任期満了に伴う赤穂市長選は21日投開票され、無所属現職の豆田正明氏(62)が共産新人の村阪産代一氏を破り再選を果たした。投票率は51・13%で前回(68・60%)から大きく下落した。市長選では、阪神淡路大震災の発生5日後が投票日だった平成7年(47・94%)に次ぐ2番目の低さだった。
豆田市長は23日、市役所に当選後初登庁。玄関前で出迎えた職員約300人に「どうもありがとうございました」と一礼。女性職員から花束を贈られた。
初訓示では、「市政は大きな変革期。行政のプロとして能力を磨き、課題に果敢に挑戦し、柔軟な発想で取り組んでほしい」と職員に呼びかけた。
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再選を果たした豆田市長に2期目に向けての抱負を尋ねた。以下、本紙とのやりとり。
―選挙戦を振り返っての感想は。
「選挙を通して市民の意見、要望を聞き、市政への期待の大きさを肌で感じた。職責の重大さを痛感し、身の引き締まる思い」
―投票率は過去2番目に低かった。
「大きな対立軸がなかったのが要因ではないか。相手候補の出馬表明時期、知名度も影響したように思う」
―公約の中で特に優先して取り組むものは。
「まずは少子化対策。アフタースクールは国の同種事業とも連携しながら全小学校区での実施に向けて今年度中に一部スタートする。幼稚園預かり保育は5歳児対象に4時半まで実施したい」
―その他、今年度中に実現したい公約は。
「まちの魅力とにぎわい創出のために新イベントを開催する。国際音楽祭と、国体の流れを生かして剣道大会を考えている。また、市民病院2期構想を健診、透析の拡充などを盛り込み策定する」
―上郡町との合併問題は。
「今年中に住民投票条例を制定する。私自身は協議項目が合意できれば合併を前向きに進めるべきと考えているが、市民の意思を尊重したい」
―市民へメッセージを。
「行政だけが市政を動かすのではなく、いっしょになって赤穂のまちづくりに力を合わせてほしい。私も初心を忘れず、市民の目線でともに汗を流したい」(写真は職員が出迎える中、2期目の初登庁する豆田正明市長)
■赤穂市長選 開票結果(選管最終)
当 14,392 豆田 正明(62)無現=自、公、民推薦=
6,457 村阪産代一(52)共新
○当日有権者数41,514 ○投票総数21,225 ○投票率51.13% ○有効投票20,849 ○無効投票376(うち白票211) ○持帰り0
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