紹介している。
 古備前も16点展示。室町中期の蕪徳利、桃山期の三角徳利、伊部焼に釉薬で彩色した江戸末期の色備前盃など、なかなか目にすることのできない品が並ぶ。
 「これだけ幅広い時代の備前焼が揃う機会はめったにない」と同館の村上節子学芸員。「時代とともに形状が移り変わっていくさまに注目して鑑賞してほしい」と見どころを話している。
 6月3日(日)まで開催。休館日は火曜日、祝日の翌日。5月6日(日)は臨時休館する。
 入館料は大人200円、小中学生100円。問合せは同館℡0869・72・9026。(写真は貴重な備前焼作品が多数展示されている加子浦歴史文化館の企画展)

きれいな押し花展

 風景や静物などを表現した押し花展が赤穂駅前のプラット赤穂2階で開かれている。
 「ふしぎな花倶楽部」インストラクターの水野君子さん=さつき町=ら赤穂、相生の女性4人が約20点を出品。繊細で独創性のある作品が展示されている。
 映画館横の通路ギャラリーで5月25日まで。

ほのぼの写真展2

20070428iuchi2  赤穂出身のアマチュアカメラマンが「赤穂歩いてほのぼの写真展2~○△□編~」を5月3日(木)からJR播州赤穂駅自由通路ギャラリーで開催する。
 今年2月にも同じ場所で写真展を開いた加里屋出身の井内尚子さん(43)=西宮市=が故郷を散策しながら撮影した写真約40点を展示。ユニークな視点で赤穂の名物、名所を写した作品が新鮮でおもしろい。
 5月15日(火)まで。17日(木)からパート3を開く。(写真は展示作の一つ「四角い笑顔」)

2007年4月21日 (土)

赤穂の4人組バンドが初CD

20070421soul  メンバー全員が赤穂在住のバンド「ソウルジャンクションズ」の1stCD「恋のからさわぎ“幸せになろうじゃあ~りませんか”」が4月28日(土)に自主レーベルからリリースされる。
 メンバーは、ボーカルの平松チャパ慎也(本名・平松慎也さん=南宮町)、ギターのヒサシブルース(米口恒さん=木津)、ベースの田中くん(田中悠也さん=中広)、ドラムのハセ(長谷正道さん=同)の4人。
 田中さんは20歳、あとの3人は21歳。昨年1月に結成し、姫路のライブハウスを拠点に活動。「かっこよさ」と「お茶目な感じ」をあわせ持つ“二枚目半バンド”を売りに人気が出てきた。
 オーディションにも積極的に参加して力を磨き、持ち歌も14曲に。最近では大阪、神戸のライブハウスからも出演依頼がかかるようになっているという。
 今回発売のCDは、CDと同名曲のほか3曲を収録。「骨太でパワフルな曲と温かくて切ない曲をリバーシブルに歌えるバンド」を目指す4人の特長がよく出ている。赤穂市内では「サイクルヒット赤穂店」℡46・5080)での販売が決まった。1枚1000円(税込)。初回販売のみ限定ポスター付。
 CD発売を記念して単独ライブ開催、ラジオ出演も決まった。日時などは次のとおり。
 ▽MBSラジオ「U.K.チア・ミュージック」出演=4月27日(金)午後9時放送
 ▽CD発売記念ワンマンライブ=5月12日(土)姫路Beta、午後7時開演、チケット2000円(ドリンク別)℡079・222・0486(写真は念願のCDを発売する「ソウルジャンクションズ」=左から=米口、田中、平松、長谷さん)

■ソウルジャンクションズのホームページ
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=siiinnya

詩吟と尺八が合同演奏会

 詩吟と尺八が会する「第17回尺八楽座&吟詠会定期演奏会」が4月22日(日)、赤穂市民会館で開催される。
 摂楠流赤穂吟詠会と直簫流尺八楽座の会員計11人が出演。姫路の津軽三味線グループも加わり、約20曲を演奏する。
 大会議室で正午開演。入場無料。問合せは℡48・8644(室井さん)まで。出演者は次のみなさん。
 ▽北野学▽室井祥司▽八木伸任▽奥澤晃芳▽牟礼正稔▽冨士原浩山▽浜根相生海▽宮本喜楠▽濱田摂恵▽門野摂慶▽沖中摂篤

2007年4月14日 (土)

“団塊の世代”3人「書・陶・切り絵展」

20070407sanninten1   今年還暦を迎える小中学校の同級生3人が合同で「書・陶・切り絵展」を開くことになった。赤穂市立図書館ギャラリーで4月20日(金)から。入場無料。
 出品するのは、塩屋の山本加代さんと長棟成光さん、そして備前市三石の伊賀さよさん。3人は“団塊の世代”第1号の昭和22年生まれ。塩屋小―赤穂西中の同級生で年男年女でもある。
 陶芸の雲火焼に取り組む長棟さんが初めての個展を開きたいと幼なじみの伊賀さんに相談。「それなら山本さんもいっしょに」と話がまとまった。作品展の副題は「団塊の世代 三人の足跡」とした。
 書道歴約40年の山本さんは臨書、調和体など軸、額約20点。「団塊」「猪突猛進」など今回の展示にぴったりの作品が目を引きそう。初孫の胎毛で作った筆による作品も。
 焼き物に向いた土を見つけたのをきっかけに昭和53年から独学で陶芸を始めた長棟さんは壺などのほか、雲火焼を応用した「陶板絵」を初公開。窯変の色調が夕焼け空のようで美しい。
 伊賀さんの切り絵はモノクロだけでなく、独自の技法でカラー作品も手がける。イメージ通りの色を求めて和紙は自分で染色。制作途中の作品を展示し、制作過程も紹介する。
 「見た人を元気付け、心和ませる作品づくりを心がけています」と伊賀さん。長棟さんは「いろいろな意見、感想をもらって今後の参考にしたい」。山本さんは「平面と立体、カラーとモノクロ―といった異なる作風を楽しんで」と話している。
 3人の出品総数は約80点。会場の装飾にもアイデアがあるとか。会期は22日(日)まで。午前10時~午後5時半(最終日は4時終了)。(写真は同級生3人で作品展を開く=左から=山本さん、長棟さん、伊賀さん)

市民会館で盆栽作風展

 「亀甲盆栽の集い」が主催する第31回盆栽作風展が4月14日(土)・15日(日)、赤穂市民会館で開かれる。
 会員約30人が手の平サイズの小品からどっしりとした大作まで多彩に展示。
 大会議室で午前9時~午後5時(15日は午後4時まで)。

きれいな押し花展

 風景や静物などを表現した押し花展が赤穂駅前のプラット赤穂2階で開かれている。
 「ふしぎな花倶楽部」インストラクターの水野君子さん=さつき町=ら赤穂、相生の女性4人が約20点を出品。繊細で独創性のある作品が展示されている。
 映画館横の通路ギャラリーで5月25日まで。

2007年4月 7日 (土)

坂越盆踊りなど2件が市文化財に

20070407goedoki20070407sakoshi   平成18年度の赤穂市指定文化財が3月30日、市教委から告示され、「六道絵」(高野・誓教寺所有)と「坂越盆踊り」の2件が新たに指定された。市指定文化財は全部で44件になった。
 絵画で初めて市有形文化財になった誓教寺の「六道絵(ろくどうえ)」は、平安時代の僧源信が著した「往生要集」で説かれている三界(さんがい)六道の世界観を詳細に描写したもの。
 江戸時代後期の18世紀後半から19世紀中頃に京都の絵仏師により制作されたと推定され、全16幅という構成は他に例を見ず貴重。特に「八大地獄」を一つずつ8幅に描いた地獄絵はすさまじい情景が鮮烈な色彩で描かれ、見る者の心胆を凍らせる。
 同寺は、一度は行われなくなっていた「御絵解(ごえどき)法要」を平成10年に再開。隔年の4月最終日曜日、絵を題材に因果応報の教えを説いている。同寺によると、保安上、普段は別の場所で保管し、法要時のみ公開しているという。
 市教委は「近世後期の制作にしてはしっかりと描かれている。絵解きが現在も継承されていることも重要」と作品の意義を認める。
 「坂越盆踊り」は17世紀以前から同地区に伝わる民俗芸能。
 道路片側に設けた音頭棚の前で2列になって踊り、打ち寄せる大波小波を表現した振り付けは素朴でゆったりとしながらも力強く威勢がいい。
 戦前まで盛んに踊られ、当時は自由に仮装して踊りを楽しんだという。戦中戦後に下火になったが昭和52年に保存会が結成。会員数は約70人で、毎月第3土曜日に坂越まち並み館で唄と囃子を稽古している。現在は8月の「たこ祭り」と西之町地蔵盆の2回踊られている。
 保存会の初代会長だった大西孜さんによると、「岡山県笠岡市の白石島に伝わる『白石踊』=国重要無形民俗文化財=がルーツではないか」と推測。生島の石鳥居が白石島で作られていることなど、「船の流通を通して盛んな交流があった」といい、振り付けも類似点が多いという。
 また、愛媛県無形民俗文化財の「青島の盆踊り」は、寛永16年(1639)に伊予国馬島(現在の大洲市長浜町青島)へ移住した坂越浦の漁師与七郎らが故郷を偲んで始めたと伝えられ、保存会が義士装束などに仮装する独特の踊りを継承しているという。
 市教委は「踊り、音曲のスタイルが類似するものは市内になく貴重」と指定を決めた。民俗芸能の分野では「鳥撫荒神社獅子舞」に次いで2件目の指定。
 ▼誓教寺・霜尾孝紹住職の話=「これまで以上に一層しっかりと保存に努めたい。今年は御絵解法要を行わない年だが、指定を記念した特別公開を考えている」
 ▼坂越盆踊り保存会・篠原明会長の話=「永年の苦労が実った。文化財に指定されたことで地域のみなさんに踊りの価値をさらに理解してもらえればありがたい」
(写真左は「坂越盆踊り」、同右は誓教寺の「六道絵」)

■誓教寺のホームページ
http://www.mars.sannet.ne.jp/shimoo/

北野中の新家さん「書と写真」展

20070331shinya  赤穂市内の高齢者大学などで書道を教える北野中の新家一夫さん(79)=雅号・黄村=が「書と写真」展を相生市旭のギャラリー・ジョナサンで1日から開いている。
 書道歴40年以上の新家さん。10年ほど前から写真にも取り組んでいる。書は前衛的な作品を多く手がけ、写真は風景を中心に「興味を持ったものは何でも被写体」にするという。
 これまでは書、写真とも展覧会への出品を主とした創作活動で、個展は初めて。数多くの作品を残しているが、会場スペースの都合で出品数は両方合わせて約10点に絞った。
 黒地に金文字が目立つ一字書は大筆の穂先すべてを用い、一息で書き上げた会心作。紙面いっぱいに広がる「翔」の文字は空をかける龍を想起させる。
 写真「秋の日」は山口県岩国市の錦帯橋公園での一コマ。木々に緑が残る初秋の公園をあえて逆光で捉えた。ベンチに腰掛ける人のシルエットが木洩れ日と噴水の水しぶきを際立たせている。市美術展市長賞の秀作。
 その他に、四字熟語を青墨でほのぼのと書いた「長楽無極」、朝もやにたたずむ地蔵を撮った「静寂」など。いずれも、「光と影が重要な要素であるのは書と写真に共通」と語る新家さんの視点が光る力作だ。
 今年5月に傘寿を迎える。「書も写真も、年を取っても取り組める。元気な限り、創作を楽しみたい」と話している。
 4月30日(月)まで。同ギャラリーはコープデイズ相生1階のレストラン内にあり、食事や喫茶をしながら作品を鑑賞する。午前10時~午後7時オープン。℡22・8403。(写真は「書と写真」展を開く新家一夫さん)

海洋科学館で水中写真展

20070331umi4  ダイバーが撮影した水中写真で海の世界を紹介する企画展「兵庫県の海のゆかいな仲間たち」が赤穂海浜公園内の市立海洋科学館で開かれている。
 「海っ子倶楽部」代表の三島正嗣さん(42)=加里屋=ら兵庫、大阪、岡山のダイバー6人が撮った写真約120点を播磨灘、大阪湾、日本海の3エリアに分けて展示。タコの吸盤を接写した迫力あるA1判の大パネルなどユニークな写真が紹介されている。
 海に捨てられた空き缶の飲み口から顔を出している魚の写真も。同館は「自然保護について考える機会にしてもらえれば」と話している。
 5月6日(日)まで。火曜休館。午前9時半~午後4時半(入館は4時まで)。
 あす4月8日(日)は午前11時からダイビング・インストラクターの松本裕子さんが「海の生き物のお話会」。香住、竹野の海で撮影したビデオを見ながら魚の生態などを楽しく話す。(写真は海洋科学館で開催中の水中写真展)

■赤穂市立海洋科学館のホームページ
http://www2.memenet.or.jp/~akoharm/marine/

赤穂書道会が第33回会員展

 赤穂書道会(萬野清隆会長)の第33回会員展は4月13日(金)から市民会館で開催される。
 額、軸、パネルなど約50点。漢字、かな、調和体など多彩な部門の作品が並ぶ。
 2階中会議室で15日(日)まで。午前9時半~午後6時開場(最終日は5時まで)。出品者は次のみなさん。敬称略。
 ▽朝日隆子▽稲葉マキ▽今井沙智子▽内波薫▽大崎康子▽大島美代子▽大谷幸子▽梶有里▽鍛治本美津代▽金井清▽金地久代▽釜須美枝▽木造憲子▽木村雅博▽児島幸子▽小林芙美子▽小林満子▽斉藤久美子▽清水まみ▽新家一夫▽高橋幸子▽立花ゆみ▽田淵修子▽妻井昭二▽豊田美保子▽中崎節子▽中村澄子▽成富仁美▽西垣史佳子▽東村準子▽引本知津子▽冷牟田修子▽藤本愛▽藤原まゆみ▽堀川多恵子▽前田友都代▽前田ゆう子▽松本百合子▽眞殿としみ▽萬野清隆▽三木友子▽宮本由美子▽室井健三▽目木かおり▽山本加代▽小宮和美

エムフォトクラブ第2回展

20070407photo  写真の初心者集団として活動している「エムフォトクラブ」は結成以来2回目の写真展を4月13日(金)から赤穂市立図書館1階ギャラリーで開く。
 15日(日)まで3日間。午前10時~午後6時(最終日は5時終了)。(写真は出品作品の一つ)

キャンバスの会作品展

 中央公民館絵画サークル「キャンバスの会」の第26回作品展が4月13日(金)から市民会館で開かれる。
 15日(日)まで。午前9時~午後5時(最終日は午後4時終了)。出品は次のみなさん。敬称略。
 ▽米谷朝五郎▽鍛治俊行▽梶本昌禧▽田中徳一▽米谷勝利▽千崎悦子▽富田和男▽中山絹代▽鍋島眞由美▽新田伊都子▽浜田智恵子▽干飯政美▽本多芙佐子▽松本三千代▽前田善明▽三島市雄▽水野清司▽三宅千恵子▽安則つね代▽矢野よね子▽山根種夫

2007年3月24日 (土)

小泉八雲コンクールで優秀賞

20070324onosensei  明治の文豪・小泉八雲を顕彰する「小泉八雲をよむ 感想文、作詞・詩コンクール」の<感想文・一般の部>で北野中の小野一郎さん(75)が一席にあたる優秀賞に選ばれた。小野さんの同コンクール優秀賞は平成5年度に続き2度目。
 八雲(本名ラフカディオ・ハーン、1850―1904)は39歳で新聞記者として来日。その年の8月から英語教師として1年3カ月間、松江市に滞在し、そこで知り合った日本人女性と結婚。その後日本に帰化した。
 同コンクールは、松江をこよなく愛した八雲の功績を称えようと松江市などが昭和61年から主催。21回目の今回は感想文54点、作詞・詩25点が寄せられた。
 小野さんは八雲の短編「漂流」の感想文を400字詰め原稿用紙5枚に書き、「不思議な力」のタイトルで応募。「おとなの知性、言語の力を示す作品」との審査評でトップ入賞した。
 小野さんが「漂流」を読んだのは、昨年5月20日付け本紙の「小泉八雲の短編『漂流』主人公を救ったのは坂越の船頭『大谷屋清兵衛』」の記事がきっかけだったという。
 この記事は、坂越の郷土史家・大西孜さんらの調査で、江戸時代の実話を基にした「漂流」の登場人物の一人が坂越の船頭だったことを突き止めた、との内容を本紙が報じたもの。
 興味を持った小野さんは図書館で「漂流」が収録されている本を借り、一読。作品の底流にある“信仰力の大きさ”に注目し、「『信ずるものは救われる』というか、人知を越えた不思議の存在を感ずることが出来たように思う」などと感想をまとめた。
 すでに一度受賞していることや、締め切り直前の応募だったこともあり、「今回はあかんだろうな」と思っていたが、主催者から入賞の通知。3日に松江市内で行われた表彰式に妻同伴で出席し、八雲の直筆原稿などを展示する記念館や旧居も見学した。
 「改めて八雲への敬慕の念がふくらんだ」と小野さん。文化面で活躍が目立つ市内の同世代に刺激を受けているといい、「私も負けないようにこれからも創作活動にがんばりますよ」と意欲をみせていた。(写真は小泉八雲の感想文コンクール優秀賞の小野一郎さん)

“初めての赤穂緞通”展

20070324dantsu  赤穂緞通の制作講習会で出来上がった作品の発表会が3月30日(金)から市立図書館で開かれる。
 伝統工芸を広めようと取り組んでいる「あこうだんつうの種をまく会」が主催。
 同会は3年前から特製の小型織り機を使い、加里屋の工房と市内各公民館で初心者向けの講習会を開催。小学生から70歳代まで市内外の参加者が緞通づくりに挑戦した。
 講習会参加者の作品発表会は初めて。これまでの参加者のうち市内の有志から約60点を集めて展示する。
 横縞、市松など素朴な図柄にも作り手の個性がうかがえ、同会は「どの作品も気持ちの込もった世界で一つだけの緞通です」と来場を呼びかけている。
 4月1日(日)まで。1階ギャラリーで午前10時~午後5時(最終日は4時まで)。(写真は展示作品の一部。奥にある小型織り機で制作された)

森のふくろう達展~赤穂駅ギャラリー

20070324hukurou  JR播州赤穂駅2階の改札口横ギャラリーで「森のふくろう達」展が開かれている。
 加里屋の木村碩志さん(77)ら「赤穂ふくろう同好会」の3人がコレクションを展示。ふくろうの木彫、はく製など約110点を紹介している。
 31日(土)まで。(写真は開催中のコレクション展)

2007年3月17日 (土)

故廣山先生の追慕版画展

20070317hounen_2  赤穂市立歴史博物館名誉館長で昨年3月に亡くなった廣山堯道さんの追慕木版画展が、故人が住職を務めていた御崎の廣度寺で3月20日(火)から3日間行われる。
 元塩町の版画家で「たでのはな美術館」の館主・佐野正幸さん(66)が京都・知恩院の国宝「法然上人絵伝」を題材にしたシリーズ作を展示する。
 法然上人の誕生から臨終までを20点の木版画で表現した一連の作品は同寺本堂大屋根の落慶行事として展示しようと、2年ほど前に佐野さんが廣山さんに約束していたが、工事の進捗等の都合で実現していなかった。
 もともと、佐野さんが版画制作に取り組み始めたのは、廣山さんから勧められたのがきっかけだった。佐野さんは、「廣山先生は私に版画の道を作ってくれた人。やっと約束を果たせる。一人でも多くの方に来場してもらい、供養になれば」と話している。
 22日(木)まで。問合せは佐野さん☎090・3496・4282。(写真は展示作と佐野正幸さん)

上郡でシンビジウム展

20070317ran  独自の方法で栽培した鉢花が美しいシンビジウム展が上郡町野桑の城下農園で開かれている。
 今年で23回目。ランを栽培して30年以上の園主・城下孝司さん(55)が8―10年以上かけて育てた約100鉢。地元の野山に咲く原種から種子を採取して栽培したオリジナル花が競うように咲き並んでいる。
 「どの作品も世界でたった一つの花。じっくりとご覧いただきたい」と城下さん。落ち着いた趣のある作品が来場者の目を引いている。
 18日(日)まで。午前10時~午後5時。入場無料。販売も行う。問合せは℡54・0519。(写真は展示品のひとつ「赤穂の春」)

■城下農園のホームページ
http://www12.ocn.ne.jp/~shiroran/

18日、赤穂高吹奏楽部が定演

 赤穂高吹奏楽部(満本将廣顧問)の第36回定期演奏会が3月18日(日)、市文化会館(ハーモニーホール)で行われる。
 企画、運営などを生徒が担当。一年間の総決算としてステージを披露する。曲目はセレブレーション、久石譲メドレーなど。
 大ホールで午後2時開演。入場無料。

フォトクラブ赤穂写真展

20030317fhoto  写真サークル「フォトクラブ赤穂」(村田勲美会長)の第12回写真展が3月18日(日)まで赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で開かれている。
 会員16人がテーマ作品「ひ/日・火・炎・陽」を含む約50点を出品。1階展示室で午前10時~午後6時(18日は4時まで)。出品者は次のみなさん。敬称略。
 ▽内田享▽大島隆三▽岡村元晴▽勝下紘次▽木村繁之▽小舟正起▽佐藤良巳▽武本冨重▽原啓治▽平松国秀▽巻幡保▽村田勲美▽柳内文則▽八幡昭海▽山中義明▽山本丞。(写真は出品作の一つ)

メイプル写友会グループ展

20030317mepl  写真サークル「メイプル写友会」(野村勝美会長)の第10回グループ展が赤穂市立図書館で開かれている。18日(日)まで。
 「さくら」をテーマに会員14人が作品を出品。自由作品を含めて個性豊かな約60点が並ぶ。
 1階ギャラリーで午前10時~午後6時(18日は4時まで)。出品者は次のみなさん。敬称略。
 ▽大崎徹▽田中俊一▽竹田良子▽中野利広▽野村勝美▽野村博子▽萩原敏弘▽浜田秀市▽浜本陸志▽氷室智▽藤田勝己▽松川町江▽矢間直美▽矢野博之。(写真は出品作の一つ)

バイオリン教室発表会 24日ハーモニーH

 「ハーモニーヴァイオリンアンサンブル教室」の第5回発表会が3月24日(土)に赤穂市文化会館で開かれる。
 赤穂ゆかりのバイオリン奏者、樫本大進氏寄贈の楽器を小学生に貸与して指導する同教室の第5期生10人とOB生有志約20人が演奏を披露する。
 大ホールで午後2時開演。姫路交響楽団有志の賛助出演もある。入場無料。

有年公民館で和紙ちぎり絵展

 和紙ちぎり絵作品展が有年公民館で開催中だ。
 出品するのは、「田渕さち和紙ちぎり絵教室」と高齢者大学有年学園の約15人。
 3月19日(月)まで。午前9時~午後5時(19日は3時まで)。

古希3人展に約1000人

20070317sanninten  古希を過ぎた同級生3人の「絵と書と写真 赤穂高校6回生 3人展」が市立図書館で11日まで開かれ、4日間で約950人が来場する盛況だった。
 坂越の鳥井廣夫さん(絵画)と柳原雨道さん(書)、そして北野中の木村繁之さん(写真)が3人合わせて約45点を出品。
 71歳という年齢を思わせないエネルギーと感性あふれる作品は大好評。特に同世代の来場者から「元気をもらいました」「自分ももっとがんばろうと思った」などの声が多く聞かれたという。
 開催前に「年はとっても活力のあるところをアピールしたい」と話していた木村さんは「開いた甲斐があった」とニッコリ。鳥井さんも「高校卒業後、初めて会う同級生が来てくれた」とうれしそう。
 「これからも刺激を与え合う関係でいたい」(柳原さん)とさらに創作意欲が高まったようすだった。(写真は1000人近い来場者があった3人展)

2007年3月 3日 (土)

古希過ぎてますます元気 絵・書・写真3人展

20070303sanninten  絵画、書道、写真と異なる分野で創作活動に取り組む赤穂市内の同級生が、古希を過ぎた記念に3人展を開く。
 3人展を開くのは、坂越の鳥井廣夫さん(絵画)と柳原雨道さん(書道)、そして北野中の木村繁之さん(写真)。3人とも赤穂高の同級生(6回生)で71歳だ。
 鳥井さんらによると、「3人展」の話は還暦のころからあったという。なかなか都合がつかず繰り延べになっていたが、節目の古希を過ぎて計画が具体化した。
 開催に向けて昨夏から毎月1回打合せを開き、このほど展示内容がほぼ決定。
 高校時代に絵を始めた鳥井さんは大山、牛窓などを油彩で描いた風景画など約10点を出品。書の柳原さんは昭和55年ごろから市内で書道教室を開き、今回は一字書など約15点を出す。写真歴20年の木村さんは「花のある風景」をテーマに広角レンズで撮った全紙パネル12点を展示する。
 案内状も3人の合作。題字は柳原さん、イラストは鳥井さん、3人の顔写真は木村さんが撮影した。
 「地元の同級生にも見にきてほしい」(柳原さん)「年はとってもまだまだ活力のあるところをアピールしたい」(木村さん)と意気込み十分。どうせやるなら納得のいく開催に―と作品の展示方法についても喧々諤々の議論が続いているといい、「3人とも頑固者。作品を並べるときにケンカにならないようにしないと」(鳥井さん)と笑い合う。
 作品展のタイトルは 「絵と書と写真 赤穂高校6回生 3人展」。3月8日(木)から11日(日)まで市立図書館ギャラリーで開催する。(写真は同級生3人組で作品展を開く=左から=柳原さん、木村さん、鳥井さん)

ハーモニーフリーステージ

 市民にハーモニーホールでの演奏機会を提供する「ハーモニーフリーステージ」が3月11日(日)、赤穂市文化会館で開かれる。
 12回目となる今年は高校生以上が対象。18の個人・グループが出演する。
 大ホールで午後1時半開演。入場無料。出演者は次のみなさん。敬称略。
 ▽あんだんて▽森本茉耶▽一瀬貴子▽東口唯▽高野智香▽宮本寛子・木村里奈▽小川和恵・小川博子▽岡田絵美・桑原千尋▽山崎ゆかり▽ロンディーノ▽赤穂ブラスウィンズ▽よるがたクインテット▽朝香流▽藤間流郁踊会▽吉川洋子▽中村グループ▽尺八楽座▽楽しいフラメンコ

7日から上郡町書道会展

 上郡町書道会(塚本義勝会長)の第8回会員展が3月7日(水)から町生涯学習支援センターで行われる。
 会員20人が約40点を出品。
 1階ロビーで14日(水)まで。12日(月)は休館。

2007年2月24日 (土)

わがまち赤穂パネル展

20070224sakoshi  まちづくりグループ「坂越のまち並みを創る会」(牟禮宗弘会長)はパネル展「わがまち赤穂の魅力再発見」を坂越まち並み館で開いている。
 今年1年間、6回シリーズで開催するパネル展の第1回目。「今も残る古き街角・路地」をテーマに市内の風情ある景観を写真で紹介。地元・坂越地区の写真は拡大して展示している。写真は「赤穂環境づくり推進会議」(現・環境プロジェクトあこう)が作成したパンフレットから引用した。
 3月10日(土)まで。午前10時~午後4時。火曜休館。問合せは同館℡48・7770。(写真は坂越まち並み館で開催中のパネル展)

画塾「雨聲会」日本画展

 結成34周年の画塾「雨聲会」(室井澄主宰)が日本画展を3月2日(金)から赤穂市立図書館で開催する。
 会員14人の力作を展示。4日(日)まで。1階ギャラリーで午前10時~午後5時。出品者は次のみなさん。敬称略。
 ▽池田芳伸▽石原博子▽内田育美▽片上悠紀子▽清原早苗▽佐原宮子▽永安克美▽西川実子▽西側時子▽古川愛子▽万代和代▽三浦美雪▽桃井光子▽八木泉

1日から女・女・女展

 女性だけの絵画作品を集めた「第19回女・女・女展」が3月1日(木)から赤穂市文化会館(ハーモニーホール)展示室で開かれる。
 会員26人が10号―20号の自由作品52点を出品。
 4日(日)まで。午前9時~午後5時(最終日は午後3時半終了)。
 また、赤穂市民病院1階ロビーでも3月1日(木)~31日(土)に小品展を開く。
 出品者は次のみなさん。敬称略。
 ▽赤松澄子▽伊藤道子▽河村ちづる▽川本光紗▽木谷道枝▽佐竹寿子▽千崎悦子▽茶谷京子▽辻本恵子▽堂本たみ子▽中村綾子▽中山絹代▽鍋島真由美▽新田伊都子▽根来貞美▽橋本美由紀▽長谷部君子▽浜田智美子▽干飯政美▽三宅千恵子▽三宅由美▽室井美音子▽安則つね代▽山二美智子▽鷲尾さえ子。

有年公民館 音楽のつどい

 有年地区の音楽グループが集う「音楽のつどいwithミニミニコンサート」が2月25日(日)、有年公民館で開かれる。
 地域のコーラスクラブ、音楽愛好者らが出演。関西を中心に活動するアコースティックデュオ「NADIA」のミニコンサートもある。
 午後1時開演。入場無料。問合せは同公民館℡49・2004。

2007年2月17日 (土)

赤穂のほのぼの写真展

 赤穂の自然や街角を撮りためた西宮市の主婦が「赤穂歩いてほのぼの写真展~春が待ちきれなくて編~」を2月20日(火)からJR播州赤穂駅改札横ギャラリーで開く。
 加里屋出身の井内尚子さん(43)。尾崎の桜坂、春の和みの坂越など、数年前から友人らと帰省するたびに故郷を歩いて撮影したスナップ写真約50点を展示する。
 27日(火)まで。

千種の苑で交流作品展

 東有年の特別養護老人ホーム「千種の苑」(山田勝利施設長)で入居・利用者らによる作品展が開かれている。
 交流のある地元園児、生徒らも出品。24日(土)まで。1階ホールで午前10時~午後5時(最終日は3時まで)。

2007年2月10日 (土)

戦地からの便り一冊の本に

20070127kubo2  赤穂市関係分の戦没者に関する本を発刊するなど郷土史研究を続けている元中学校長の久保良道さん(69)=有年原=が戦地の父から受け取った便りを書籍にまとめ、このほど自費出版した。久保さんは「父の便りをもとに戦争とは何か―を見つめたかった」と発刊の動機を語る。
 「父と歩んだ六〇年―戦地からの便りに想う―」。変形上製本105ページ。第2次世界大戦中、出征先のビルマ(現在のミャンマー)で戦病死した父・良一さんが召集後、家族に宛てたハガキなど45点をほぼ原寸大のカラー写真で収め、久保さんが解説文を執筆した。
 「ありのままに記録を残したかった」と退色して赤茶けた紙色、ハガキに残るシミなど実物そのままに掲載。検閲の墨塗りが戦争の暗さを物語る。
 ほとんどの便りに当時6歳だった長男・久保さんへの言葉が書き添えられている。「良道サン ゲンキデスカ。イタヅラヲシナサルナヨ」「兄チャン二學期ノセイセキハドウデスカ」など、いずれのハガキも紙幅を惜しむかのように小さな文字が紙面いっぱいに綴られ、家族への切なる愛情を感じさせる。
 今でこそ、「父からの便りは心のよりどころ」と話せるようになったが、かつては家族を残して逝った父を恨み、「(ハガキを)全部焼却すれば気が楽になるのでは」と考えたこともあった。「戦争の傷跡から逃げずに己の問題として考えることが自分の責任」と70歳を前に父を奪った戦争と向き合った。
 「父の遺骨を抱いてから60年。ようやく文面に込められている父の思いが少しずつ読み取れるようになってきた」と久保さん。「この本が、戦争を知らない世代の人たちにも戦争について考える材料になれば」と話す。
 神戸新聞総合印刷より一部2000円で300部発行。赤穂書房(℡42・2516)で販売している。
 久保さんは本紙に随時掲載のコラム「絵本で世界で旅しよう」の執筆者。(写真は亡父の便りをまとめた本を手にする久保良道さん)

本紙主催・第6回習字紙上展 入賞者決まる

 幼少期の正しい日本語書写習得を目的に本紙が主催した「第6回赤穂民報習字紙上展」の入賞者がこのほど決まった。
 幼児から小学6年生まで7部門に672点の応募があり、厳正な審査の結果、特選、秀作、努力賞の各賞が選ばれた。
 審査員の大島靖月さんは「今回は特にレベルが高く、審査に困るほど。次回もさらに多くの力作を期待しています」と講評した。

■入賞者と作品はこちら
「2007021006.pdf」をダウンロード

赤穂小コーラス部コンサート

 赤穂小学校コーラス部の「ハーモニーコンサート」が2月10日(土)、市文化会館(ハーモニーホール)で開催される。
 一年間の活動の締めくくりとして全部員が出演。重唱、合唱、ピアノ演奏など約20曲を披露する。
 小ホールで午後1時半開演。入場自由。

農をテーマの絵画展

 豊かで美しい自然景観を題材にした第6回「農」絵画コンクール展が2月13日(火)から加里屋のプラット赤穂で開かれる。
 同コンクールは小学校3、4年生を対象にNOSAI兵庫が主催し、2293点の作品が集まった。今展では赤穂市、相生市、上郡町の児童が応募した38点を紹介する。
 2階ギャラリーで18日(日)まで。

加里屋の花崎さん写真展

 写真グループ「写壇あすなろ」会員の花崎紀美子さん=加里屋=が写真展「私の歩いた風景」を2月14日(水)から市立図書館で開く。
 赤穂生まれの花崎さん。長く東京に住んだが10年前に故郷に戻った。趣味のカメラは50年以上になるが作品展を開くのは初めて。赤穂城、千種川など風景写真約30点を全紙大で展示する。
 1階ギャラリーで18日(日)まで。午前10時~午後6時(初日は午後2時から。最終日は5時まで)。

赤穂高定時制の陶芸展

 赤穂高校(土井正校長)の定時制生徒による陶芸作品展が加里屋のプラット赤穂ギャラリーで開かれている。
 「地域の伝統文化学習」で坂越の陶芸家西墻邦雄さんから指導を受けて制作。オブジェなど約30点を展示している。
 15日(木)まで。期間中、同校玄関(午前9時~午後5時)でも作品を展示している。

2007年2月 3日 (土)

障害児学級ふれあい作品展~6日まで

20070203hureai  市内小中学校の障害児学級による作品展が赤穂市立図書館で開かれている。
 児童、生徒約60人が出品。工作、版画など約150点が展示されている。
 見学した動物園を大判に表した貼り絵、学校の裏山で集めた落ち葉や枝で作ったオブジェなど独創的な力作揃い。
 学校関係者によると、「市民のみなさんに見てもらうことを励みに子どもたちが一生懸命取り組んだ作品」と鑑賞を呼びかけている。
 1階ギャラリーで2月6日(火)まで。5日は休館。(写真は開催中のふれあい作品展)

関福大吹奏楽部しおかぜコンサート

 関西福祉大学吹奏楽部の「第5回しおかぜコンサート」は2月18日(日)、赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で開催される。
 現役、OB約80人が出演。プログラムは歌謡曲メドレーなど8曲で、「子どもから年配の方までみんなに楽しんでもらえる内容なので、ぜひご来場ください」と呼びかけている。
 大ホールで午後2時開演。チケットは500円で好評販売中。電話注文により宅配サービスするという。℡080・6146・6505。

かな書道作品展

 西播磨のかな書道グループ「景水会」(田中徹夫主宰)に所属する赤穂市在住の会員による書展が2月9日(金)から11日(日)まで市立図書館ギャラリーで開かれる。
 13人が大小の作品約40点を出品。次のみなさんの力作が展示される。敬称略。
 ▽田中徹夫▽井上裕子▽今地晶江▽大崎康子▽河本京子▽小林章三▽坂元生子▽新家黄村▽田渕修子▽近松雅子▽細川節子▽目木かおり▽山家八重子

9日から養護学校作品展

 赤穂養護学校(清水均校長)の作品展は2月9日(金)から市民会館で開かれる。
 作品展示を通して児童、生徒の地域交流に役立てようと、今年で27回目。絵画、工芸など約200点を紹介する。一部販売もある。
 1階大会議室で11日(日)まで。午前9時~午後5時(最終日は3時半まで)。11日午前10時~午後2時半、PTAによるバザーを行う。

2007年1月27日 (土)

市小中学校ふれあい作品展

 市内小中学校に通う障害児の「ふれあい作品展」は2月1日(木)から市立図書館で開催される。
 児童、生徒約60人が絵画、工作、習字など造形作品約150点を出品。「この作品展を励みに一生懸命作品づくりに取り組んできた」(学校関係者)という力作が並ぶ。
 1階ギャラリーで6日(火)まで。5日(月)は休館。

2007年1月20日 (土)

郷土民話を芝居に~有年小6年生が26日上演

 芝居を通して表現力、郷土愛を育もうと、有年小学校の6年生児童16人が地域に伝わる民話をモチーフにした創作劇に取り組んでいる。
 タイトルは「有年物語」。1年前、当時の6年生が初演して保護者らから大好評だった脚本を一部改編。昨年同様、全員が配役を受け持つ。
 「自分たちもやってみたい」と児童らから声が上がったのをきっかけに2学期からシナリオ作りに着手。12月から稽古に入り、3学期からは毎日練習。台詞の言い回しや振り付けは大阪の劇団員を招き、プロのアドバイスももらった。
 担任の山野陽子教諭は「稽古への取り組みなどとても自主的。子どもたちの顔には自信も表れてきた」と話す。
 背景画は5年生が受け持ち、大道具や小道具の制作には保護者も協力。「衣裳に使って」と着物を寄付してくれる地域の人もあった。
 学校、地域も注目する公演は1月26日(金)、同校体育館で午前10時半に開演。来場自由で、同校は「児童たちの活躍ぶりを見に来て」と呼びかけている。

2007年1月13日 (土)

3地区交流絵マップ展

 子どもたちの感性と創意工夫を活かした絵マップ作品展示会が1月13日(土)・14日(日)に赤穂市立図書館で開かれる。
 赤穂、上郡、たつのの3地区から作品を集め、交流作品展として開催。それぞれの地域特色が盛り込まれたユニークな力作が並ぶ。
 13日は午後1時~5時、14日は午前10時~午後3時。

群象の会 第9回展

 美術家集団「群象の会」は第9回会員展を1月19日(金)から赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で開く。
 会員11人が洋画、写真、彫塑など力作約40点を出品する。
 22日(月)まで。1階展示室で午前10時~午後4時。出品者は次のみなさん。敬称略。
 ▽粟田哲也▽氏平源吾▽勝浦茂子▽久我くるみ▽佐方直陽▽田中繁雄▽堂本たみ子▽前田幸雄▽万野清隆▽山本丞▽山本雅也

2007年1月 1日 (月)

MBS音楽コンクール西日本大会 尾崎小が2部門で優秀賞

20070101onngaku  MBSこども音楽コンクールの西日本優秀校発表音楽会(12月26日、吹田市文化会館)で尾崎小学校コーラス部が合唱と重唱の2部門で優秀賞に輝いた。中学校重唱部門に出場した赤穂中コーラス部は優良賞。
 小学校合唱部門には各予選で最優秀の評価を得た11校が出場。尾崎小は「虹がなければ」を3部合唱し、「県予選のときよりもはるかによい演奏」(安部智子教諭)を披露した。
 大会直前は風邪などで体調を崩した部員もあったが、当日は38人全員がステージに揃った。緊張はあったが、練習で培ってきた「言葉のまとまり、感情を込めたハーモニー」で平成4年以来14年ぶりとなる優秀賞を勝ち取った。
 過去2年は優良賞。同級生の江草可奈子さん(12)と組んだ重唱部門でも優秀賞となった部長の目木保寧美さん(12)は「ちょっと練習の成果が出せなかったところがあって残念。去年より一つ上の賞だったのはうれしい」と感想を話していた。
 尾崎小コーラス部は活躍が顕著だとして、姫路市内の小中学校が出演する「第12回ニュー・イヤー・コンサート」(1月21日午後1時、パルナソスホール、入場無料)に招待出演する。(写真はMBSコンクールで14年ぶり優秀賞の尾崎小コーラス部=市小中学校連合音楽会の写真)

新春にちなみ展示替え

20070101tabuchi  おめでたい正月飾りや婚礼道具などの展示が御崎の赤穂市立美術工芸館田淵記念館(矢野圭吾館長)で行われている。
 「雪の朝」「宝船」の銘を持つ楽家12代目弘入作の黒楽茶碗、尾崎の画家北条文信作「鶴亀図」など約80点を展示。
 1月29日(月)まで。入館料大人200円、小中学生100円。℡42・0520。(写真は展示品の一例)

今宵ひとときコンサート

 第9回今宵ひとときコンサートが1月10日(水)、赤穂市文化会館で開かれる。
 「思い出の歌」と題し、コンセル・ヌーボ代表の小川真澄さんが「浜辺の歌」「叱られて」など約10曲を歌う。ピアノは清水紀代さん、備後由紀子さん、岡田悦美さんの3人。
 午後7時から小ホール。入場無料。

2006年12月23日 (土)

第36回義士祭奉賛 学童書道展入賞者

 大西弘祐(赤穂西中3)田中貴之(同3)横山明奈(同3)森元玲奈(同3)大道玄礼(赤穂中3)苔縄伸介(赤穂東中3)永安雄貴(赤穂西中3)柳生美智(赤穂中3)松下佐矢香(有年中3)黒田真未(赤穂東中2)上山藤乃(有年中2)稲田藍理(賢明中2)東村沙季(赤穂西中2)宮地渡希(赤穂西中1)寺本梨恵(赤穂中1)保科和輝(同1)金谷菜穂(赤穂西中1)山田陽子(赤穂西中1)田中望(赤穂中1)目木保寧美(尾崎小6)魚住有紀(同6)塩﨑朱里(御崎小6)江草可奈子(尾崎小6)岡野春香(高雄小6)山本佳奈(塩屋小6)榎悠希(城西小6)馬場裕実子(尾崎小6)内波可菜(坂越小6)土手寿子(塩屋小6)奥野愛佳(御崎小5)北川真美(城西小5)釜島麻起(高雄小5)三浦篤史(赤穂小5)山根裕加子(塩屋小4)塩谷みなみ(坂越小4)吉田隼也(塩屋小4)中野沙耶(御崎小4)木下由紀子(赤穂小4)武田千優(塩屋小4)室井宏仁(赤穂小4)丸山光穂(同3)中本そら(塩屋小3)小林千恵(赤穂西小3)中村遥香(塩屋小3)山田奈美(同2)山根槙司(同2)隅田長門(赤穂西小1)松原美保(赤穂東中2)松村祐希(同1)有年美怜(赤穂小6)横川京香(塩屋小5)

2006年12月16日 (土)

県文芸賞で最優秀 有年牟礼の室井正彰さん

20061216muroi  人権をテーマにした「のじぎく文芸賞」の平成18年度入賞者がこのほど発表され、有年牟礼の元市教育研究所長・室井正彰さん(73)が詩部門で最優秀賞に選ばれた。
 同賞は、兵庫県などが平成6年度から主催している文芸コンテストで小説、随想など4部門。詩部門には223点の応募があった。
 受賞作「夕焼け空の茜の雲」は戦死した父と姫路の練兵場で最後に面会したときの思い出を綴った口語散文詩。練兵場からの帰りに見た夕焼けに父への思いを投影した。
 初めて同賞に応募した一昨年は亡祖父に対する気持ちを表した詩で優秀賞。2度目の応募で最優秀賞に選ばれた。「父を亡くした悲しみはずっと心に引っかかっていたが、これで区切りがついた気がする」と室井さん。優秀作品をまとめた冊子は県下の各学校に配られる予定で、「作品に込めた不戦へのメッセージが子どもたちに届くのが願い」と話していた。(写真は「のじぎく文芸賞」最優秀賞に輝いた室井正彰さん)

■受賞作「夕焼け空の茜の雲」
「yuuyake.pdf」をダウンロード

忠臣蔵描いた手染め旗寄贈

20061216rekihaku_1  加里屋の呉服店経営・妻井昭二さん(66)が11日、忠臣蔵を絵柄にした手染め旗1点を市立歴史博物館(矢野圭吾館長)に寄贈した。
 寄贈されたのは「フラフ」と呼ばれる高知県東部に伝わる節句用のぼり旗。長男が誕生したとき、子の成長を願って母方の実家から贈る慣わしで、金太郎や源義経など色鮮やかな絵柄が多いという。
 寄贈された作品は昭和45年ごろ、妻井さんが「義士をモチーフにしたものを」と高知の染物会社に作らせた特注品。木製の額縁入りで縦約60㌢、横約160㌢。討ち入った義士の奮闘ぶりを木綿の生地に手染めしており、完成まで約1年かかったという。
 「赤穂では珍しいものなのでたくさんの人に見てもらえれば」と妻井さん。寄贈を受けた矢野館長は「歌川国貞の錦絵を元に制作したものでは。さっそく館内に展示したい」と話していた。(写真は妻井昭二さん㊧が寄贈した忠臣蔵フラフ)

岡山の能面師・岡部さんが主税像

20061216kizou  岡山県瀬戸内市の能面師・岡部宝英さん(64)が11日、自身が制作した大石主税の木像を赤穂市に寄贈した。
 日本能面美術協会香川支部長の岡部さんは6年前から赤穂市内で新作展と能面教室を開いている。「ゆかりのある赤穂に作品を贈りたい」と昨秋には大石内蔵助像を市に寄贈した。
 主税像は胸から上の高さ約40㌢。桐を素材に約半年かけて制作した。「若々しさを表すのに気を配った」(岡部さん)と話すように、渋みのある内蔵助像に比べ、色白の肌と血色良い唇が印象的なりりしい顔立ち。
 主税像は内蔵助像とともに当面の間、市役所1階ロビーに飾られる。(写真は主税像を寄贈した岡部宝英さん㊨)

2006年12月 9日 (土)

大名行列の衣装道具展

 義士祭で長年、伝統技芸を披露している赤穂市大名行列の衣装・道具展がJR播州赤穂駅2階通路ギャラリーで開かれている。
 行列で実際に使用する毛槍、のぼり旗などを展示。10日(日)まで。

2006年12月 2日 (土)

田中繁雄洋画展

 赤穂美術協会顧問で画家の田中繁雄氏(73)=加里屋=の洋画展が12月8日(金)から新宮町の西播磨文化会館で行われる。入場無料。
 16歳から絵の道を歩む田中氏は第1回赤穂市市民美術展で市長賞に輝くなど受賞歴多数。国内最大の美術グループ一陽会では昭和55年から会員となり、中央画壇に出品を重ねている。
 今回は永年モチーフとしている獅子頭、天狗を描いた「祭」のほか人、風景画など大小約30点を展示。
 12月15日(金)まで美術展示室で午前9時~午後5時。8、10、13、15日は各日午後1時から田中氏が在廊する。問合せは℡0791・75・3663。

2006年11月25日 (土)

赤穂市吹奏楽団が25日初舞台

20061125suisou  今春発足した赤穂市吹奏楽団が初のホール演奏会を11月25日(土)、市文化会館で開催する。「第1回定期演奏会」と銘打ち、団員らは初公演に向け意欲満々だ。
 同吹奏楽団は今年3月、団長の会社員大和聡さん(33)=加里屋=が中学時代のブラスバンド仲間を中心に演奏経験のある人に声をかけて発足。大和さんの同級生でプロのトロンボーン奏者日生貴之さん(33)=中広=の指導で毎週水曜と土曜の夜、市内のスタジオに集まって練習している。
 当初は十数人だった団員数も27人に増え、主なパートをカバーできるようになった。8月には市内の老人ホームを慰問し、初めて人前で演奏。定期演奏会の開催が決まってからはさらに団員のやる気も上がり、日生さんは「音の響きがよくなり、息も合ってきた」と上達の手応えを感じている。
 “公式デビュー”にメンバーの思いも高まる。「気の合うメンバーと舞台に立てるのが楽しみ」とクラリネット担当の石井美和子さん(25)=坂越=。ホルンを吹く伊藤茜さん(25)=御崎=は「聞いている人にも楽しんでもらえる演奏会にしたい」。大和団長も「記念すべきステージ。何とか成功させたい」と気合いが入っている。
 演奏会は相生、夢前など近隣楽団から客演奏者を招き、総勢約40人で出演。クラシック、ジャズなど約10曲を披露する。小ホールで午後2時開演。入場無料。(写真は初公演が期待される赤穂市吹奏楽団)

MBS音楽コンクール 二重唱で最優秀賞

20061125osaki  平成18年度MBSこども音楽コンクール南大阪大会が泉佐野市の泉の森ホールでこのほど行われ、二重唱の部に出場した尾崎小の目木保寧美さん(12)江草可奈子さん(12)組が最優秀賞に輝き、西日本大会(12月26日、吹田市民会館)への出場権を得た。
 同大会は学校の所在地に関わらず出場できる規定。「仲良しの2人でどこまでできるかがんばりたかった」と“越境出場”を志願した。
 江草さんがソプラノ、目木さんがアルトを受け持ち、「海がきこえる」を力唱。「言葉を大切に」と心がけた歌唱は「発声の支えもよく訓練されており、すばらしい」と審査員から最高の評価を受けた。
 2人が所属するコーラス部は10月にあった兵庫県大会の「合唱の部」でも最優秀賞に選ばれており、うれしいダブル受賞。
 「西日本大会も思いっきり歌いたい」と元気よく話していた。(写真はMBS地区大会の二重唱で最優秀賞の目木さん㊨と江草さん)

26日、民謡発表会

 平成18年度民謡発表会「日本の民謡」は11月26日(日)、赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で開催される。
 出演は赤穂民謡同好会「塩華」(萬代新一郎会主)のみなさん。龍野、丹波など市外の同好会の友情出演もある。
 小ホールで正午開演。入場無料。

画塾「雨聲会」姫路で33周年展

 結成33周年を迎えた赤穂市内の画塾「雨聲会」(主宰・室井澄氏)の日本画展が11月28日(火)から姫路市本町のイーグレひめじ市民ギャラリーで開かれる。
 同会は昭和48年、美人画の巨匠・寺島紫明氏の指導で結成。今回の日本画展には会員16人が出品する。
 12月1日(金)まで。午前10時~午後5時。出品者は次のみなさん。敬称略。
 ▽池田芳伸▽石原博子▽内田育美▽片上悠紀子▽清原早苗▽小西幸子▽佐原宮子▽永安克美▽西川実子▽西側時子▽古川愛子▽万代和代▽溝井千鶴子▽三浦美雪▽桃井光子▽八木泉

白いチョークの会 25日から会員展

 赤穂市教職員美術グループ「白いチョークの会」は第31回会員展を11月25日(土)・26日(日)に市立図書館ギャラリーで開く。
 会員24人が力作を出品。兵庫学校厚生会西播地区「趣味の作品展」も共催する。
 午前10時~午後5時半。出品者は次のみなさん。敬称略。
 ▽米谷朝五郎▽長谷部君子▽高原照夫▽中井加和恵▽濱本哲也▽根来貞美▽久保良道▽松原美弥子▽武本由美子▽山根種夫▽村田勲美▽溝田香代子▽額田一正▽氏平源吾▽三木多津子▽八家淳▽水野清司▽武本冨重▽中土井一夫▽立花良和▽宍戸正幸▽三上明子▽粟田哲也▽佐方直陽

2006年11月18日 (土)

市民の第九、練習佳境

20061118daiku  2年に一度、赤穂市文化会館で行われる「第九発表会」は12月10日(日)に開催される。本番まで1カ月を切り、団員らの練習もさらに熱が入ってきた。
 平成6年に同会館がオープンしてから隔年で開催しており、今回で7回目。市民から団員を公募し、7月5日に「ハーモニー第九合唱団」(横山博好団長)を結成。10代から80代まで約100人が毎週水曜夜、同会館で練習を続けている。
 知人から誘われて今回初参加した相生市の渋谷祐吉さん(64)は「毎週の練習が新しい体験。楽しくて時間がすぐ過ぎる」と話す。折方の椎畑広美さん(57)は6回目の“ベテラン”。「参加するたびに違った感動があります」と第九の魅力を語る。
 横山団長によると「いつもより仕上がりが早い」といい、合唱指導に訪れた指揮者の延原武春氏も「ずいぶんきれいな音が出ている。特に女声がいいね」と期待を寄せる。
 練習もいよいよ大詰め。横山団長は「歌う側と聴く側が一つになって感動を分かち合える演奏会にしよう」とメンバーの士気を高めている。
 オーケストラはテレマン室内管弦楽団。前回に続き、市児童合唱団が賛助出演する。午後1時半開場、同2時開演。前売券は一般2000円(当日2500円)、高校生以下1000円(同1500円)。全席自由。(写真は本番が間近になり一層練習に力が入ってきた「ハーモニー第九合唱団」)

田淵氏庭園が秋の一般公開

Photo_7  御崎の国名勝「田淵氏庭園」は恒例の一般公開を11月25日(土)・26日(日)に行う。
 同庭園は、江戸時代に「日本一の塩田地主」といわれた田淵家の当主が3代かけて造営した日本庭園。三崎山の傾斜地に茶室、書院、池が絶妙のバランスで配されている。昭和62年に国名勝の指定を受けた。
 公開時間は午前9時半~午後4時(ただし入園は3時まで)。30分ごとに園内を説明するガイドが同伴する。入園料は1000円で、隣接の田淵記念館にも入場できる。
 問合せは赤穂パークホテル℡43・8000。(写真は田淵氏庭園書院の「御成の間」)

国際平和ポスター展

 平和をテーマにした子どもポスター展が11月19日(日)からプラット赤穂2階ギャラリーで行われる。
 11歳~13歳の子どもたちを対象にライオンズクラブが各国で作品募集した国際コンテスト。今展では赤穂市内の優秀作品20点を展示する。
 11月29日(水)まで。

2006年11月11日 (土)

赤穂ゆかりの画家「鈴木百年・松年」展

20061111tabuti1   幕末から明治にかけて京都で活躍した赤穂ゆかりの画家を紹介する特別展「鈴木百年・松年」が御崎の市立田淵記念館(矢野圭吾館長)で開かれている。
 百年(1828―91)は天文学者だった父・図書と母・常子の間に生まれた。両親とも赤穂出身で、百年も14歳から16歳にかけて赤穂に滞在し、医師中島意庵に師事したと伝えられる。子どものころから絵が器用で、特定の師に就かず独学で上達。温厚で真面目な性格を映し出すように作品はいずれも丁寧で穏やか。
 松年(1848―1918)は百年の長男で若くして画才を発揮。父とは対照的に気性が激しく、豪放剛健な作風。寺院の襖絵など大作を多く手がけ、三千院、延暦寺など名刹に作品が残っている。父と同じく優秀な弟子を輩出し、後に女流画家として大成する上村松園も6年間、松年のもとで学んだ。
 本展では2人の作品をはじめ、百年が中国絵画などを模写した粉本、松年が天龍寺法堂の天井に雲龍図を描いたときに使った大筆など関係資料を含む約60点を展示。京都画壇の頂点を極めた鈴木父子の遺業を紹介している。
 同館学芸員の木曽こころさんは「ほとんどが赤穂初公開の品。2人の異なる作風に注目して鑑賞してもらえれば」と見どころを話している。
 12月17日(日)まで。11月29日より一部展示替え。入館料大人300円、小中学生150円。午前9時半~午後5時開館、火曜休館。問合せは℡42・0520。(写真は田淵記念館で好評開催中の特別展「鈴木百年・松年」)

赤穂美術協会が12日まで小品展

 赤穂美術協会(平田源也会長)の第18回小品展が赤穂市立図書館ギャラリーで開かれている。
 会員24人の力作約40点を展示。あす12日(日)まで。午前10時~午後5時(12日は4時終了)。出品者は次のみなさん。敬称略。
 ▽安藤慶一▽岩崎孝二▽上住享徳▽梶本昌禧▽川崎徹▽川崎多江子▽川本光紗▽木谷道枝▽米谷朝五郎▽佐竹寿子▽塩田康雄▽島田賢司郎▽千崎勝廣▽田中繁雄▽田中良成▽田辺義彦▽茶谷京子▽鳥井廣夫▽中島岬▽橋本美由紀▽長谷部君子▽平田源也▽廣門幸三▽吉村東洋子

2006年11月 4日 (土)

創建当時の景観に~有年家長屋門

20061021aritoshi  民家の長屋門としては赤穂市内で唯一現存する市指定文化財「有年家長屋門」=東有年=の保存修理工事がこのほど完了。創建当時の景観が復原された。市教委は「邸内の景観と一体感を取り戻すことができ、より一層文化財としての価値が高まった」と話している。
 有年家は文化15年(1818)まで赤穂藩下の8庄屋を取り仕切った大庄屋。長屋門は寛政から享和年間にかけて建てられたものとみられる。
 入母屋造りの木造平屋建てで、大庄屋の正門としては標準的な規模、構造だが、高さ約2・5㍍の石垣の上に建てられ、門扉へ続く幅広の石階段など立派な格式を印象づけている。平成15年に市指定文化財になった。
 保存修理工事は同16年度から3カ年で実施。痕跡調査で割り出した創建当時の柱の位置を基に外観、間取りを復原した。
 有年家のある東有年は江戸時代、西播磨最大の宿駅として栄えたが交通制度の変動に伴い純農村へ変ぼう。今では宿場町の面影を残す建築遺構はほとんど残っていない。市内に現存する江戸期の長屋門は有年家の他に城内の大石良雄宅跡、近藤源八宅跡しかなく、「景観的、歴史的に貴重」と評価されている。
 有年家長屋門は11月12日(日)に有年地区で開催される「しぶらの里ウォーク」で特別一般公開される。(写真は保存修理工事が完了した有年家長屋門)

忠臣蔵の人形展~歴史博物館

20060923rekihaku  忠臣蔵をテーマに全国各地の郷土人形を集めた特別展「集まれ! 忠臣蔵の人形たち」が上仮屋の赤穂市立歴史博物館(矢野圭吾館長)で開かれている。
 大星由良之助、塩冶判官など「仮名手本忠臣蔵」の登場人物やその場面を表現した土人形を中心に江戸から大正にかけての92点を展示。いずれの人形も独特の愛らしさ、温もりが感じられる。
 福岡・博多、京都・清水など全国13府県から収集。“東北三大人形”といわれる岩手・花巻、宮城・堤、山形・相良や土人形が盛んに作られた愛知、岐阜など東海地方など、ところによって大きさ、作風はさまざま。時代によって人形の表情や作り込みが微妙に異なり、興味深い。
 土人形は江戸時代のころから節句のお祝いや土産物として庶民の子どもたちに親しまれてきた郷土玩具。同館は「赤穂義士が子どもたちにも人気だったことの表れ。郷土人形が物語る忠臣蔵の世界を見てもらえれば」と話している。
 期間中の行事として、11月5日(日)午後1時半から郷土人形研究家の林直輝氏の記念講演会「郷土人形と忠臣蔵」を開催。また、11月12日(日)午後1時半から学芸員による展示解説を行う。
 11月13日(月)まで。火曜休館。入館料は大人(高校生以上)300円、小中学生150円。問合せは℡43・4600。(写真は歴史博物館で開催中の忠臣蔵人形展)

市民文化祭 短歌・俳句入賞者

 〔短歌の部〕
 ▽市長賞=「体拭くを父さんが来るからと断りて看護師らのうらやむ我が妻なりき」山根種夫(真殿)
 ▽議長賞=「親切に患者に接する看護師の独りの顔をスーパーに見る」木元淑子(坂越)
 ▽教育委員会賞=「あかあかと照らす夕日に足長の影ふたつ並べ夫と鍬振る」溝田香代子(高雄)
 ▽文化協会賞=「手作りの給食と絵手紙届け給う月に一度の和む日を待つ」船元千代子(清水町)
 ▽奨励賞=大久保禮子(加里屋)高見幸恵(三樋町)久保川操(加里屋)木村艶(同)糸雅紀子(上仮屋北)
 〔俳句・兼題の部〕
 ▽市長賞=「薪を割る音も香りも冬支度」中川喜久子(西有年)
 ▽議長賞=「初鴨の声に目覚めし今朝の晴」武本敬子(南宮町)
 ▽教育委員会賞=「青畳拭き上げ梅雨の上りけり」森井タツコ(同)
 ▽文化協会賞=「追慕尚深めて書写に集ふ秋」田中延幸(元塩町)
 ▽奨励賞=戸部博美(大津)平井朝子(元塩町)前田祐子(木津)猪谷千代(目坂)渕本則子(新田)
 〔俳句・席題の部〕
 ▽市長賞=「しみじみと受けとる齢秋の風」岸本昌子(北野中)
 ▽議長賞=「母のつく杖の先まで菊日和」坂本天留子(さつき町)
 ▽教育委員会賞=「修復の成りし池泉に鴨の来し」白井貴佐子(尾崎)
 ▽文化協会賞=「義士寺に昔を拡げて松手入」稲家民枝(同)
 ▽奨励賞=木谷和美(同)柳田美鈴(元塩町)室井輝一郎(松原町)廣村鈴美(塩屋)猪谷信子(朝日町)

2006年10月28日 (土)

1000人超える観客を前にドキドキの初舞台

20061028daikoku3  尾崎小学校「恵比寿・大黒舞クラブ」のメンバー12人が22日、市文化会館で行われた「県人権教育研究大会中央大会」のアトラクションに出演した。
 同校では、昭和55年に社会科の一環で恵比寿大黒舞を体験学習。それをきっかけにクラブが発足した。以来、4年生以上を対象に「宝専寺恵比寿大黒舞保存会」(久田利昭会長)から舞い方などを教わっている。
 今年5月に新学年での稽古が始まり、この日が初舞台。児童らはほぼ満席となった大ホールのステージに立ち、恵比寿舞の「誕生の巻」、大黒舞の「年徳玉の舞」をそれぞれ披露した。
 児童らの堂々とした演舞に会場からは大きな拍手。「どうなるかハラハラした」と心配していた久田会長(69)も舞台後は「太鼓、唄とよく合っていた。練習のときより良かった」と賞賛。
 高橋京子さん(11)は「大きく舞うことを心がけました」と恵比寿舞を力演。兄2人も同クラブで大黒舞を演じたという小川司君(12)は「ちょっと緊張したけど、うまくできた」と紅潮した顔をほころばせた。(写真は無事にデビューを終えて笑顔いっぱいの尾崎小「恵比寿・大黒舞クラブ」のみなさん)

MOA赤穂児童作品展

 子どもたちの豊かな情操教育を高めようと第11回MOA美術館赤穂児童作品展は10月28日(土)午後1時から赤穂市文化会館で開かれる。
 市内小学生から絵画、書写の2部門に応募のあった合計299点を展示。1階展示室で29日(日)午後4時まで。31日(火)から11月10日(金)までは赤穂市民病院ホールで絵画作品の一部を紹介する。
 なお、最優秀賞にあたるMOA美術館奨励賞の受賞作品は来年1月の全国児童作品展に出品される。入賞者は次のみなさん。
 〔絵画の部〕
 ▽MOA美術館奨励賞=桃井優樹(塩屋1)▽市長賞=平岡千明(同4)▽市議長賞=中島健太(城西6)▽県教育長賞=源綾香(赤穂4)▽市教育長賞=江草可奈子(尾崎6)▽県造形教育連盟賞=藤本夏輝(城西3)▽市文化協会賞=明石猛見(尾崎2)▽県私学総連合会賞=手島海斗(同3)▽商工会議所賞=尾野恵祐(同6)▽市文化会館賞=上山湧太(有年1)▽県MOA議員連盟賞=君野吏(塩屋5)▽金賞=橋本桜(同6)▽銀賞=小川歩未(御崎2)▽佳作=山本恭市(赤穂西2)岡田茉奈美(城西3)尾野亜実(尾崎3)溝田春香(坂越4)西本千紗(赤穂4)香山拓夢(塩屋4)矢崎礼華(御崎5)鍬家拓郎(同5)黒田雛(城西6)田中恵理(赤穂6)
 〔書写の部〕
  ▽MOA美術館奨励賞=木村春香(御崎6)▽市長賞=西山杏花(原6)▽市議長賞=平岡結実(御崎5)▽市教育長賞=古石天美(尾崎4)▽県芸術文化協会賞=中本そら(塩屋3)▽市文化協会賞=福井彩乃(高雄2)▽県小学校教育研究会書写部会賞=岡野春香(同6)▽商工会議所賞=大西咲紀(尾崎1)▽市文化会館賞=平田剛(同2)▽県MOA議員連盟賞=瓦谷駿介(同4)▽金賞=近松真紀(塩屋4)▽銀賞=池渕智哉(尾崎1)▽佳作=釜島麻起(高雄5)横田真梨子(赤穂西5)谷口海斗(赤穂4)平岡奈英(塩屋3)山下恵(高雄3)延原稜太(赤穂西3)高木瑛介(城西2)神井理沙(御崎2)樫本拳斗(赤穂西1)平林侑里香(高雄1)

2006年10月21日 (土)

MBS音楽コンで最優秀賞 赤穂中と尾崎小

20061021akoutyu20061021osaki   平成18年度MBSこども音楽コンクール兵庫地区大会は10月9日、姫路市文化センターで行われ、小学校合唱部門で尾崎小コーラス部(指揮・安部智子教諭、伴奏・村田尚美さん)が、また中学校重唱部門で赤穂中コーラス部(顧問・百渓孝教諭)がそれぞれ優秀賞に輝いた。両校とも優秀賞受賞校の中から審査員推薦で選ばれる西日本優秀校発表音楽会への出場も決定。全国大会出場を目指す。
 尾崎小は、銀賞だった夏のNHKコンクール後も意欲的に練習。「虹がなければ」を3部合唱し、「音楽に動きや揺れがあり表現力がすばらしい」と審査員から絶賛された。
 赤穂中は女声4重唱と同5重唱の2部門で優秀賞。そのうち、3年生4人で「おんがく」を歌った4重唱が「アカペラの音程が細かいところまでしっかりしていた」と高い評価で西日本大会に推薦された。
 西日本優秀校発表音楽会は12月26日、吹田市文化会館が行われる。
 ▽尾崎小コーラス部副部長・宮崎智己君(6年)の話=「思っていることを歌で表現できた。西日本はみんなの気持ちが一つなれるような演奏をしたい」
 ▽赤穂中コーラス部長・美村侑花さん(3年)の話=「リラックスして思い切り歌えた。受験もあるけど練習もがんばります」(写真は「最優秀賞」にあたる西日本大会出場校に選ばれた尾崎小㊧と赤穂中のコーラス部)

西有年の秋祭り 獅子舞再演

20061021une  西有年大避神社の秋祭りは10月22日(日)に行われる。今年は数年ぶりに伝統の獅子舞が復活。社殿再建70周年を祝う「浦安の舞」も披露され、盛大に開催される。
 従来は祭りの華として毎年演じられた獅子舞だが、ここ8年ほどは舞い方の人不足で実施を断念していた。
 「今、伝承しておかないと完全に廃れてしまう」と西有年自治会長の安本博美さん(69)ら地区の人たちが獅子舞保存会を発足。かつては集落が持ち回りで受け持っていたのを一本化し、人材を確保した。
 若手も期待に応えた。舞い方7人中5人は未経験者だったが、9月10日の練習開始から毎夜特訓を重ね、7種類ある演目を習得。指導する丸尾信之さん(48)は「やる気を出してくれた」と上達ぶりに目を細める。
 地区の人たちも獅子舞再演を喜ぶ。当日を前に各地区を巡回して稽古する「地区回り」には大人も子どもも集まり、遅い時間まで稽古の様子を見守った。
 「西有年の秋に笛と太鼓の音が戻ってきた」と安本会長。「獅子舞が地区に活気をもたらしてくれれば」と期待する。
 祭りは午後12時半から。肩の上に立った獅子が傘を手に演舞する「昇肩」が見もの。
 「浦安の舞」は有年中の女子生徒2人が舞姫となり、地区の雅楽グループ「西竜会」の演奏に合わせて優雅な舞を披露する。(写真は久しぶりの復活に向けて稽古に励む西有年獅子舞)

室井澄氏、姫路で日本画展

Photo_6  新田の日本画家・室井澄氏(86)=本名仁三=の個展が姫路市二階町のヤマトヤシキ姫路店で10月24日(火)から開かれる。
 室井氏は17歳で仏画の石川晴彦に師事。その後、美人画の寺島紫明らに入門し、創作技術を磨いた。創彩展内閣総理大臣賞をはじめ受賞歴多数。市内で画塾「雨聲会」を主宰するなど後進の指導にも尽くしている。
 今回の個展は永年モチーフとする鳥取大山、ぼたんの近作を発表。7階特選ギャラリーで30日(月)まで。問合せは℡079・281・9886。(写真は出品作の一つ「大山待春・辛夷の咲く里」)

22日から笠間市で文化交流写真展

Photo_5  赤穂市の姉妹都市、茨城県笠間市との文化交流を目的に「播州赤穂風物詩写真展」が10月22日(日)から笠間市中央公民館で開催される。
 写真サークル「赤穂光影会」(山本正二会長)の会員9人が全紙大のパネル写真32点を出品。写真を通して赤穂の四季折々の魅力を伝える。
 28日(土)まで。出品者は次のみなさん。敬称略。
 ▽山本正二▽寺坂好司▽吉田敏夫▽山本丞▽三宅健▽大西啓之▽若狭英彰▽小出昌宏▽水守圭介(写真は出品作品の一つ「春の御崎にて」=山本正二氏撮影)

22日、大石神社「抜穂祭」

 大石神社(飯尾義明宮司)は10月22日(日)、加里屋西沖の同神社神田で五穀豊穣を祝う「抜穂祭」を行う。
 今年6月の「お田植祭」で植えられた稲は順調に生育。関西福祉大の女子学生らが扮する「早乙女」が古式に則って稲を刈る。
 午後2時から。希望者が稲刈り体験できる時間も設け、鎌を貸出す。終了後、見学者におはぎをふるまう。
 神田は加里屋西沖交差点の南約300㍍のところにある。問合せは同神社℡42・2054。

映画「蟻と兵隊」30日上映会

Ari  第2次世界大戦の敗戦後、約2600人の日本兵が中国の内戦に巻き込まれた「日本軍山西省残留問題」に切り込むドキュメンタリー映画「蟻と兵隊」の上映会が10月30日(月)、赤穂市文化会館(ハーモニーホール)小ホールで行われる。
 「自分たちは、なぜ残留させられたのか」。真実を明らかにしようと孤軍奮闘する一人の元残留兵を追った作品。戦争の悲惨さ、軍隊の非人間性などが鋭くえぐり出されている。
 「憲法9条を守ろう」と市内の文化人、宗教家らが今年5月に結成した「九条の会・赤穂」(呼びかけ人代表・谷中進氏)が主催。兵庫県下では初めての上映で、「人間の尊厳とは何か―を強く訴える秀作。ぜひ鑑賞してほしい」と呼びかけている。
 小ホールで午後5時半から。主催者あいさつに続き上映する。入場料500円、高校生以下は無料。チケットの問合せは「九条の会・赤穂」事務局℡42・9275まで。(写真は映画「蟻と兵隊」のポスター)

ふくろう作品300点

 加里屋の花岳寺通商店街「町かどぎゃらりー遊」で「ふくろうを愛するコレクション3人展」が開かれている。
 市内の収集家3人が世界中で集めたコレクションを展示。ふくろうをモチーフにした木彫、陶器など約300点に上る。
 22日(日)まで。午前10時~午後5時。問合せは「あそぶ・ど工房」℡42・0830。

2006年10月14日 (土)

郷土史の一こまを絵画で再現

20061014tanabata1  かつて郷土の交通を支えた赤穂鉄道の機関車、旧高取峠を走る郵便人力車など昭和以前の故郷の情景を描いた水彩画11点を坂越の鳥井広夫さん(71)がこのほど制作した。「昔にタイムスリップした気持ちで描きました」と鳥井さん。故郷の歴史ロマンを感じられる作品だ。
 絵の制作は、高野地区で旧高取峠復元整備に取り組んでいる「旧街道整備実行委員会」が今年3月、「旧街道にまつわる歴史シーンを絵で再現したい」と依頼。鳥井さんは昔の写真や絵馬などを参考に各時代の場面をイメージ。構図を頭の中でふくらませ、得意の水彩画で表した。
 出来上がった作品はいずれも縦約40㌢、幅約50㌢で明るい色調の軽妙なタッチ。
 江戸時代に流行した「伊勢参り」を描いた作品は、参宮笠をかぶり出発する客たちを宿屋の女将が見送る場面。女将の愛想よさが伝わってくる。戦時中、出征兵士を送り出した「萬歳所」の絵からは戦地に赴く新兵の緊張感、家族の複雑な気持ちが見て取れる。その他、馬車が通った明治ごろの旧街道、大正11年の坂越橋渡り初めなど。
 「当時の人々の気持ちを思い浮かべて描いた」といい、大胆な筆致の中に歴史の一こまが生き生きと再現されている。
 寄贈を受けた同実行委員会は今後、地区のイベント実施に合わせて集会所に絵を展示。また、縮小レプリカを看板にして旧街道沿いに設置することも計画している。
 「当時の情景を想像して描いた。作品からさらにイメージを広げてほしい」と鳥井さん。「郷土の歴史を視覚的に感じて、ふるさとへの愛着を深めてもらえれば」と話している。(写真は故郷の歴史を絵で表現した鳥井広夫さんとその作品)

哲学者・梅原猛氏の句碑 大避神社に

20061014jomaku  聖徳太子の側近として大和政権を支え、政敵からの迫害を逃れて坂越に流れ着いた秦河勝公を祭神とする大避神社(生浪島尭宮司)に哲学者梅原猛氏の句碑が建立され、このほど除幕式が行われた。
 句碑は小豆島産の御影石で高さ約85㌢、横約1㍍。表面の一部を加工し、枝に実る木の実を表現。木の実の部分に「ひょんの実に似たるうつぼで流れ着き」の句が刻まれている。河勝に仕えて上郡一帯を治めた豪族の末裔にあたる神戸市の伊藤美和子さん、弘子さん母子が奉納した。碑の周囲には河勝とともに坂越に流れ着いた12人の家来をイメージし、坂越沖の鍋島で採取した石12個が配されている。
 “ひょん”はマンサク科の常緑樹イスノキの別名。木の実にできる虫こぶを吹いたときの「ひょん」と鳴る音が由来といわれる。「思いがけない」という意味で使われる「ひょん」の語源でもある。
 梅原氏は今年5月、能楽研究で同神社に来訪。境内で見たひょんの実の形から河勝が坂越浦の生島に流れ着いたときに乗っていたと伝えられる「うつぼ船」を連想し、句を詠んだ。
 除幕式には梅原氏も列席。あいさつした梅原氏は「河勝は能楽の祖、世阿弥の先祖でもあり、ここ坂越は能楽発祥の地と言ってもいい。この地から能楽普及が広まれば」と思いを話した。
 (写真は梅原猛氏と句碑)

民俗資料館で食の器展

 箱膳、柳ごうりなどを展示する「食の器展」が加里屋の赤穂市立民俗資料館(大谷順一館長)で開かれている。
 「食をとりまく用具」をテーマにかつてどの家庭の食卓でみられた昔懐かしい用具を紹介。
 10月30日(月)まで。火曜休館。

2006年10月 7日 (土)

版画家・小畑勉遺作展 高校時代の同級生ら企画

20061007  赤穂出身の版画芸術の大家で昨年亡くなった故小畑勉氏を偲ぶ遺作展が10月20日(金)から22日(日)まで赤穂市立図書館で開催される。高校時代の同級生らが企画。「彼は我々同期の誇り。日本を代表する芸術家の作品をぜひ鑑賞してほしい」と来場を呼びかけている。
 小畑氏は昭和11年生まれ。高校まで赤穂で過ごし多摩美大絵画科に進んだ。卒業後、油絵などの制作を経て版画の道へ。円や立方体など抽象的なデザインから広がる独特な作風は海外でも高い評価を受け、「画壇の登竜門」といわれるシェル美術賞、日本版画協会奨励賞など受賞歴多数。日本版画協会理事も務めた。
 作品展のタイトルは「小畑勉遺作展と仲間達」。
 もともとは小畑氏が昨春、加里屋の実家に集まった赤穂高時代の同期生(7回生・昭和30年卒)らに「来年は古希。5年に一度の同窓会に併せて同級生の作品展を開こう」と声をかけたのが発端だった。
 開催に向け準備を進めていた昨年11月に小畑氏が急逝。企画は白紙となるかにみえたが、「彼の気持ちを無駄にするわけにはいかない」と仲間らが遺志を継承。遺族の了解を受け、開催にこぎつけた。
 小畑氏をはじめ故人を含む同級生4人の作品を展示。
 小畑氏の作品からは同氏の代表作「円の形式」シリーズなど約20点。陶芸を趣味に持つ高尾和夫さん=中広=は炭化窯変の特色あるオブジェなど約20点、木工芸が得意だった元小学校長の故石井俊平さん=中広=の遺作6点も出品される。
 また、豊中市在住の竹内玲子さんがNPO法人の一員としてカンボジアの世界遺産アンコール・ワットで写し取った石造彫刻の拓本3点も赤穂で初公開され、作品展の事務長を務める篠原明さん=坂越=は「総出品数は70点くらい。小畑作品のみならず見どころの多い展示になる」と期待する。
 作品展は故人が希望したとおり同窓会(10月21日)に時期を合わせて開催。1階ギャラリーで午前10時~午後5時(最終日のみ4時まで)。入場無料。(写真は在りし日の小畑勉氏)

あす大避神社「船渡御祭」

 瀬戸内3大船祭りの一つで国無形民俗文化財に指定されている坂越・大避神社(生浪島尭宮司)の「船渡御祭」はあす8日(日)行われる。
 300年余り続く同地区の伝統行事。午後12時30分からの神事に続き、みこし行列、祭礼船巡航などを荘厳華麗に繰り広げる。
 「船渡御祭」に先立ち、きょう7日(土)午前10時から例祭。祭神・秦河勝の遺徳を偲ぶ。また、例祭後、哲学者梅原猛氏の句碑の除幕式を行う。
 10月は市内各神社で秋祭りが執行。日程は次のとおり。
 ▽7日=福浦八幡宮(福浦)
 ▽8日=鳥撫荒神社(鷆和)東有年八幡神社(東有年)伊和都比売神社(御崎)
 ▽14・15日=赤穂八幡宮(尾崎)
 ▽21・22日=塩屋荒神社(塩屋)

7日から市民文化祭

 第45回赤穂市民文化祭は10月7日から11月26日まで15行事を実施する。日程は次のとおり。
 ▽生花展=10月7日(土)・8日(日)9時~、文化会館小ホール
 ▽秋のさつき作風展=10月7日(土)・8日(日)9時~、市民会館大会議室
 ▽邦楽と舞踊の会=10月9日(月・祝)13時~、文化会館大ホール
 ▽合同俳句会(席題の部)=10月11日(水)14時~、市民会館第4会議室
 ▽市民音楽祭(小中学校の部)=10月12日(木)13時~、文化会館大ホール
 ▽市民短歌会=10月14日(土)13時~、市民会館第4会議室
 ▽学童美術展(絵画・書道)=10月28日(土)・29日(日)10時~、図書館ギャラリー
 ▽カラオケ発表会=10月29日(日)12時半~、文化会館大ホール
 ▽手づくり和凧展=11月3日(金)~5日(日)9時~、市民会館1階ロビー
 ▽詩吟・詩舞発表会=11月3日(金・祝)13時~、文化会館小ホール
 ▽市民音楽祭(一般の部)=11月3日(金・祝)13時~、文化会館大ホール
 ▽第45回赤穂市民文化祭表彰式=11月3日(金・祝)13時半~、文化会館学習室
 ▽きめこみ人形展=11月18日(土)・19日(日)9時半~、文化会館展示室
 ▽舞踊の会=11月19日(日)13時~、文化会館小ホール
 ▽民謡発表会=11月26日(日)正午~、文化会館小ホール

市美術展入賞者

 2006赤穂市美術展は7部門に338点(招待、委嘱、無鑑査含む)の応募があり、入選は210点、入賞77点だった。 入賞者は次のみなさん。敬称略。
 〔日本画〕
 ▽市長賞=池田芳伸▽赤穂商工会議所賞=内田育美▽赤穂ロータリークラブ賞=永安克美▽赤穂ライオンズクラブ賞=三浦美雪▽神戸新聞社賞=山本美佐子
 〔洋画〕
 ▽市長賞=鳥井廣夫▽議長賞=吉村東洋子▽教育委員会賞=前田正代▽文化協会賞=船原順三郎▽赤穂商工会議所賞=高橋進▽赤穂ロータリークラブ賞=安藤慶一▽赤穂ライオンズクラブ賞=久保純一▽神戸新聞社賞=川﨑徹▽奨励賞=中村義文▽新人賞=番匠谷利彦
 〔書(漢字)〕
 ▽市長賞=山里ゆかり▽議長賞=長安宏樹▽教育委員会賞=宮本智子▽文化協会賞=釜須美枝▽赤穂商工会議所賞=中村澄子▽赤穂ロータリークラブ賞=斉藤久美子▽赤穂ライオンズクラブ賞=今井沙智子▽神戸新聞社賞=池本由紀子▽奨励賞=小宮和美、長棟愛美、前田ゆう子、小寺佳奈、鍛治本美津代、志方健嗣、笠原悦子、平田幸子、新居ルミ▽新人賞=山口貴久子
 〔書(かな)〕
 ▽市長賞=三木友子▽議長賞=保科裕子▽教育委員会賞=木造憲子▽文化協会賞=内波薫▽赤穂商工会議所賞=藤原まゆみ▽赤穂ロータリークラブ賞=新家一夫▽赤穂ライオンズクラブ賞=近松雅子▽神戸新聞社賞=西川長子▽奨励賞=井上裕子、米谷節子▽新人賞=目木かおり
 〔書(篆刻)〕
 ▽市長賞=土佐善行▽議長賞=桑木利一▽教育委員会賞=辻煌風▽文化協会賞=河上絢子▽赤穂商工会議所賞=榊原民男▽赤穂ロータリークラブ賞=岸正二郎▽赤穂ライオンズクラブ賞=志方健嗣▽神戸新聞社賞=大田豊▽新人賞=山中公子
 〔写真〕
 ▽市長賞=籠時雄▽議長賞=小谷和人▽教育委員会賞=秋田治男▽文化協会賞=新家一夫▽赤穂商工会議所賞=加藤利昭▽赤穂ロータリークラブ賞=野村勝美▽赤穂ライオンズクラブ賞=萩原敏弘▽神戸新聞社賞=宮崎義彦▽奨励賞=安積宏明、矢田史碩、亀谷淳二、藤田勝己、長田佳子▽新人賞=岡田恒子
 〔彫塑工芸〕
 ▽市長賞=岸賢二▽議長賞=西山克彦▽教育委員会賞=材木敏夫▽文化協会賞=山本貞弘▽赤穂商工会議所賞=田路信男▽赤穂ロータリークラブ賞=中島満寿夫▽赤穂ライオンズクラブ賞=有馬榮之助▽神戸新聞社賞=上杉種男▽奨励賞=奥田福泰▽新人賞=土岩義明

明るい選挙ポスター展

20061007posuta  赤穂市選挙管理委員会が今夏に募集した「明るい選挙啓発ポスター」の作品展がプラット赤穂2階ギャラリーで開かれている。
 市内の小中学生から応募のあった56点を展示している。10月10日(火)まで。
 入選者は次のみなさん。敬称略。
 ▽近藤真菜(坂越中1)▽宮本明歩(同1)▽山真実(尾崎小6)▽天野瑞季(御崎小6)▽島津亜衣(高雄小3)▽前田菜々(塩屋小5)▽徳重綾(同5)(写真は開催中の「明るい選挙啓発ポスター展」)

田淵記念館 秋の展示替え

 御崎の赤穂市立美術工芸館田淵記念館(矢野圭吾館長)は展示品の入れ替えを行った。
 茶道具、日本画を中心に田淵家に伝わる婚礼、蹴鞠などの道具類約80点を紹介。「月」と「菊」にちなんだ中秋にふさわしい内容としている。
 10月30日(月)まで。入館料は大人200円、小中学生100円。℡42・0520。

田淵記念館 秋の展示替え

 御崎の赤穂市立美術工芸館田淵記念館(矢野圭吾館長)は展示品の入れ替えを行った。
 茶道具、日本画を中心に田淵家に伝わる婚礼、蹴鞠などの道具類約80点を紹介。「月」と「菊」にちなんだ中秋にふさわしい内容としている。
 10月30日(月)まで。入館料は大人200円、小中学生100円。℡42・0520。

赤穂の陶芸家 神戸で個展

 赤穂在住の陶芸家中本万理恵さん(36)=正保橋町=の個展が神戸市中央区の「南京町ギャラリー蝶屋」で10日(火)まで開かれている。
 食器、花器など約80点。午前11時~午後6時(最終日は5時まで)。℡078・332・0628。

千種の苑で交流作品展

 東有年の特別養護老人ホーム「千種の苑」(山田勝利施設長)で利用者の作品展が10月9日(月)まで開かれている。
 今回で6回目。利用者が余暇活動で作成した絵画、工作、習字など作品を展示。有年地区の園児、児童らも交流出品している。

2006年9月16日 (土)

一陽展に赤穂から3人

 9月18日(月・祝)から東京都美術館で開かれる第52回一陽展に赤穂から3人が出品する。
 同会会員で審査員も務める田中繁雄さん=加里屋=は「祭(天狗」。会友の塩田康雄さん=尾崎=は「軍鶏」、同じく会友の廣門幸三さん=中広=は「廃車」をそれぞれ出品する。
 一陽会は昭和30年創立で国内有数の美術団体。
 作品展は10月3日(火)まで(9月19日は休館)。
 なお、3人の作品は10月17日(火)~22日(日)に大阪市立美術館で開催の「一陽展<大阪展>」でも展示される。

2006年9月 9日 (土)

三木多津子さんミニ写真展

Photo_4  カメラ愛好家の三木多津子さん=浜市=がミニ写真展を相生市旭のコープデイズ相生で開いている。
 三木さんは趣味の写真を始めて10年。写真サークル「写壇あすなろ」会員で、家族や花を撮り続けている。
 約15点を出品。1階ギャラリーで午前10時~午後6時半。9月30日まで。(写真は展示作品の一例)

2006年9月 2日 (土)

NHK音楽コン 尾崎小が3年連続銀賞

20060902osakisyo2  平成18年度NHK全国学校音楽コンクール兵庫県大会がこのほど明石市民会館で行われ、尾崎小コーラス部が3年連続の銀賞を受賞した。
 課題曲「まいにち『おはつ』」では、毎日が大発見―という生き生きとした気持ちを明るい歌声で表現。平和への誓いを歌った自由曲「虹がなければ」では清らかなハーモニーを会場に響かせ、審査員から「明瞭な発音で美しい声の力強さを感じた」「のびのびとした好感のもてる演奏」など高い評価を得た。
 一昨年、昨年と2年連続で銀賞。「より深みのあるハーモニー」を目指し、意欲的に練習に取り組んだ。
 「聴く人が歌詞の情景を鮮明に思い浮かべるくらいの演奏」をと、歌詞の意味を理解することからスタート。メンバー一人ひとりが歌詞を絵や色で表して意見交換するなど、感情移入のプロセスに時間を割いたという。
 その成果を発揮しての入賞。「演奏を聞いてもらおうという一生懸命な姿勢が感じられた」と指揮の安部智子教諭。部長の目木保寧美さん(6年)も「私たちの気持ちを伝えることができた」と晴れやかに話した。
 中学校の部では赤穂東が県教育委員会賞を受賞した。(写真はNHK音楽コンクール銀賞の尾崎小コーラス部)

松原町の武村さん 父と子の写真展

20060902takemura  カメラを趣味に持つ親子による「父と子の写真展」が9月8日(金)から10日(日)まで赤穂市立図書館ギャラリーで開かれる。
 松原町の武村好郎さん(82)と長男で会社員の晴人さん(59)。
 元新聞記者の好郎さんは銀写会所属で仕事での写真歴から数えると50年を超えるベテラン。地方の行事や暮らしを独自の視点で撮り続けている。写壇あすなろ会員の晴人さんは花や山など自然の中に被写体を求める。カメラを始めて7年で「まだまだ勉強中」と話すが、自然が持つ色彩美を大胆に切り取った作品は見る人に強い印象を与える。
 「家では互いの作品を見せ合って写真談義に花が咲く」という武村さん親子。
 作品約100点を展示。午前10時~午後6時(最終日は午後4時まで)。(写真は親子で写真展を開く武村好郎さん㊧と晴人さん)

日本画教室生徒募集

 日本画制作の基礎を学ぶ文化教室が9月9日(土)から赤穂市中央公民館で開かれる。
 講師は市美術展運営委員の室井仁三氏。来年2月までの第2・第4土曜日、午後1時~3時に開催する。全12回。
 赤穂市民及び通勤、通学の16歳以上を対象に先着20人を募集。受講料1000円。申込み、問合せは同公民館℡43・7451。

2006年8月26日 (土)

昔の食保存用具を展示

 かつて家庭の食卓を支えた道具類を紹介する「昔の食保存用具展」が加里屋の市立民俗資料館(大谷順一館長)で開催中。
 飯ふご、氷冷蔵庫など米飯や食材などを保存するための道具約50点を展示。
 9月4日(月)まで。火曜休館。問合せは℡42・1361。

俳句・短歌の作品募集

 第45回赤穂市民文化祭の俳句、短歌の作品募集が始まった。応募資格はいずれも同市内在住または在勤、在学であること。主な募集要領は次のとおり。
 〔俳句の部〕
 ▼兼題▽四季を通じて雑詠▽出句数=各公民館備え付けの応募用紙で1人5句以内▽応募締切=9月14日(木)▽出句料=1000円▽応募・問合せ先=赤穂藻塩会(〒678・0236、上仮屋南10の5、片山青芝方)℡42・5332▽選者=桑田青虎(ホトトギス同人)
 ▼席題▽日時=10月11日(水)午前9時半席題掲示、午後2時出句▽会場=市民会館1階第4会議室▽出句数=1人7句以内
 〔短歌の部〕
 ▽詠草=郵便葉書で1人2首(自由題)住所、氏名、勤務先(学校名)も記入▽応募締切=9月30日(土)必着▽応募・問合せ先=とべら発行所(〒678・0203、元町2の14、木山正規方)℡42・7451▽講師=桑岡孝全・関西アララギ選者(予定)▽短歌会=10月14日(土)午後1時、市民会館1階第4会議室

2006年8月12日 (土)

琴で日本文化体験

20060812koto  子どもたちに日本の文化に触れてもらおうと琴の体験教室が赤穂市文化会館で開かれている。
 文化庁の「伝統文化こども教室」の選定を受け、7月27日からスタート。夏休み中の小学3年生から中学2年生まで13人が参加している。
 参加者のほとんどは琴を触るのも初めて。畳に正座しての稽古は足がしびれて辛そうだが、練習3日目には「さくらさくら」など弾けるようになった。
 「子どもたちは勘がよく、覚えも早い」と指導する尾崎の野田恒代さん(71)。
 普段はピアノを習っている城西小6年の井上祐衣さん(11)は「ピアノとはまた違ったきれいな音がする」。同小5年の高木未来さん(10)は「先生みたいに上手に弾けるようになりたい」と真面目に稽古していた。
 教室は8月21日まで全10回開催。(写真は市文化会館で行われているこども琴教室)

市民合唱団 定期演奏会

 赤穂市民合唱団(中田安正団長、33人)の第22回定期演奏会が8月27日(日)、市文化会館(ハーモニーホール)で開催される。
 木下牧子アカペラ・コレクション、ホームソングメドレーなど4部構成。第3部では同合唱団の顧問的存在だった故・赤松秀幸氏作曲の「わが千種川」を演奏し、亡くなって10年になる同氏の功績を偲ぶ。
 小ホールで午後2時開演。チケットは500円で同会館(℡43・5111)などで販売している。

2006年8月 5日 (土)

特別展「日本の蝶」標本3500点

20060805tyou  国内に生息する蝶のほぼ全種類を紹介する特別展「日本の蝶~その魅力~」が御崎の赤穂市立海洋科学館(掃部毅館長)で開かれている。
 50年以上にわたり蝶の研究を続けている元高校校長の岩村巌さん(66)が収集した標本約3500点をテーマ別に展示。日本国内に生息する233種のうち、国蝶オオムラサキ、日本列島にのみ分布するギフチョウなど227種を紹介している。いずれの標本も雌雄と表裏を並べ、微妙な色彩と斑紋の違いを見比べることができる。
 ユニークなのは蝶がエサにし、卵を産み付ける食草の展示コーナー。葉の裏についたサナギや幼虫を生きたまま観察できる。タイミングがよければ羽化の瞬間を見ることも。
 「展示を通して自然界のふしぎを理解する楽しさを知り、自然との共生を考える機会にしてもらえれば」と岩村さん。
 8月31日(木)まで。午前9時半~午後4時半。火曜休館。入館料は高校生以上300円、小中学生150円。℡43・4192(写真は海洋科学館で開催中の「日本の蝶」展)

赤穂高音楽部が夏のコンサート

 赤穂高校音楽部の「サマーコンサート」が8月13日(日)、赤穂市文化会館(ハーモニーホール)小ホールで開催される。
 今年38回目を迎える同部の伝統行事。部員とOB会員が合唱。ミュージカル「不思議の国のアリス」を熱演する。
 午後6時開演。入場無料。

2006年7月15日 (土)

能面の制作実演 作品も50点展示

 趣味で制作した能面の展示会が加里屋、花岳寺通商店街の「ぎゃらりー遊」で7月19日(水)まで開かれている。
 出品するのは加里屋の鍛治幹夫(宝幹)さんと若草町の広畑富美子(宝美)さん。日本能面美術協会理事の能面師岡部宝英氏の指導で5年ほど前から能面づくりに取り組んでいる。
 展示会では岡部氏の作品とともに約50点を紹介。「新作・能面二人展」と題し、翁面、女面など作品を展示する。
 午前10時~午後5時。きょう15日(土)は午後6時から岡部氏が制作実演を行う。
 問合せは「あそぶ・ど工房」(42・0830)。

赤穂近隣の合唱グループが出演

 赤穂市近隣のコーラス団体が交流を兼ねて出演する「フェスタ・アルモニカ・イン・アコウ2006~合唱の祭典」が7月23日(日)、市文化会館(ハーモニーホール)で開かれる。
 今年で14回目。昨年より4団体増え、28団体約600人が出演の予定。
 大ホールで午後1時開演。入場無料。赤穂市関係の出演団体は次のとおり。
 ▽赤穂高校音楽部▽コール・ヴィオレッテ▽メンネルコール〝I〟▽コーラスわかば▽ラ・メールさこし▽ブルーデージ▽コール・マミーナ▽ロンディーノ▽コーラスしおさい▽コール・ピヤ▽コールフローラ▽コール・ヴィヴァーチェ▽チャンティ・ママ▽アマビーレ▽赤穂市民合唱団

生命の感動を詩に

20060715kasumi  相生市緑ケ丘の主婦大倉有美子さんが、2冊目の詩集「かすみ草」(A5判50㌻)をこのほど発刊した。
 趣味の詩作りが40年以上になる大倉さんは赤穂の文集サークル「かぼちゃ畑」、詩誌「あんぱん」などに投稿。平成8年に同名の詩集を自費出版している。
 それから10年。これまでの作品をすべて読み返し、前回の詩集に収録していないものの中から自分の特に気にいっている作品50篇を一冊にまとめた。
 少女期に大病を患い、「生きていることのすばらしさを強く思うようになりました」と大倉さん。詩を作るようになったのもそのころからで、花や鳥など生命あるものに対する素朴な感動が当時も今も作詩のベースになっている。
 「詩は私の人生を豊かにしてくれた。これからも詩に寄り添って生きていきたい」と大倉さん。「これを節目にまた原点に戻って詩を書いていくつもり」と話している。
 350部発行。「一人でも多くの人に読んでほしい」と希望者に無料で郵送する。連絡先は23・0281(FAXも同じ)。(写真は第2詩集「かすみ草」を発刊した大倉有美子さん)

市美術展 出品募集

 2006赤穂市美術展(9月21日~24日)の作品募集要項がこのほど発表された。
 日本画、洋画、書、写真、彫塑工芸の5部門で応募資格は制限なし(中学生以下は除く)。未発表の作品に限り、1人1点(ただし篆刻は漢字またはかなとの重複可。彫塑工芸は1人2点以内)とする。
 出品料は無料。作品裏面に所定の貼付票を貼り、出品申込書を添えて9月17日(日)午前10時~午後4時に市文化会館に搬入すればよい。
 問合せは同展事務局(43・7451)。

2006年7月 8日 (土)

「一枚の繪」絵画展あすまで

 巨匠から新鋭まで人気作家の作品を集めた「第8回一枚の繪 赤穂絵画展」が市文化会館(ハーモニーホール)で開かれている。
 「一枚の繪」は東京・銀座で画廊を構える美術会社。全国各地で絵画展を開催し、優れた作品を紹介している。赤穂では10年ぶりの開催。
 油絵、水彩、日本画などさまざまなジャンルの作家約50人が計150点を出品。主催の清文堂書店は「多彩なプロの作品を一堂に見ることのできる機会。ぜひご来場を」と呼びかけている。
 あす9日(日)まで。1階展示室で午前10時~午後7時。会期中、きめ細かい描写が特長の洋画家・鎮西直秀氏が来場する。問合せは清文堂書店(42・2265)。

2006年7月 1日 (土)

国名勝・赤穂城跡二之丸庭園で薪能

20060701nou  かがり火が照らす舞台で一流能楽師らが幽玄の美を繰り広げる「赤穂城薪能」(赤穂能楽推進実行委員会など主催)が9月30日(土)に開催される。会場は国名勝の赤穂城跡二之丸庭園。きょう7月1日(土)から入場券を発売する。
 翌日に赤穂市民総合体育館で競技が始まる「のじぎく兵庫国体」剣道競技大会の前夜祭として開催。二之丸庭園に能舞台を特設する風流な趣向。
 能を演じるのはいずれも若手期待の能楽師杉浦豊彦(観世流シテ方)福王和幸(福王流ワキ方)。狂言は関西の重鎮・茂山忠三郎(大蔵流)が舞台を務める。3人はいずれも重要無形文化財総合指定保持者で、一流の演技に期待が集まる。
 午後4時45分に開演。▽能「高砂」▽狂言「口真似」▽仕舞「羽衣」と続き、同6時に火入式。最後は能「船弁慶」でしめくくる。
 S席(着席券、自由席)3000円、A席(立見席)1000円。雨天の場合は市文化会館大ホールで開催する。
 入場券は同会館(43・5111)室井洋装店(42・3200)インターナショナル松本企画(45・2125)で販売する。(写真はきょうから入場券を発売する赤穂城薪能のポスター)

さまざまな版画技法展~たでのはな美術館

 加里屋の「たでのはな美術館」(佐野正幸館主)で夏季特別展「版画技法のさまざま」が開催されている。
 木版画をはじめ木口木版、リトグラフなど代表的な版画技法を国内有名作家の作品を通して紹介。一部、道具や材料も展示する。
 「入館者から版画技法について尋ねられることが多く、企画しました」と佐野館主。「制作過程を知ることで、さらに味わい深く作品を鑑賞してもらえるのでは」と話している。
 会期中の第2・4土曜日に佐野館主による説明会を実施。午前10時半から約1時間。
 2階では徳力富吉郎が宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」を題材にした連作7枚などを展示している。8月27日(日)まで。
 入館料200円(中学生以上)。火曜休館。

夏休みこども琴体験教室

 夏休みに和楽器で日本文化に親しんでもらおうと、小中学生対象の「おこと体験こども教室」が赤穂市文化会館で開かれ、受講者を募集している。
 市内で琴の教室を開くなど60年近い経験がある尾崎の野田恒代さん(71)が講師。小学3年生から中学3年生までを対象に爪のはめ方、楽譜の読み方など初歩から指導する。
 文化庁の「伝統文化こども教室」に選定されており、受講料は無料。楽器、楽譜なども教室が用意する。
 7月27日から8月21日まで不定期に全10回。いずれも2階和室で午後2時~3時半。
 「琴は敷居が高いと思われがちですが、誰でも楽しめる楽器です」と野田さん。「楽譜も五線譜よりも簡単なので、気軽に受講して」と呼びかけている。
 7月15日(土)まで先着15人を募集する。申込み、問合せは42・0828(野田さん)または43・3730(金谷さん、夜間のみ)。

2006年6月17日 (土)

コンセル・ヌーボ第23回定期演奏会

 赤穂演奏家協会「コンセル・ヌーボ」(小川真澄代表)の定期演奏会が6月25日(日)、赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で開催される。
 同協会は赤穂市在住の音楽大学卒業者がメンバー。「コンセル・ヌーボ」は日本語で「新しいコンサート」の意味で、今年で23回目の定期演奏会を迎える。
 会員約20人が出演。ソプラノ独唱、ピアノと管楽器の6重奏などを披露する。
 午後2時から大ホール。入場料は前売1000円(当日1200円)で同会館窓口のほか、市内のおもな楽器店で発売している。
 出演者は次のみなさん。敬称略。
 ▽吉田恵美▽和田晶▽備後由紀子▽笠原誉扇▽西林佳弥▽西中仁美▽小川真澄▽田村知子▽岡田悦美▽二木貴帆▽中川明彦▽矢橋牧名▽山田美佳▽中村美弥子▽南河亮▽三木彰子▽平田哲正▽建部礼子▽上荷弘美▽久米知重美▽清水紀代

和紙ちぎり絵作品展が開催

20060617chigirie  柔らかい風合いと色彩が特長の和紙ちぎり絵作品展がきょう17日(土)とあす18日(日)、赤穂市立図書館で開かれる。
 尾崎婦人会婦人学級ちぎり絵教室(馬場和子代表)が相生の2教室と合同で開催。約30人が花、風景などをモチーフにした短冊、色紙など約80点を出品する。
 教室についての問合せは馬場さん(43・5264)まで。(写真は出品される作品)

姫路交響楽団コンサート

 フルオーケストラによるクラシックコンサートが7月16日(日)、赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で行われる。
 出演は姫路交響楽団。「音楽で奏でる天空のファンタジア」と題して「月の光」「ジュピター」など空や星にまつわる名曲を演奏する。
 映画音楽やアニメのテーマ曲などファミリーで楽しめるプログラムもあり、子どもから大人まで楽しめるステージになりそう。
 大ホールで午後6時開演。入場料500円(高校生以下は無料、ただし整理券が必要)。全席自由。問合せは同会館(43・5111)。

2006年6月10日 (土)

「たてくわ踊り」冊子に 塩屋の長棟三枝さん

20060610tatekuwa  製塩業が栄えた赤穂でかつて盛んに踊られた塩田ゆかりの「たてくわ踊り」を後世に残そうと、塩屋の長棟三枝さん(87)が踊りの手順をまとめた冊子をこのほど発刊した。「この冊子が復活保存に役立てば」と思いを寄せている。
 「たてくわ踊り」は塩田の浜床を道具で引きならす工程の呼び名から名前がついたと伝えられる盆踊り。
 海水をまいた砂を「エブリ」という道具で地ならしする「すくい込み」、桶で海水を汲み上げる「潮汲み」の所作が振りになっているのが特徴。発祥時期は定かではないが、江戸後期の古文書に、庶民の間で盛んに踊られていたことを示す記述がある。
 戦後、塩田が廃止されていくにつれ踊りも急速にすたれ、昭和30年ごろにはほとんど踊られなくなった。
 復活保存を目指し、長棟さんら有志が昭和58年に「塩屋たてくわ保存会」を結成。活発に活動したが会員の高齢化などで4年前に解散。長棟さんは「このまま貴重な文化を失うわけにはいかない」と保存会活動で得た情報をもとに資料を書き残すことを思い立った。
 出来上がった冊子は「『赤穂踊り たてくわ』復活保存について」と題したB5判22頁。踊りの手順を絵入りで解説し、歌詞と音譜も収録した。「たてくわ」の由来や塩田文化についても研究成果をまとめている。
 「たてくわ踊りは振り付けが見事で、赤穂が産んだ不朽の名作。どうか後々の世まで受け継いでほしい」と長棟さん。「いつか次世代の方が復活保存に取り組んでくれることを心底願っています」と冊子を手に、祈るように語った。
 冊子についての問合せは塩屋公民館(42・3379)へ。(写真は「たてくわ踊り」を冊子にまとめた長棟三枝さん=中央=と保存会の元会員のみなさん)

田端獅子舞こども教室が文化庁選定

20060610sisimai  赤穂市高野の「田端獅子舞こども教室」がこのほど、財団法人伝統文化活性化国民協会(平山郁夫会長)から「平成18年度伝統文化こども教室」に選定された。
 同協会は全国各地の歌、踊り、祭礼など伝統文化活動の活性化支援を目的に平成13年に設立。文化庁の委嘱で子ども教室への助成を行っている。
 田端地区の獅子舞は明治2年に始まったとされる。「地域の伝統を引き継ごう」と昨秋、地区の小学生児童らに初めて獅子舞を指導。さらに活動を活発にしようと今年2月に「田端獅子舞保存会」を設立した。
 本格的な練習は9月下旬から。小学生から中学生までの11人を対象に地域の大人たちが舞いを指導し、秋祭りでの奉納と福祉施設への慰問を予定している。(写真は文化庁委嘱団体から「伝統文化こども教室」に選定された田端獅子舞)

市民文化祭さつき展の入賞者

 ▽市長賞=北川明(西有年)▽議長賞=柴田義則(尾崎)▽教育委員会賞=網本久志(磯浜町)▽文化協会賞=児島健治(尾崎)▽奨励賞=児島寿美恵(尾崎)

2006年6月 3日 (土)

4日までさつき展

 第45回赤穂市文化祭のトップを切って「さつき展」が市民会館で開かれている。
 愛好家が育てたさつき約35点のほか、山野草約100点も展示。
 4日(日)まで。1階大会議室で午前9時~午後5時。
 出品者は次のみなさん。敬称略。
 ▽明石隆之▽小川年二▽北川明▽児島健治▽西村信之▽原田勉▽三志多ひやく▽森允之▽柴田義則▽網本久志▽平成18年度さつき教室生徒のみなさん

2006年5月27日 (土)

元町の画家 島田賢司郎氏「25年の歩み」展

20060520shimada  画家で光風会会友の島田賢司郎氏(65)=元町=が初の個展「25年の歩み」を6月2日(金)から赤穂市立図書館で開催する。
 「小さいころから絵を描くのが好きだった」という島田氏は38歳で光風会会員だった西川美沙夫氏(故人)に師事。翌年の初入選以来、同会展で22度の入選を誇る。赤穂ゆかりの名匠・藤本東一良氏にも師事し、作風の幅を拡張。日展に2度入選している。
 島田氏の作品は、ナイフを使って絵の具を盛り上げたり削ったりする手法が特徴。削った部分から下地の色が現れ、独特の重みと迫力が感じられる。
 今回の個展では、入選作を中心に同氏の代表的な作品を紹介。スクラップ置き場を描いた「廃車」、ネパールの人と街角を題材にした「タンカのある街」など約35点を展示する。
 島田氏は、「自分なりに研究してきた技法を見てほしい」と話している。
 1階ギャラリーで4日(日)まで。午前10時~午後6時(最終日は5時終了)。(写真は初の個展「25年の歩み」を開く島田賢司郎氏=自宅アトリエで)

企画展「備前の文人陶芸家」

 日生町の加子浦歴史文化館(谷口富祥館長)で企画展「備前の文人陶芸家」が開かれている。
 江戸期から現代まで、焼物に加え文学的作品を残した作家の作品を紹介。
 7月24日(月)まで。火曜日と祝日の翌日は休館。0869・72・9026。

2006年5月20日 (土)

塩屋歴史文化研究会が10周年記念誌

20060520shioya3  赤穂市西部の郷土史研究に取り組んでいる塩屋歴史文化研究会(会員数22人)は創立10周年記念誌「塩屋の歴史―先人の生活」をこのほど発刊した。
 同会は平成7年に塩屋公民館の「ふるさと文化セミナー」開設に伴い設立。「ふるさとの歴史を知ろう」と旧塩屋村の地理、風習など身近なテーマについて調査研究してきた。
 会員が交代で講師を務める例会を毎月開き、その内容をまとめた冊子「ふるさと塩屋」は今年3月発行分で20号を数えるなど、息の長い活動が続いている。
 記念誌には、「地域づくりに対する先人の努力を後世に伝えよう」と会員が17本の論文を寄稿。「大津川の氾濫による被害と改修」(浜田正明さん・藤田康雄さん)「娯楽の変遷」(西田隆男さん)「塩屋地区の歴史詩」(長棟三枝さん)など多彩だ。
 設立時から会長を務める元中学校長の岡田順一さん(79)は、「郷土史を学ぶことは、先人の努力や苦労を知ること。そこから生まれる感謝の気持ちがふるさとをよりよくするはず」と発刊の思いを語る。
 B5判154頁で1部800円。同公民館(42・3379)で頒布している。(写真は塩屋歴史文化研究会の10周年記念誌)

写壇あすなろ第10回写真展

 写真サークルの「写壇・あすなろ」(宮崎治士会長、会員数28人)の10回展が5月26日(金)から赤穂市立図書館1階ギャラリーで開かれる。
 今回のテーマは「赤穂の樹木」。自由作品と合わせて約75点を展示する。宮崎会長は「どの作品も会員それぞれの個性が表れた力作」と来場を呼びかけている。
 28日(日)まで。

亀谷智子さん木彫展を開く

 趣味の木彫を30年以上続けている加里屋の亀谷智子さんが5月21日(日)と22日(月)に作品展を開く。
 加里屋の居酒屋「ふぃるいん」(42・0809)を会場に盆、茶托など約40点を展示。午前10時~午後5時。

水野清司さん駅でペン画展

 赤穂の街角を描き続けている若草町の元中学教諭水野清司さんのペン画展がJR播州赤穂駅の自由通路ギャラリーで開かれている。
 市内の理容・美容院を描いた12点を展示。6月30日(金)まで。

2006年5月13日 (土)

19日から第26回赤穂美術協会展

 第26回赤穂美術協会展は5月19日(金)から市文化会館(ハーモニーホール)で開催される。
 会員25人が小品から100号の大作まで約40点を出品。
 平田源也会長は「今回も会員が自己を表現しようと制作した力作ぞろい。多くの方に鑑賞してもらえれば」と話している。
 21日(日)まで3日間。1階展示室で午前10時~午後6時(最終日は5時まで)。出品者は次のみなさん。敬称略。
 ▽橋本美由紀▽島田賢司郎▽城尾孝子▽川崎徹▽川崎多江子▽米谷朝五郎▽梶本昌禧▽鳥井広夫▽木谷道枝▽安藤慶一▽岩崎孝二▽茶谷京子▽田中良成▽川本光紗▽田辺義彦▽上住享徳▽吉村東洋子▽廣門幸三▽長谷部君子▽田中繁雄▽佐竹寿子▽中島岬▽千崎勝廣▽平田源也▽塩田康雄

日本画家室井氏が市に作品寄贈

20060513muroi  美術展で内閣総理大臣賞など数々の受賞歴を誇る日本画家・室井澄(本名仁三)氏=新田=が8日、作品4点を赤穂市に寄贈した。
 同氏は作画活動のかたわら、市民を対象にした画塾を30年以上主宰。地域文化向上に功績があったとして昨秋、県から「ともしびの賞」を受けた。
 「今日まで創作活動を支援、理解していただいたみなさんへの感謝を込めて」と永年モチーフにしている鳥取大山を描いた20号の近作などを贈った。
 贈られた絵は市長執務室などに飾られる。(写真は「大山待春」など作品4点を寄贈した室井澄さん㊧)