視覚障害者向けの朗読サービスを行っているボランティアグループ「来夢(らいむ)」(有田秀子代表、26人)が設立25周年を記念し、赤穂の名所やイベントを紹介する音声テープ「赤穂この町を歩けば」第3巻をこのほど制作した。
同グループは昭和57年1月結成。上級朗読講座を修了した会員らが総合福祉会館3階の録音室で週1回、赤穂民報や市広報などを朗読。ダビングしたテープを希望者に無料で郵送している。
「まちのようすを目の不自由な方に少しでも伝えたい」と昭和62年と平成7年に市内の名所旧跡、祭りなどを紹介した「赤穂この町~」の第1、2巻を発表。今回は「ここ数年で変化のあったもの」にスポットを当て、プラット赤穂、尾崎トンネル、国際音楽祭など新たに生まれた施設やイベント約30件を収録した。
昨年4月からメンバー12人が実行委員となり、企画会議で準備した。リストアップした名所や催しを手分けして取材し、各自が原稿を起草。有田さんが90分テープに収まるように全体を編集し、11月に台本が完成した。
取材した本人がそのパートを朗読。タスキをつなぐ駅伝のように1本のテープへ順番に吹き込んでいった。読み間違いした段落はテープを止めてやり直し。「10回ぐらい録り直したときもあった」という。
すべての収録が終わってからも最終の“音校正”でアクセントなどを細かくチェック。納得いかない部分はもう一度上から重ねて録音した。「もともとの秒数に合うように読むのが難しかった」と苦笑する。
「“読む”のではなく“伝える”ことを心がけた」「自分の目の前にリスナーがいるつもりで朗読した」と真心込めた作品。花岳寺に設置された水琴窟の音色、義士祭のにぎわいなど臨場感のあるライブ音源も入った多彩な内容になっている。
完成したテープは3月14日(金)午後1時から総合福祉会館3階研修室で開く「25周年の集い」でリスナーや関係者に配られる。
「会員が半年以上かけて企画、制作した力作です」と有田さん。「テープを通してまちの変化を感じ取ってもらえれば」と話している。
「25周年の集い」は一般の参加自由。会員が朗読劇などを披露する。問合せは市ボランティアセンター℡42・1397。(写真は「赤穂この町を歩けば」第3巻を作成した「来夢」のみなさん=総合福祉会館録音室で)
高齢者同士の交流を深めようと、市内各地で開かれている「いきいきサロン」が参加者の間で好評だ。
この取り組みは平成14年に坂越・汐見地区でスタートし、現在は市内22地区に拡大。週2回から月1回のペースで集会所に寄り合い、演芸や健康体操などそれぞれの会場が趣向を凝らして楽しんでいる。
平成15年から実施している塩屋西北地区では毎月1回開催。2月は約25人が参加し、赤穂署の平田忠晴交通課長を招き、交通事故や振り込め詐欺から身を守る方法を学んだ。
講話の後はみんなでお好み焼きパーティー。香ばしいソースの香りとともに参加者の笑顔が広がった。
初回から参加している田中二三子さん(70)は「多くの人とワイワイ話ができるので楽しい」とほとんど毎回欠かさず出席しているという。
活動を支援している市社会福祉協議会は「どの地区もお世話係のみなさんの工夫で楽しい集まりになっている」と実績を評価。「今後も明るく愉快なサロンを運営してほしい」と話している。
同サロンについての問合せは同協議会℡42・1397まで。(写真は各地区で活発に行われている「いきいきサロン」)
生徒らがボランティア活動で資金集めして購入した車椅子の福祉施設への贈呈式が赤穂西中学校(高本登校長、319人)で2月27日に行われた。
同校は平成4年から毎年、校区内の特別養護老人ホーム「桜谷荘」に車椅子を寄贈。生徒らがアルミ缶や古新聞などを回収して購入資金に充てている。
今年度も「ボランティア委員会」が中心となって資源ゴミを回収。初めての試みとして、目標回収量の達成率を矢印で示すグラフを生徒玄関口に貼り出して意欲を高め、生徒の約9割が活動に参加。その結果、昨年より半年早い8月までに車椅子1台分に相当する量が集まった。
同校体育館で行われた贈呈式には、利用者代表の七村百子さん(85)が昨年度に贈られた車椅子に乗って出席。「皆さんが一生懸命、集めて購入してくれた車椅子を大切に使わせてもらいます」と感激で声を震わせた。
同校から桜谷荘に贈られた車椅子は通算18台に。さらに車椅子1台分以上の繰越金を残すことができ、ボランティア委員長の高橋瀬里香さん(15)は「後輩にもこの行事を伝統として受け継いでほしい」と話していた。
翌28日には生徒会、吹奏楽部の生徒50人が桜谷荘を訪問。歌や折り紙遊びをいっしょに楽しんで交流した。(写真は赤穂西中学校であった車椅子の贈呈式)
子どもたちとともに豊かな海環境をつくろうと御崎の大塚海岸で18日、地元の小学校児童らが育てたアマモ苗約150株をボランティアのダイバーが移植。厳寒の海に飛び込むダイバーに児童らが声援を送った。
「赤穂海っ子倶楽部」とNPO「アマモ種子バンク」が昨年の赤穂海浜公園沖に続いて実施。今年も御崎、尾崎両小学校の3年生児童約130人が協力した。
今回植えた苗は、昨年6月に自身の手で採取した種子を児童らが飼育したもの。土と人工海水を入れたペットボトルの空き容器を教室に置き、約3カ月半かけて1人1株ずつ発芽させた。
アマモは水温15度以下でしか成長しないため、この時期が移植の好適期。「私たちが大切に育てたアマモを植えてください」(尾崎小・名田奈津希ちゃん)と子どもたちから苗を託されたダイバー5人は酸素ボンベを背負いゴムボートで沖合いへ。約100㍍離れた通称・ライオン岩の近辺でスコップ片手に潜り、水深2㍍の海底に1株ずつ植えていった。
この日の水温は7度で「もぐった瞬間に唇が凍ったかと思った」というほどの厳しい冷たさ。約40分間の作業を無事に終えてダイバーが岸辺に戻ってくると、心配そうに見守っていた児童らが一斉に駆け寄った。
「海がきれいになってお魚がいっぱいになってほしい」と尾崎小の中田夏実ちゃん(9)。
アマモは浅い海底に生育する多年草。魚の住処や産卵場所になるだけでなく水質浄化にも役立つとされる。今回植え付けた苗は順調に育てば5月ごろには約50~70㌢に育つという。(写真は児童が育てたアマモ苗を受け取るダイバー)
赤穂市内の高齢者宅を手作りの弁当や手紙で慰問する「友愛訪問」が各地区で行われている。
最も対象者が多い赤穂地区でもこのほど実施。自治会役員、民生委員ら約40人が朝早くから市民会館で山菜炊き込みご飯、煮豆などを調理し、お菓子と手紙などを添えて各世帯を回った。
慰問を受けた中広の横山昌子さん(87)は「毎年かわいい小物と一緒にもらえるのが楽しみ」と手作りのストラップを手に喜んでいた。
友愛訪問は歳末たすけあい運動の一環として約20年前から行われており、高齢者と地域の交流機会として役立っている。今年は2月17日まで市内14地区合計約1700人を各地区の自治会、婦人会などが慰問する。(写真はお年寄りに喜ばれた友愛訪問)
兵庫県共同募金会赤穂市支部は平成19年度歳末たすけあい運動の募金結果をこのほどまとめ、864万4239円が集まった、と発表した。
同運動は昨年12月1日から20日間行われ、目標の730万円を上回る募金が寄せられた。3世代交流もちつき大会に活用されたほか、友愛訪問や独居老人新春茶話会などに使われる。
赤穂ライオンズクラブ(中村良廣会長)は市内の老人ホーム、精華園など福祉施設6カ所を慰問。甘酒とお菓子をプレゼントした。
同クラブによる慰問は老人ホームには20年以上、精華園は30年以上前から行われている。
中村会長は「いつまでも元気でいてほしい。寒くなるから甘酒で体を温めて」と気遣っていた。
「ようこそ赤穂へ―」。義士祭見物に来穂した人たちをもてなそうと14日午前、和服姿の女子学生ら約30人がJR播州赤穂駅で観光客を出迎えた。
関西福祉大と赤穂高の有志による企画。昨年好評だったことから今年も後輩たちが引き継いだ。
2階コンコースに並び、改札を出てきた観光客に「いらっしゃいませ」と明るくあいさつ。「お城にはどう行けばいいの?」などの質問にも親切に答えた。
関西福祉大2年の大村幸智代さん(20)は「気持ちよく祭りを楽しんでもらえれば」と笑顔で出迎え。赤穂高2年の岡田捺津子さん(17)は「赤穂のあたたかさを感じてほしい」と元気にあいさつしていた。
祭りが終わるころに再び集合し、今度はお見送り。塩の小袋1000人分を配り、「また来年もお越しください」と呼びかけた。
数年ぶりの義士祭見物という姫路市の60代男性は「若くてきれいな女の子がズラっと並んでいたのでびっくりしました。華やかでいいですね」と喜んでいた。(写真は和服姿で観光客を歓送迎した女子学生のみなさん)
赤穂市仏教会(三好一行会長)は19日、歳末たすけあい募金として40万2711円を市社会福祉協議会に寄付した。
義士祭の14日、加盟寺院の住職ら25人がJR播州赤穂駅前で托鉢を実施。集まった浄財に各寺院の寄付金を合わせて贈った。
地域社会の一員として環境問題に取り組む姿勢を養おうと、坂越中学校(小河大佑校長)の1年生が5日、水質浄化作用が期待されるEM団子を坂越漁港に投入。交流のある赤穂特別支援学校の生徒も活動に協力した。
EMは有用微生物群の略で、環境対策や農業などに役立つとされている。坂越中の生徒たちは事前にEM菌について学習し、約5500個のEM団子を作った。
当日は両校合わせて69人が参加。車椅子の生徒も坂越中生から団子を受け取り、海に投げ入れた。
坂越中の中谷友也くん(12)は「自分たちの地域をきれいにしていきたい」。赤穂特別支援学校の村田真伍くん(13)は「上手に遠くへ投げられた」と笑顔一杯だった。
その後、生徒たちは坂越の町並みを散策。交流を楽しんだ。(写真は2校同時で行った環境活動)
人手不足が悩みの高齢農家に協力しようと、関西福祉大の学生らが市内農家で収穫支援活動を行っている。
「地元の農業活性化に役立てば」と昨年から実施。今年も学生延べ約60人が休日を利用して農作物の出荷作業を手伝っている。
2日には大津だいこん祭に12人がスタッフ参加。塩屋の西川農園には7人が支援に向かい、収穫とビニールハウス設置を手伝った。
同農園はおよそ1㌶の畑でミカン約600本を栽培。経営者の西川昭五さん(81)が家族3人で作業しているが、最盛期を迎える12月はどうしても人手が不足する。
作業に協力した2回生の岸本裕己さん(20)は「栽培にかかる労力の大きさを知り、人手不足を実感した」。同級生の田中美朝子さん(19)は「身体に気をつけて赤穂産ミカンを作り続けて」と思いやっていた。(写真はミカン収穫を手伝った関西福祉大のみなさん)
地域に役立つ活動を―と赤穂高が19日、JR播州赤穂駅周辺など市内各所で清掃ボランティアを実施。環境美化に努めた。
生徒会役員を中心に毎年この時期に行っており、約60人が参加。5グループに分かれてスーパー、公共施設など普段利用する場所へ行き、落ちているジュースの空き缶、タバコの吸い殻などを火ばしで丁寧に拾い集めた。
集まったゴミは学校に持ち帰り、ペットボトル、缶、ビンなどに分別。参加した西川壮太さん(17)は「思ったよりゴミが多かった」と話していた。(写真は清掃奉仕する赤穂高校の生徒)
“兵庫県一低い山”のキャッチフレーズで赤穂の新名所になりつつある御崎の唐船山(標高19㍍)で10月28日、山頂部の植樹活動が行われた。
同山の緑化運動などを進めている市民グループ「唐船組」が財団法人日本宝くじ協会の助成でクロマツの苗木35本を植樹。同日、趣旨に賛同した赤穂ロータリークラブもヤマモモ35本を植えた。ヤマモモはクロマツの植生を助けるはたらきがあるという。
今回の植樹にあたっては、県立山の学校(宍粟市)の生徒、職員が10月12日と22日の2回にわけて整地と穴掘りを作業。合計で約50人が汗を流した。
同グループは「これまで山頂部はススキとカヤで覆われていたが、これで緑化が期待できる」と成果を話していた。(写真は唐船山で行われた植樹活動)
県下有数のカキ産地で知られる坂越地区で、使用済み養殖筏の廃材を再利用した登山道整備が行われた。
坂越地区ではここ数年、酒蔵の町並みや風光明媚な瀬戸内の景色を目当てに、ハイキングに訪れる人が増加。宝珠山と小島を結ぶ遊歩道の一部がイノシシによって荒らされていたことから、「ハイカーが安全に歩けるように」と小島自治会(片山敏幸会長)がボランティアで整備した。
材料に使ったのが、カキ養殖筏の廃材。地元では毎年古くなった筏が廃棄され、これまでもイノシシ除けの柵などにリサイクル。海水が染み込んだ木材は腐食しにくい利点があるという。
漁協から筏の枠組みに使われていた長さ10㍍、太さ10㌢ほどのスギを譲り受け、80㌢ぐらいにカット。急勾配の路面に金具で取り付けて階段50段を整備し、竹の手すりも設けた。
小島登山口は小島集会所から西へ約120㍍。目印の標識が立っている。登山口から約250㍍上がると、県指定文化財「みかんのへた山古墳」があり、坂越湾が一望できる。(写真はカキ筏を階段に再利用した登山道)
赤穂ボランティア協会(大賀和良会長)は8月19日に行った「愛は地球を救う」のチャリティー募金56万5404円を主催の読売テレビにこのほど送金した。
同協会は赤穂駅、スーパーなど市内7カ所で募金活動を実施。「ご協力いただいたみなさまに感謝します」としている。
惣門町のヘアー&メイク「Be-Witch」(玉浦千嘉店長)は19日、読売テレビ「愛は地球を救う」に賛同してチャリティーカットを実施。当日限定の特別料金で33人をカットし、売上金3万4650円を寄付した。
ボランティアグループ「フリーダム」は7月16日に開いた第7回チャリティーゴルフ大会の募金を国際ロータリークラブなどにこのほど寄付した。
同大会には72人が参加し、24万3972円の募金が集まった。ポリオ撲滅運動に取り組んでいる国際ロータリーへ12万2000円、残り全額を兵庫県盲導犬協会に贈った。
赤穂東中学校(片山鍈一校長、生徒数404人)の生徒有志が7月29日、学校とその周辺で清掃奉仕を行った。
「普段お世話になっている場所をきれいにしよう」と生徒会が企画。「Let’s☆東(まち)のクリーン大作戦!」と題し、全校生徒に自主的な参加を呼びかけたところ、約70人が集まった。
1、2年生は校内、3年生は通学路と近くの公園などを担当した。3~4人ずつで持ち場を決め、約1時間半、草抜きやごみ拾いを実施。ある女子生徒は「生徒会の人たちががんばっているので、手伝いたいと思った」と参加の動機を話した。
生徒会長の金坂尚斗君(15)は「夏休み中なのにたくさんの人が集まってくれた。うれしいです」と感激。奉仕する生徒の姿に地域の人たちは「暑いのにごくろうさん」と労っていた。(写真は生徒らの自主参加で行った東中のクリーン大作戦)
赤穂のメインストリート、駅前通りで7月28日、市民らが花苗を植える「駅前花いっぱいリレー事業」が行われた。
市民の手で快適な地域づくりを進めようと、昨年からスタートした取り組みで、今回で3回目。駅前商店街の商店主、関西福祉大の学生など約120人が参加し、今年2月に植えたパンジー、ビオラに代えて、マリーゴールドなど約3000株を歩道の植樹帯に整備した。
当初は先月14日に予定していたが台風のため延期。この日は一転、強い日差しが照りつける真夏日になった。
ボランティアで活動に加わった西はりま医療専門学校の大前加奈さん(30)は「ここを通る人の心を癒せるように長持ちして咲いてほしい」とタオルで汗をふきながら作業していた。(写真は駅前通りであった「花いっぱいリレー」)
7月16日に発生した新潟県中越沖地震の被災地を援助しようと、兵庫県共同募金会赤穂市支部は義援金の取次ぎ窓口をこのほど開設した。
中広の総合福祉会館内の同支部(℡42・1397)で、日祝を除く午前8時半~午後5時15分に受け付ける。集まった義援金の配分方法は新潟県などで構成する配分委員会で決定し、被災者に配分される。
御崎ポンプ場前の海で18日、有用微生物群を土と混ぜ合わせて団子状に固めたEMだんごの投入が行われ、小学生ら地域住民約150人が約1万個を投げ入れた。
御崎地区まちづくり推進協議会(村下龍彦会長)は水質浄化に効果があるとされるEMだんごの投入を平成15年から実施。6回目となる今回は同校3、4年生116人と保護者、自治会、老人会などが今月6日にだんごを制作した。
当初は14日に海へ投げ込む予定だったが、台風で延期。この日は総合学習の時間を活用して児童らが自分たちで丸めたEMだんごを次々と海に投げ入れた。
5年間で投入しただんごの数は通算で5万4000個に。「お母さんといっしょにだんご作りしたのが楽しかった」と話す4年生の平山奈津美さん(10)は「海がきれいになって、魚がいっぱい泳ぐようになったらいいな」と願っていた。(写真は勢いよくEMだんごを投入する御崎小児童)
稀少な藻場を守ろうと、御崎の赤穂海浜公園南海岸でアマモ種子の採取活動が行われた。
藻場の保全活動に取り組む西宮のNPO「アマモ種子バンク」が環境再生保全機構の助成を受けて実施。一般にも協力を呼びかけ、御崎小と尾崎小の3年生児童約130人が環境学習の一環として参加した。
この日は大潮で午前から沖合い150㍍のあたりまで浅瀬が広がった。児童らは主催者が用意したライフジャケットを着けて海に入り、種子が実った枝を探した。
足にからむアマモで転ばないように気をつけながら水に漂うアマモを注意深く選り分けると、米粒大の種が数粒入った稲穂のような枝を発見。御崎小と尾崎小の児童が交替で約1時間活動し、スタッフ分も合わせるとおよそ4万個の種子を採取できた。
「アマモは小さい魚の隠れ家になるので大切」と御崎小3年の上鍵政隆君(8)。同じクラスの鍬家菜々さん(8)も「きれいな海になってほしい」とアマモの効用に期待していた。
種子は同バンクが冷蔵保管し、秋に発芽キットにして再び児童らに配布。苗に育った状態で再び回収し、スタッフが御崎沖に植苗する計画だ。(写真は「噛むと甘いからアマモと言うんだよ」とスタッフに聞きながら種子を採取する児童ら)
■NPO「アマモ種子バンク」のホームページ
http://www10.ocn.ne.jp/~amamo.bk/
“兵庫県一低い山”として注目を集めている御崎の唐船山(標高19㍍)で県立山の学校(宍粟市山崎町)の生徒10人が15日、草刈りなど奉仕活動を行った。
同校は「自己の可能性への挑戦」をテーマに千種町・三室高原から唐船山まで川沿い約77㌔を2泊3日で歩き通す「千種川縦走」を毎年実施。「ゴール地点に使わせてもらっているお礼を」と今年初めて同山の清掃を申し出た。
宍粟の山々をフィールドに1年間の全寮制で自然体験活動を行う同校。生徒らは普段の経験を活かして草刈り機や電動のこぎりを巧みに扱い、約3時間作業した。
生徒の一人、山口亮吾君(16)は「植樹されている木を切らないように気をつけた」と額に汗を浮かべ、「千種川縦走は最後まで歩き切るようにがんばる」と健闘を約束。池田純人副校長は「縦走とともに唐船山清掃も毎年続けていきたい」と話していた。(写真は千種川縦走を前に唐船山で清掃奉仕する山の学校の生徒たち)
「このお金は年金の一部です。少しですが何かの役に立てて下さい」と本紙にこのほど手紙が届いた。
封筒の中には冒頭の文章が書かれた便せん1枚と折り目のない千円札3枚が同封。差出人は不明だが、筆跡などから毎年、本紙に善意の寄金を送り続けてくれている人と思われる。
* * *
本紙はこの善意が有意義に活用されることを願い、赤穂交通安全協会に寄付させていただきました。ありがとうございました。
市の福祉行政に役立てて―と上仮屋の大石神社宮司、飯尾義明さんがこのほど赤穂市に100万円を寄付した。
飯尾さんによると、寄付は4月に亡くなった父精さん(享年87歳)の遺志によるもの。
市は飯尾さんに感謝状を贈呈。「遺志を尊重して大切に使いたい」としている。
豊かな海環境を守ろうと藻場の保全活動を行っている市民グループが6月11日(月)、御崎沖でアマモの種子を採取する。環境教育の一環として御崎小3年生児童約40人も参加。「海を守る気持ちを広めたい」と一般ボランティアも募集する。
NPO「アマモ種子バンク」=西宮市=と市内の「海っ子倶楽部」が共催。同バンク事務局の芳田利春さんによると、アマモは赤穂周辺海域では5月から7月にかけて種子をつける。潮位が低い大潮を選んで活動日を決めた。
当日は午後1時に赤穂海浜公園「海の門」集合。南側の浅瀬で種の実った枝を約1時間採取する。集めた種子は来年2月までに発芽させ、同じ場所に植える予定だ。御崎小児童も採取から植付けまで一年を通して取り組む。
希望者には胴長を無料で貸出し。一般ボランティアの参加申込みは同バンク℡0798・42・3884まで。
自然豊かなふるさとの川を守ろうと活動している「千種川圏域清流づくり委員会」の代表に岡田國秀さん(62)=加里屋上町=がこのほど就任した。
同委員会は平成14年に当時の2市6町(千種町、佐用町、南光町、上月町、上郡町、赤穂市、相生市)の住民と行政で発足。初代代表は県立昆虫館の前館長で“千種川の守り神”と呼ばれる内海功一さん=佐用町船越=。
内海さんが高齢を理由に勇退し、発足以来副代表を務めていた岡田さんが4月に行われた総会で跡を引き継いだ。
岡田さんと千種川の関わりは約30年前に始まった。入会したライオンズクラブが毎年行っている千種川の水生生物調査に参加。クラブの会長を務めた平成13年には千種町の山林に広葉樹を植える「ライオンズの森」事業を企画立案した。
清流づくり委員会には準備委員会の段階から参加。「それまでの活動で千種川に愛着があったので」と積極的に活動に加わってきた。
「僕自身、子どものころはずっと川で遊んだ。ウナギのかごを仕掛けたり、ハエジャコを釣ったり。今でもあの楽しさが忘れられない」と述懐する。
活動テーマは「子どもたちといっしょに川に入ろう」。
「ふるさとの川に親しんでほしいし、まずは川のことを知ってほしい」と四季に応じた親水イベントを企画している。
イベントはほとんどが天候に左右される屋外開催だが、「実は晴れ男。これからも“晴れ続き”でいきたいですね」と岡田さん。「圏域住民のみなさんに千種川をもっと身近に感じてもらえるよう、熱意のあるスタッフとともに活動を進めたい」と抱負を話している。(写真は千種川圏域清流づくり委員会の代表になった岡田國秀さん)
川の生態系に大きく影響する水温を計ろうと、千種川圏域清流づくり委員会(岡田國秀代表)は8月5日(日)に実施する「第6回千種川一斉『川の体温調査』2007」の参加者を募集している。
川の生物は水質だけでなく、温度や水位の変化にも敏感に反応。酸欠やエサとなる藻類の死滅の原因となる水温の上昇は生き物にとって命取りになるという。
同委員会は設立した平成14年から毎年水温調査を実施。最も水温が上昇する8月初旬の午後に一斉調査を行ってきた。
今年も8月5日(日)に上流から下流まで約100カ所で調査を計画。赤穂市内でも有年、木津、北野中など10数カ所が調査地点になっている。
参加内容は当日の午後2時から3時の間に担当する地点に行き、水温を測定。記録した用紙と採取した水を午後4時までに上郡町役場に持参する。係員が回収する場合もある。温度計は主催者が貸し出す。
同委員会は「水温は川の健康状態を推し量るバロメーター。千種川の“健康診断”に協力を」と呼びかけ。例年、川の上中流域で人員が不足しており、「ドライブがてら測定に来てもらえればありがたい」と話している。
参加申込み、問合せは同委員会ネットワーク部会長の横山正さんまで。℡52・2549(夜間のみ)、メールはfzabiel@yahoo.co.jp
少林寺拳法赤穂支部は6日、山手町の市立養護老人ホームつつじ荘で美化奉仕を行った。
雨天にもかかわらず、部員と指導者、保護者ら約70人が参加。約1時間間半かけて大人は中庭の除草、子どもは屋内で窓ガラスを拭き掃除し、入所のお年寄りに喜ばれた。
第19回有年ふれあいゴルフコンペがこのほど行われ、100人が参加。交通安全に役立ててもらおうと、集まったチャリティ金2万500円を赤穂交通安全協会に寄付した。
赤穂市鷆和の三菱電機赤穂地区事業所は御崎の市立老人福祉センター万寿園(西田佳代施設長)に掃除機2台と空気清浄機1台をこのほど寄贈した。
同社は、社員からの寄付金に会社が同額を上乗せするマッチングギフト制度を平成4年度からスタート。「三菱電機ソシオルーツ基金」を創設し、福祉施設・団体などへの支援活動に役立てている。
赤穂市の最高峰・黒鉄山(430・9㍍)で18日、赤穂西中学校の生徒ら市民ボランティア約90人が頂上周辺を整備した。
大津自治会(旧林茂存会長)の呼びかけで同山の整備が始まったのは一昨年のこと。約50年間、人の手が入らず木々が生い茂っていた頂上部分を伐採し、展望を取り戻した。昨年も同じ時期に作業。木々の伐採のほか、登山道のロープ張りも行い、コースの安全性を高めた。
今年も過去2年と同様、赤穂西中学校の生徒有志が参加。1年から3年まで約45人が50分ほどかけて急峻な山道を登り、大人たちがチェーンソーで切り倒した幹や枝を回収。藤田晴基校長ら職員もともに汗を流し、およそ3時間の作業で約15㌃を開拓した。
今回の整備で頂上の展望スペースは約50㌃まで広がった。南に瀬戸内、西は牛窓、北は中国山脈が臨める大パノラマ。これまで登山客が頂上と勘違いしていた関西電力の反射板からも本当の頂上が見えるようになった。
「これでより多くの人に赤穂の最高峰からの眺望を楽しんでもらえる」と旧林会長。
同校生徒会長の橋本将太君(15)は「地域の人といっしょに活動できた。見晴らしも気分もスッキリ」と笑顔。小学校以来3年ぶりに登った山本遼平君(15)は「前は木がいっぱいで何も見えなかった。こんなに広くなって驚いた」と活動の成果にびっくりしていた。
大掛かりな伐採は今回で終了。「来年は登山道の段整備や登頂記録ポストの設置に取り組みたい」(旧林会長)との予定だ。(写真は今年で3年目だった黒鉄山の頂上整備)
赤穂ライオンズクラブ(三木博之会長)は昨秋に実施した水生生物調査の結果をまとめた冊子「千種川の生態」(A4版、30頁)をこのほど発刊した。
水生生物調査は同クラブの継続事業で、今回で34回目。昨年9月に実施された一斉採集日には沿川5クラブの会員と小中高生ら約460人が参加。流域55カ所で川に入って調査し、約80種の水生生物を合計約4200匹採集した。
赤穂市内では有年橋、高雄、大津川など6カ所で調査。水質判定の指標生物としてはヒラタドロムシ、コガタシマトビケラなどが多く採集され、いずれのポイントも昨年と同じ階級Ⅱ(少しきたない水)と判定された。
冊子には参加者の感想文も掲載。加里屋川で調査に参加した赤穂小5年の小田悠二郎君と佐野典之君は「これからも調査を続けて上流みたいにきれいな川にしたい」と感想を寄せている。(写真は今年も発刊された冊子「千種川の生態」)
住民の手で快適な地域をつくろうと18日、「第2回駅前花いっぱいリレー」が加里屋の駅前通りで行われ、住民ら約60人がパンジー、ビオラ計3000株を植樹帯に植えた。5月末ごろまで花を咲かせるという。
同通りでは昨年6月、商学連携事業として関西福祉大の学生と地元商店街が協力して花壇を整備。それをきっかけに県の「いきいき県土づくりプログラム」に認可。9月には商店街が主体となってマリーゴールドなど1500株を植え、各店舗前にある花の世話を商店主らが行ってきた。
今回の作業には商店主ら地域住民と関西福祉大生のほか、作業2日前に道沿いの清掃活動を行った赤穂高生徒会も参加した。
午前10時に集合した参加者らは国道250号からみなと銀行前交差点まで約350㍍の随所にある植樹帯で雑草抜き。腐葉土を混ぜて耕したところに黄、白、紫、オレンジなど色とりどりの花苗を1株ずつ手で植えた。
それぞれの花壇には、最寄りの店名が入った木製看板も立てられた。駅前商店街の関係者は「おもてなしの心をもって店の前のお花を世話したい」。
同商店街では来年度以降も年3回の植え替えを予定している。(写真は駅前通り一帯で行われた植花)
坂越橋などで50年間にわたり、子どもたちの登校園を見守ってきた砂子の自転車販売業・藤田哲之さん(75)が1月末で“勇退”。長年の活動を労おうと坂越小で6日、感謝会が催された。
藤田さんが交通立ち番を始めたのは25歳のころ。当時は国道筋で交通事故が頻発。「子どもたちを事故から守りたい」と店舗があった旧坂越橋東詰の交差点に交通指導員として毎朝立つようになった。雨や雪の日はかっぱを着て立ち、少々の熱でも休まなかったという。
平成12年に店を移転してからも坂越橋西詰で立ち番を続けてきたが先月、「高齢のため、1月いっぱいで立ち番をやめざるをえません」と学校に申し出た。
「児童みんなでお礼を」と開かれた感謝会では河東正幸・PTA会長が感謝状を贈呈。児童を代表して6年生の川西航平君(12)が「毎朝、橋の前に立つことは簡単ではありません。本当にご苦労様でした」とお礼の言葉を述べ、感謝の手紙を綴じた冊子と鉢花を贈った。
藤田さんは当初、「(立ち番を始めたのは)40年前くらい」としていたが、本紙の過去記事などからさらに10年ほど前だったことがわかった。
児童らからの手紙には、「藤田さんが注意してくれたおかげで安全に登校できました」「これからもお元気で」など感謝と労いの言葉が何枚も。
「厳しく叱りつけたこともあったが、みんな素直にきいてくれた」と藤田さん。「50年間、子どもらを事故から守れたのが自分としては満足。これからも交通ルールを守って元気に登校してほしい」と手紙に目を細めていた。(写真は「長い間ありがとうございました」と児童から拍手で送られた藤田哲之さん)
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